REVIEW

ウェディング・ハイ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ウェディング・ハイ』篠原涼子/中村倫也/関水渚/岩田剛典/向井理/高橋克実

あるカップルの結婚式の準備から本番までのドタバタを描いた本作は、お笑い芸人のバカリズムが脚本を担当しています。バカリズムといえば、『架空OL日記』や『地獄の花園』など女子の世界を描いた作品を複数手掛けていて、本作も含めすごくよく女子を観察しているなというのがストーリーから伝わってきます。なぜそんなにリアルに表現できるんだろうというほど細かいやり取りが描かれていて、何でもないシーンでもクスッと笑えます。
また、結婚式の準備で揉めたという話は私も複数の友人から聞いていますが、本作でもカップルのそんな様子が生々しく描かれています。ある意味ステレオタイプとも言えるのかもしれませんが、女子の思考、男子の思考の傾向をよく掴んで表現していて、「ありそう、ありそう」と思いながら楽しんで観られます。さらに一癖も二癖もある結婚式のゲスト達は映画だからこそ“夢の競演”を果たしていて、意外なところでドラマチックな展開を迎えます。ネタバレするので詳しくは書けませんが、とある余興が素晴らしいのでぜひ楽しみにしてください。
そして、結婚式の裏でうごめいているストーリーも最後に一気に伏線が回収されるおもしろさがあります。最後の最後までクスッと笑える展開が続くので気楽に観られて、気分転換にもオススメの作品です。

デート向き映画判定
映画『ウェディング・ハイ』篠原涼子/中村倫也/関水渚

最近は結婚式のスタイルも多様化しているようなので、披露宴までするカップルがどれくらいいるのかわかりませんが、本作を観るとやっぱりこういう結婚式も良いなと思えます。これから結婚式の準備を始めるカップルは、いろいろと参考になる部分もあると思うのでデートで観るのも良いでしょう。クセの強いキャラがたくさん出てくるコメディでシンプルに娯楽としても楽しめるので、デートにも誘いやすいはずです。そういう利点を活かして、そろそろ結婚について話し合いたいカップルは、本作の鑑賞を機に話題を切り出してみてはどうでしょうか?

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ウェディング・ハイ』篠原涼子

年齢を問わずわかりやすい笑いがふんだんにあり、キッズやティーンの皆さんのツボにもハマると思います。結婚式に参加している気分でいろいろな余興も楽しめます。皆さんのご両親の世代にはこういう結婚式をしていた方も多いと思うので、一緒に映画を観た後はアルバムなどで結婚式の写真を家族で振り返るのも良いですね。

映画『ウェディング・ハイ』篠原涼子/中村倫也/関水渚/岩田剛典/向井理/高橋克実

『ウェディング・ハイ』
2022年3月12日より全国公開
松竹
公式サイト

© 2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ブロークン・ヴォイス』カテジナ・ファルブロヴァー ブロークン・ヴォイス【レビュー】

日本でも公演を行っていた、チェコ、プラハの名門少年少女合唱団“バンビーニ・ディ・プラーガ”で、1984年から2004年にかけて、少なくとも49人の少女が性被害を受けていました…

映画『向田理髪店』白洲迅 白洲迅【ギャラリー/出演作一覧】

1992年11月1日生まれ。東京都出身。

映画『煙突の中の雀』 『煙突の中の雀』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『煙突の中の雀』一般試写会 5組10名様ご招待

【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!

今回から、映画学ゼミSeason2として、プチリニューアルして開催します。Season2のコンセプトは、「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求」です。

映画『我々は宇宙人』 我々は宇宙人【レビュー】

これは大旋風を巻き起こす予感!才能溢れる傑作を目の当たりにして勝手に震えております(笑)…

映画『To Leslie トゥ・レスリー』アリソン・ジャネイ アリソン・ジャネイ【ギャラリー/出演作一覧】

1959年11月19日生まれ。アメリカ、オハイオ州出身。

映画『モネと時間旅行』アブラム・ヴァプレ/ヴァンサン・マケーニュ/ジュリア・ピアトン/ジヌディーヌ・スアレム モネと時間旅行【レビュー】

REVIEW2026年は、印象派を代表する巨匠クロード・モネ没後100年のメモリアルイヤー…

映画『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』マーク・マーフィー ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?【レビュー】

本作は、ベトナム戦争を経験した元兵士で帰還後もPTSDに苦しめられた、アレン・ネルソンの実話を基にした作品です…

映画『ナイトボーン -夜哭-』ルパート・グリント ルパート・グリント【ギャラリー/出演作一覧】

1988年8月24日生まれ。イングランド、エセックス州ハーロウ出身。

実写映画『ルックバック』出口夏希/蒔田彩珠 ルックバック【レビュー】

藤本タツキによる原作漫画「ルックバック」は、「2024年には劇場アニメ化され、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。2026年7月現在、発行部数は100万部を突破して」おり、「本作は、藤本タツキ作品として初の実写映画化」となります…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!

今回から、映画学ゼミSeason2として、プチリニューアルして開催します。Season2のコンセプトは、「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求」です。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  3. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人

REVIEW

  1. 映画『ブロークン・ヴォイス』カテジナ・ファルブロヴァー
  2. 映画『我々は宇宙人』
  3. 映画『モネと時間旅行』アブラム・ヴァプレ/ヴァンサン・マケーニュ/ジュリア・ピアトン/ジヌディーヌ・スアレム
  4. 映画『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』マーク・マーフィー
  5. 実写映画『ルックバック』出口夏希/蒔田彩珠

PRESENT

  1. 映画『煙突の中の雀』
  2. ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活2』のん/藤ヶ谷太輔
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP