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パージ:エクスペリメント【レビュー】

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映画『パージ:エクスペリメント』イラン・ノエル/レックス・スコット・デイヴィス

ヒットメーカー、マイケル・ベイとジェイソン・ブラムが製作を務める“パージ”シリーズは、これまで『パージ』『パージ:アナーキー』『パージ:大統領令』と3作が公開され、シリーズ累計興行収入500億円突破の超ヒットシリーズとなりました。今作は、12時間だけ殺人が合法になるパージ法の始まりと秘密を描くストーリーとなっています。時系列としては今作が1番最初になるので、今作から観ても問題ありません。本作では、パージ法を施行すると人々はどんな反応をするのかを観察する目的で、ニューヨーク州のスタテン島で最初の実験が行われます。黒人の貧困層が多く住む地域を舞台に実験が行われるという設定は、現代のアメリカ社会の根深い問題を象徴していて、過激な殺人シーンも観ていてゾッとするのですが、本当に怖いのはこの法律の裏にある本当の目的だと知ることになります。こういった社会的メッセージを含んでいるところが、ただのホラー映画に留まることなく、シリーズがヒットしてきた理由とも言えそうです。ユニークというと語弊があるかも知れませんが、こういった設定は映画でしか描けないし、後半は急に『ダイ・ハード』みたいな展開になって、アクションシーンも見応えあり。「なぜ急にタンクトップになった?」「あれ?君、そういうキャラ?」とツッコミを入れながら観て楽しみつつ、こんな世界にならないように祈る気持ちで観てください。

デート向き映画判定
映画『パージ:エクスペリメント』イラン・ノエル/レックス・スコット・デイヴィス

殺傷シーンほか過激なシーンは当然多いので、こういった映画にある程度耐性がないと、観た後にグッタリして、デートが盛り下がるかも知れません。今までいろいろな映画を一緒に観たことがあり、お互いの好みや許容範囲がわかっている場合は良いですが、初デートや付き合いたてのカップルはわざわざデートで観ることはないと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『パージ:エクスペリメント』ジョイヴァン・ウェイド/クリステン・ソリス

R-15なので、15歳未満の人は観られません。本作の過激で狂気的なところだけに目を向けるのではなく、パージ法という極端な設定を通して、人間の存在価値や生き方について問う内容になっていること、根底にあるテーマについて考えながら観てもらえると嬉しいです。

映画『パージ:エクスペリメント』

『パージ:エクスペリメント』
2019年6月14日より全国公開
R-15+
シンカ、パルコ
公式サイト

© 2018 UNIVERSAL STUDIOS © Universal Pictures

TEXT by Myson

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