REVIEW

世界で一番しあわせな食堂

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『世界で一番しあわせな食堂』アンナ=マイヤ・トゥオッコ/チュー・パック・ホング

舞台はフィンランド北部の小さな村。そこでフィンランド人女性のシルカが、1人で食堂を経営しています。ある日、中国からやって来た料理人のチェンとその息子ニュニョがお店を訪れます。最初は言葉の壁があり、シルカや地元の人々と上手く交流ができずにいましたが、あることをきっかけにチェンがお店で料理を振る舞うことになり、地元の人々と次第に心を通わせていきます。フィンランドの美しい景色や文化に触れられ、旅行気分を味わえるのも本作の醍醐味ですが、チェンが作る、心にも体にも優しい中国料理も注目ポイント。生理痛でお腹が痛いと言うシルカに、「そういう時は糖分と冷たいものは良くない」とアドバイスし、温かい薬膳スープを作ったり、他の地元の人々も彼が作る料理を食べて体調が改善するなど、健康に良い料理がたくさん登場します。
全体的に展開の早いタイプの作品ではありませんが、ゆっくりとシルカとチェン親子が心を通わせていく姿にはとても癒やされます。海外旅行好き、異文化交流に興味のある方は、ぜひ本作で疑似体験してみてください。

デート向き映画判定
映画『世界で一番しあわせな食堂』アンナ=マイヤ・トゥオッコ/チュー・パック・ホング

デートにもオススメです。シャイなチェンとオープンなシルカという真逆のタイプの2人が少しずつ心を通わせて、関係を深めていく様子はとても素敵。前半は、恋愛に発展するのかしないのか微妙な関係性が描かれ、観ているこちらもドキドキしますが、実際にこういう恋愛をされている方も多いのではないでしょうか?友達以上恋人未満の相手がいる場合は、ぜひシルカがチェンの心の扉を開いていく様子を参考にしてみてください。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『世界で一番しあわせな食堂』チュー・パック・ホング/ルーカス・スアン

皆さんはチェンの息子ニュニョの目線で観られると思います。ニュニョは最初、お父さんに欲しいものや、本当にやりたいことをなかなか言えず、ゲームばかりしています。その原因については本編で明かされますが、もし皆さんが彼の立場だったらどうするか考えながら観てみてください。また、本作ではフィンランドの自然や文化がたくさん観られるので、これを機にフィンランドについて調べてみるのも良いと思います。

映画『世界で一番しあわせな食堂』アンナ=マイヤ・トゥオッコ/チュー・パック・ホング/カリ・ヴァーナネン/ルーカス・スアン/ヴェサ=マッティ・ロイリ

『世界で一番しあわせな食堂』
2021年2月19日より全国順次公開
ギャガ
公式サイト

©Marianna Films

TEXT by Shamy

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス たしかにあった幻【レビュー】

フランス、パリから神戸にやってきたコリー(ヴィッキー・クリープス)を主人公とした本作では、コリーの目線を通して日本人の死生観が…

映画『禍禍女』南沙良 禍禍女【レビュー】

南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、鈴木福といった若手実力派が名を連ね、ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた本作は、監督自身が経験した実際の恋愛を基に作られた…

Netflix映画『ジェイ・ケリー』アダム・サンドラー アダム・サンドラー【ギャラリー/出演作一覧】

1966年9月9日生まれ。アメリカ生まれ。

映画『レンタル・ファミリー』ヒット祈願&記者会見:HIKARI監督、ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、ゴーマン シャノン 眞陽、柄本明 この作品は孤独、寂しさへのラブレター『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー来日!ヒット祈願&記者会見

『37セカンズ』で世界的な注目を集めたHIKARI監督の最新作『レンタル・ファミリー』の公開を控え、主演のブレンダン・フレイザーが約2年ぶりに来日を果たしました。

映画『FRÉWAKA/フレワカ』クレア・モネリー FRÉWAKA/フレワカ【レビュー】

REVIEWタイトルになっている“フレワカ”は、「現地の言葉<fréamhacha(フレー…

映画『トゥギャザー』アリソン・ブリー/デイヴ・フランコ トゥギャザー【レビュー】

とにかく強烈な作品です(笑)。脚本も担当したマイケル・シャンクス監督は…

映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ ツーリストファミリー【レビュー】

スリランカでの苦しい生活から逃れるために、インドに密入国した一家が主人公の本作は、新人監督によって低予算で作られた作品でありながら…

映画『喝采』ピアース・ブロスナン ピアース・ブロスナン【ギャラリー/出演作一覧】

1953年5月16日生まれ。アイルランド、ナヴァン出身。

映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』ローラ・カーマイケル/ミシェル・ドッカリー 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年1月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年1月】のアクセスランキングを発表!

映画『ほどなく、お別れです』浜辺美波/目黒蓮 ほどなく、お別れです【レビュー】

累計70万部を突破したベストセラー、長月天音著「ほどなく、お別れです」シリーズを原作とする本作は、浜辺美波、目黒蓮をはじめとし…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  2. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  3. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集

REVIEW

  1. 映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス
  2. 映画『禍禍女』南沙良
  3. 映画『FRÉWAKA/フレワカ』クレア・モネリー
  4. 映画『トゥギャザー』アリソン・ブリー/デイヴ・フランコ
  5. 映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP