REVIEW

20歳のソウル【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『20歳のソウル』神尾楓珠

千葉県船橋市立船橋高等学校に代々受け継がれている応援曲“市船soul“を作曲した青年と、彼を取り巻く人々の実話が映画化された本作。前半は高校生の大義(神尾楓珠)と仲間達が吹奏楽に打ち込む様子が描かれており、後半では大義の体に異変が生じ、展開が変わっていきます。大義達が、吹奏楽やよさこいに取り組む姿はまさに青春を象徴していて、大人にとっては懐かしい気持ちになったり、若かりし頃の純粋な気持ちを思い出させてくれます。また、大義が音楽と向き合う姿や仲間達の交流はもちろん、吹奏楽部の顧問の高橋先生(佐藤浩市)とのやり取りも見逃せません。高橋先生は生徒達ととても良い距離感で付き合い、ここぞという時に的確なアドバイスをするので、大義が尊敬するのも納得できます。高橋先生の言葉はどんな人にも刺さる名言だらけなので、ぜひ注目してみてください。
大義を演じた神尾楓珠をはじめ、佐藤浩市、尾野真千子、福本莉子など、脇を固めるキャストもとても豪華で、それぞれ印象に残る演技を披露しています。神尾楓珠は、トロンボーンを吹いたり、大旗を持ち上げたりと、いつも以上にカッコ良いシーンが多かったように感じます。後半の難しいシーンとのコントラストも効いていて、本当に全力で大義役に臨んでいることが伺えます。
日々いろいろなことに追われながら過ごしていると、なかなか日常の大切さを感じることができませんが、本作を観ることで毎日のありがたみを感じられ、日常の過ごし方を見直す良いきっかけになると思います。

デート向き映画判定
映画『20歳のソウル』神尾楓珠/福本莉子

恋愛中心の物語ではありませんが、デートでも観て欲しい作品です。大義と夏月(福本莉子)は大きな壁にぶつかりますが、2人がしっかりと向き合い、支え合う姿には胸を打たれます。カップルとしてとても理想的な関係を築いているので、ぜひ彼らのようなカップルを目指してみてください。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『20歳のソウル』神尾楓珠/佐藤浩市

136分の上映時間がキッズに耐えられるかわかりませんが、内容としては皆さんにもオススメです。大義の高校生から20歳までの姿が映し出されているので、ティーンは等身大で観られるでしょう。大義達のように何かに一生懸命になっている人はもちろん、今は一生懸命になれるものが見つかっていなかったとしても、一度しかない青春を存分に楽しむことが大切だと気づかせてくれる作品です。

映画『20歳のソウル』神尾楓珠/尾野真千子/福本莉子/佐野晶哉(Aぇ!group/関西ジャニーズJr.)/高橋克典/佐藤浩市

『20歳のソウル』
2022年5月27日より全国公開
日活
公式サイト

© 2022「20歳のソウル」製作委員会

TEXT by Shamy

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『君が最後に遺した歌』道枝駿佑/生見愛瑠 君が最後に遺した歌【レビュー】

タイトルに「遺した」とあるので、悲しい展開を予想される方もいるでしょう。ただ、それだけではなく…

Amazon Prime Video映画『ムーンフォール』ハル・ベリー ハル・ベリー【ギャラリー/出演作一覧】

1966年8月14日生まれ。アメリカ、オハイオ州クリーブランド生まれ。

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』ライアン・ゴズリング プロジェクト・ヘイル・メアリー【レビュー】

タイトルについている“プロジェクト・ヘイル・メアリー”とは、“イチかバチか(ヘイル・メアリー)”のプロジェクトという意味…

映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』山﨑賢人/山田杏奈 ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編【レビュー】

本作は野田サトル氏による原作コミック “第一部の総括”的ポジションにあたるといわれており…

映画『スペシャルズ』佐久間大介(Snow Man) 佐久間大介【ギャラリー/出演作一覧】

1992年7月5日生まれ。東京都出身。

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ 『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』キム・へヨン監督来日記念試写イベント 6組12名様ご招待

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』キム・へヨン監督来日記念試写イベント 6組12名様ご招待

映画『キング・オブ・キングス』 『キング・オブ・キングス』ムビチケカード 3名様プレゼント

映画『キング・オブ・キングス』ムビチケカード 3名様プレゼント

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジャパンプレミアイベント、ティモシー・シャラメ、ジョシュ・サフディ監督、川口功人、窪塚洋介 ティモシー・シャラメ「高い情熱を常にキープすることを意識しました」『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』来日ジャパンプレミアイベント

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』来日ジャパンプレミアイベント:ティモシー・シャラメ、ジ…

映画『私がビーバーになる時』 私がビーバーになる時【レビュー】

「こんなストーリーなのか!」と、良い意味で想像と全く異なる展開に…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』 私ならこうする!『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』を観た女子の本音

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』をトーキョー女子映画部正式部員の皆さんに観ていただき、感想や「私ならこうする!」を聞いてみました。

【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集! 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!

映画を観終わった後に「運命は変えられない」と思ったり、「何事も自分次第」と思うことがありますよね。そういった背景にあるのかもしれない心理的概念として、今回は、ローカス・オブ・コントロール(Locus of Control)を取り上げます。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  3. 映画『グッドワン』リリー・コリアス

REVIEW

  1. 映画『君が最後に遺した歌』道枝駿佑/生見愛瑠
  2. 映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』ライアン・ゴズリング
  3. 映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』山﨑賢人/山田杏奈
  4. 映画『私がビーバーになる時』
  5. 映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ティモシー・シャラメ

PRESENT

  1. 映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ
  2. 映画『キング・オブ・キングス』
  3. 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』峯田和伸/若葉竜也/吉岡里帆
PAGE TOP