REVIEW

チケット・トゥ・パラダイス

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『チケット・トゥ・パラダイス』ジュリア・ロバーツ/ジョージ・クルーニー

20年前に離婚してから犬猿の仲のデヴィッド(ジョージ・クルーニー)とジョージア(ジュリア・ロバーツ)は、愛娘のリリー(ケイトリン・デヴァー)が旅行先のバリ島で出会った男性と電撃結婚すると知らされ、阻止しようとバリ島へ飛びます。自分達が経験した失敗を娘にさせまいと、デヴィッドとジョージアは嫌々ながら結託。あらゆる姑息な手段を使って、娘の結婚を阻止しようとします。
どんな展開になるのかは本編を楽しみにしていただくとして、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが険悪な元夫婦を演じるラブコメというだけで興味をそそられますよね。2人の見事なコンビネーションと演技力で安心して楽しめるのはもちろん、劇中ではツッコミを入れたくなるわかりやすいシーンが満載です。リュカ・ブラヴォーが演じるキャラクターも良い感じでスパイスとなっています。また、リリーの婚約者を演じたマキシム・ブティエ(マキシム・ブーチェ)が何とも爽やか!彼が演じたキャラクターがかなりの好青年なので観ていて癒されると思います。
バリ島の風景も本当に綺麗で、魅力的なキャスト揃いということもあり眼福です。良い意味で王道ハリウッドラブコメディの魅力を全面に押し出した本作は映画好き女子が気に入ること間違いナシです。

デート向き映画判定
映画『チケット・トゥ・パラダイス』ジュリア・ロバーツ/ジョージ・クルーニー

わざわざいわなくても見た目の通りにデートムービーです!男女関係がもつれる部分はありますが、おもしろおかしく描かれていて気楽に観られます。ただし、過去の恋愛に大きな悔いを残してきたままの方は、もしかしたら何らかの刺激を受ける可能性があります。そういう意味では、自分の恋愛について振り返りたい方は1人で観るほうが良さそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『チケット・トゥ・パラダイス』ケイトリン・デヴァー/マキシム・ブティエ

キッズにはまだピンとこないかもしれませんが、結婚を想像し始めるお年頃のティーンなら、リリーの目線で自分が今結婚すると言ったら両親はどんな反応をするのか、シミュレーションできる内容だと思います。若い2人がどんな風に親の反対に対処していくのかという目線で観ても参考になると思います。深いことは考えずに気楽に観るのもアリですよ。

映画『チケット・トゥ・パラダイス』ジュリア・ロバーツ/ジョージ・クルーニー

『チケット・トゥ・パラダイス』
2022年11月3日より全国公開
東宝東和
公式サイト

© 2022 Universal Studios. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『コカイン・ベア』 コカイン・ベア

タイトルからおわかりの通り、本作はコカインと熊のお話…

Netflix映画『ちひろさん』有村架純 ちひろさん

物語が進むほど、人間の深いところに潜っていけるストーリーです。元風俗嬢の“ちひろさん…

映画『リトル・マーメイド』ワールドプレミア、メリッサ・マッカーシー メリッサ・マッカーシー

1970年8月26日アメリカ生まれ。ニューヨークでスタンダップ・コメディアンとしてのキャリアをスタートする。その後…

海外ドラマ『シークレット・インベージョン』サミュエル・L・ジャクソン シークレット・インベージョン

自由自在に他人に擬態できる能力を持つ異星人“スクラル”が要人等になりすまし、地球を乗っ取ろうとしている状況で…

映画『シアター・キャンプ』モリー・ゴードン シアター・キャンプ

キービジュアルや場面写真を見るだけでも、サーチライト・ピクチャーズ作品のいい匂いがプンプン漂ってきて…

映画『BAD LANDS バッド・ランズ』安藤サクラ/山田涼介 BAD LANDS バッド・ランズ

「破門」(第151回直木賞を受賞)や「後妻業」などで知られる黒川博行による小説を映画化…

映画『PIGGY ピギー』ラウラ・ガラン PIGGY ピギー

ティーンエイジャーを主人公とした成長物語をこうしたストーリーで…

映画『ロスト・キング 500年越しの運命』サリー・ホーキンス ロスト・キング 500年越しの運命

筋痛性脳脊髄炎を患いながらも、子育てと仕事を両立させてきたフィリッパ(サリー・ホーキンス)は…

映画『犬部!』安藤玉恵 安藤玉恵(あんどう たまえ)

1976年8月8日生まれ。東京都出身。早稲田大学在学中に演劇を始め…

映画『ファッション・リイマジン』 ファッション業界のこれまでとこれから

流行しているファッションを見ると、その時代、社会が見えて…

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

おすすめ記事

映画『ヒッチコックの映画術』アルフレッド・ヒッチコック 映画好きが選んだアルフレッド・ヒッチコック監督人気作品ランキング

アルフレッド・ヒッチコックが監督をした作品(1950年以降に制作された作品)について正式部員の皆さんに投票いただきランキングを作成しました。名作揃いのなか、どの作品が1位となったのでしょうか?

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』来日記者会見:クエンティン・タランティーノ 映画好きが選んだクエンティン・タランティーノ監督人気作品ランキング

今回は、これまでクエンティン・タランティーノが監督をした作品(脚本担当作は除く)について正式部員の皆さんに投票いただきランキングを作成しました。

映画『アイスクリームフィーバー』吉岡里帆/詩羽(水曜日のカンパネラ) 映画好き女子が選んだ【ガールズムービー邦画ランキング】

今回は邦画のガールズムービー(女性同士の友情や交流などを描いた作品)を集めました。候補作品は編集部が独断で選抜し、正式部員の皆さんの投票によるランキングを作成しました 。部員の皆さんによる熱いコメントも参考に、お気に入りのガールズムービーを探してみてください!

TSUTAYA TV

REVIEW

  1. 映画『コカイン・ベア』
  2. Netflix映画『ちひろさん』有村架純
    ちひろさん

  3. 海外ドラマ『シークレット・インベージョン』サミュエル・L・ジャクソン
  4. 映画『シアター・キャンプ』モリー・ゴードン
  5. 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』安藤サクラ/山田涼介

PRESENT

  1. 映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』
  2. 中国ドラマ『千紫万華(せんしばんか)〜重紫(ちょうし)に捧ぐ不滅の愛〜』QUOカード、ヤン・チャオユエ/シュー・ジェンシー
  3. 中国ドラマ『花令嬢の華麗なる計画』QUOカード、シュー・ジェンシー(徐正溪)/モン・ズーイー(孟子義)
PAGE TOP