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嘘喰い【レビュー】

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映画『嘘喰い』横浜流星

命を賭けて一攫千金を狙う者達が、あらゆる手を使ってイカサマで駆け引きをする様を描いた本作は、集英社ヤングジャンプで2006から2017年に連載され、シリーズ累計で880万部(全49巻)を突破した迫稔雄のギャンブル漫画「嘘喰い」を原作としています。主人公、斑目貘(まだらめばく)を演じる横浜流星が髪を銀色に染め、独特なファッションに身を包んでいる点も見どころの1つです。
いろいろなタイプのギャンブルが出てきますが、基本何やってもOKという設定なので、頭を使うもお金を使うもありという点で、キャラクターそれぞれの強みにバリエーションがあります。命がけのギャンブルというところで、過激なシーンもあれば、気味が悪い設定も出てきます。そういったところにも本作の味が出ているのではないでしょうか。皆さんも観ながら、主人公と一緒に嘘を見破れるかチャレンジしてみてください。

デート向き映画判定
映画『嘘喰い』横浜流星/佐野勇斗/白石麻衣

ちょっと痛々しいシーンも出てくるので、相手の好みがわからない場合は、デートでは避けたほうが良いかもしれません。ただ、嘘を見抜くストーリーでハラハラドキドキが楽しめるので、観終わった後に「あのシーンで真相に気付いた!」など会話のネタになる部分もあります。2人とも好きそうな作品に思えたらデートで観ても良いと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『嘘喰い』横浜流星/本郷奏多/村上弘明/三浦翔平

キッズやティーンの皆さんが好きなジャンルではないでしょうか。斑目の相手が使う嘘やトリックのレベルもだんだんと高度になってくるので、頭の体操になる部分もありそうです。1人で観るよりは、誰かと観て、鑑賞後にアレコレ話すと楽しいでしょう。

映画『嘘喰い』横浜流星/佐野勇斗/白石麻衣/本郷奏多/森崎ウィン/櫻井海音/木村了/鶴見辰吾/村上弘明/三浦翔平

『嘘喰い』
2022年2月11日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

©迫稔雄/集英社 ©2022映画「嘘喰い」製作委員会

TEXT by Myson

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