謎に包まれた最新作の新情報が明らかとなるローンチイベントが、“007”シリーズのゆかりの地の1つ、記念すべきシリーズ第一作目の『007/ドクター・ノオ』(1963)のロケ地ジャマイカで開かれました。その模様は4月25日(木)21時10分頃(日本時間)から、全世界同時にライブストリーミングされ大きな話題を呼びました。
まずイベントには、“007”シリーズを牽引してきた製作のバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン、本作の監督に抜擢された日系アメリカ人のキャリー・フクナガ監督が登壇。その後、最新作に登場するキャスト陣が続々と発表。続投キャストとして、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト。さらに新キャストとしてアナ・デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレックが出演することが明かされました。
続けて、前作から引き続きジェームズ・ボンド役の主演ダニエル・クレイグ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、アナ・デ・アルマス、ラシャーナ・リンチがQ&Aトークセッションに登壇。
ダニエルは、「25作品も続く“007”シリーズが何故これほどまでにも愛されているのか?」との質問に、「“007”シリーズは、僕自身子どもの頃から家族と一緒に観ていた大好きな作品だ。原作者のフレミングによって作りこまれたキャラクターや設定、舞台背景が、映画でもしっかりと踏襲されていることで、ボンドというキャラクターは違った役者が演じても、一貫性が保たれている。それが、ファンが長年経ってもついてきてくれる理由なんだろうね」と分析。
続けて、本作で記念すべき25作品目を手掛けることとなったキャリー監督は「僕にとって、ダニエルが一番お気に入りのボンドなんだ。だから、今作はこれまでの作品のなかで“最高の007だ”といわれるもの仕上げ、ダニエルに有終の美を飾らせてから、次にバトンタッチしたい。僕はこの映画でベストを尽くしているから、きっと次の監督にはハードルが高くなってしまうと思うよ(笑)」と自信をのぞかせた。
最後に、ダニエルは「お気に入りのボンドカーは?」と問われ、「アストンマーティン・DB5だよ」と笑顔で答え、和やかなムードのなか会見は幕を閉じました。
ダニエル・クレイグの続投はないという噂もありましたが、また演じてくれて嬉しいですね!ラミ・マレックの参戦もあり、これは観ないわけにはいきませんね。公開が待ち遠しい〜。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
2021年10月1日より全国公開
出演:ダニエル・クレイグ/レイフ・ファインズ/ナオミ・ハリス/ロリー・キニア/レア・セドゥ/ベン・ウィショー/ジェフリー・ライト/アナ・デ・アルマス/ダリ・ベンサーラ/デヴィッド・デンシック/ラッシャーナ・リンチ/ビリー・マグヌッセン/ラミ・マレック
監督:キャリー・フクナガ
脚本:ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、
キャリー・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
配給:東宝東和
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