REVIEW

オールド・ガード

  • follow us in feedly
  • RSS
Netflix映画『オールド・ガード』シャーリーズ・セロン

凄腕兵士を集めた秘密の軍団みたいな設定はよくありますが、本作のキャラクター達は何百年と生きる者達で結成されているという点がユニークです。そして完全に不死ではなく、死が突然訪れるというところにスリルとおもしろさがあります。彼等は頭を撃たれても、胸を刺されても生き返り、怪我をしても治ります。でも痛さや苦しさは普通の人間と同じように感じるので、生身の人間同士で戦うアクションシーンの緊張感はそのままに、何度も“復活”して一人ひとりが大勢を倒していく爽快感もたまりません。これはNetflixオリジナル映画で、劇場公開はありませんでしたが、マーシャルアーツ、ガン・アクションがふんだんにあり、映画館の大きなスクリーンで観ても楽しめるスケールです。そして、シャーリーズ・セロンが本当にカッコ良いので改めて惚れちゃいます。さらに彼等が何らかの形で歴史に携わってきたというくだりが何とも粋です。観ているこちらも「今は報われないことでも、いつか報われることがあるかも」と、希望と元気をもらえます。

デート向き映画判定
Netflix映画『オールド・ガード』シャーリーズ・セロン/キキ・レイン/マーワン・ケンザリ/ハリー・メリング

ロマンチックな展開がなく、美しい女性が登場しながらもサバサバしていて、逆にデートでも観やすいです。陰謀が見え隠れするハラハラドキドキな展開もあり、テンポ良く物語が進むので2時間5分という上映時間もそれほど長く感じないはず。ただ、キャラクターの設定上、「彼等はこれでも死にましぇん」ということを表現するためか、結構痛々しいシーン、グロいシーンもあるので、そういうのが苦手な相手には配慮してあげてください。

キッズ&ティーン向き映画判定
Netflix映画『オールド・ガード』シャーリーズ・セロン/キキ・レイン

“なかなか死なない”謎の精鋭部隊は最強であり、戦い方も豪快で、そのカッコ良さに憧れる人もいるのではないでしょうか。女性キャラクター達も凄腕で、男女共にキャラクターの一員になった気分で楽しめます。ストーリーもシンプルながら、推理的な要素もあるので、サスペンスアクションとして楽しめます。ちらっと実際の歴史も話題に出てくるので、興味を持てた史実があったら、実際の内容を調べてみると、学校の勉強にも役立ちますよ(史実にフィクションを絡めて、こんなことが背景にあったらおもしろいよねっていう設定なので、史実と映画がごっっちゃにならないようにだけ気を付けましょう・笑)。

Netflix映画『オールド・ガード』シャーリーズ・セロン/キキ・レイン/マーワン・ケンザリ/ハリー・メリング/ベロニカ・グゥ

『オールド・ガード』
2020年7月10日よりNetflixにて配信開始
公式サイト

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 映画に隠された恋愛哲学とヒント集80:おしどり夫婦こそ油断禁物!夫婦関係の壊れ方

どんなに仲が良く、相性の良さそうな2人でも、夫婦関係が壊れていく理由がわかる3作品を取り上げます。

映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン マルドロール/腐敗【レビュー】

国民を守るためにあるはずの組織が腐敗し機能不全となった様を描いた本作は、ベルギーで起き、1996年に発覚したマルク・デュトルー事件を基に…

映画『消滅世界』蒔田彩珠 消滅世界【レビュー】

ジェンダー、セックスのどちらにおいてもこれまでの常識を覆す価値観が浸透した世界を描いた本作は、村田沙耶香著の同名小説を原作として…

映画『ナイトフラワー』森田望智 森田望智【ギャラリー/出演作一覧】

1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 佐藤さんと佐藤さん【レビュー】

同じ佐藤という苗字のサチ(岸井ゆきの)とタモツ(宮沢氷魚)は、セリフにも出てくるように「結婚しても離婚しても佐藤」です…

映画『楓』福士蒼汰/福原遥 『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大 兄を持ち運べるサイズに【レビュー】

原作は、村井理子が書いたノンフィクションエッセイ「兄の終い」…

映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 3名様プレゼント

映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 3名様プレゼント

映画『見はらし世代』井川遥 井川遥【ギャラリー/出演作一覧】

1976年6月29日生まれ。東京都出身。

映画『WEAPONS/ウェポンズ』 WEAPONS/ウェポンズ【レビュー】

ある町から突然17人の子どもが同時に行方不明になるところから始まる本作は、“IT/イット”“死霊館”シリーズなど、傑作ホラーを多数世に送り出してきた…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン
  2. 映画『消滅世界』蒔田彩珠
  3. 映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚
  4. 映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大
  5. 映画『WEAPONS/ウェポンズ』

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP