REVIEW

コンフィデンスマンJP 英雄編【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』長澤まさみ/東出昌大/小日向文世

今回も見事に騙されました(笑)。それなりにどこから計画されているかは予想しながら観るのですが、今回はいつもに増して誰が味方で敵かがわからない設定で、騙し騙されの攻防戦も激しいです。また登場人物もバラエティ豊富で、それぞれの設定にフェイクやフェイントがかかっており、とても手が込んでいます。私はドラマ版はまったく観ておらず、劇場版のみを観ていますがシリーズ3作を観ていて、ドラマ版が人気を得ていたのも納得です。
そして今作も舞台がグローバルで、外国語が飛び交います。英語のセリフも多く、キャスト達が語学力も発揮しているので注目して観てください。あと、外国人役として、日本でお馴染みの厚切りジェイソンやダンテ・カーヴァーが出ているのも逆に笑えます。
ネタバレになりそうであまりいろいろ書けませんが、本シリーズファンの期待を裏切らない内容になっているので楽しみにしてください。

デート向き映画判定
映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』長澤まさみ/東出昌大

カップルで観て気まずいシーンはなく、かといってすごくムーディになるシーンもあまりないので、逆にどんな関係のカップルでも観やすいでしょう。観終わった後は、どこまでカラクリをわかっていたか語りたくなるので、会話のネタにしやすいと思います。世界遺産に登録されているマルタの首都ヴァレッタが舞台になっていてとても景色が綺麗なので、いつか一緒に海外旅行に行きたいと考えているカップルは参考にできるところもありそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』長澤まさみ/東出昌大/小日向文世

クセの強いキャラクターが勢揃いしていて、コミカルな要素も多く、いろいろな伏線を紐解く醍醐味が味わえるので、若い皆さんの中にも本シリーズが好きな方が多いのではないでしょうか。今回はメンバーの腕比べという設定も見どころですよ。友達や家族など複数で観に行くとなお楽しめそうです。

映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』長澤まさみ/東出昌大/小日向文世

『コンフィデンスマンJP 英雄編』
2022年1月14日より全国公開
東宝
公式サイト

© 2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル ぼくらの居場所【レビュー】

カナダのトロント東部に位置するスカボローを舞台に、さまざまな背景を抱えた3組の親子の姿を…

映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』ヨナス・ダスラー ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師【レビュー】

第二次世界大戦下のドイツに実在した牧師、ディートリヒ・ボンヘッファーは、ナチスに支配された教会やユダヤ人達を救おうと奮闘…

映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』SUMIRE 佐藤菫【ギャラリー/出演作一覧】

1995年7月4日生まれ。東京都出身。

映画『プレデター:バッドランド』エル・ファニング プレデター:バッドランド【レビュー】

おもしろい!いろいろユニーク!“プレデター”シリーズは…

映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ モンテ・クリスト伯【レビュー】

アレクサンドル・デュマ・ペールの傑作小説「巌窟王」を映画化した本作は…

映画『秒速5センチメートル』松村北斗 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年10月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年10月】のアクセスランキングを発表!

映画『旅と日々』シム · ウンギョン/堤真一 旅と日々【レビュー】

つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』などを手がけた三宅唱監督が映画化…

映画『風のマジム』肥後克広 肥後克広【ギャラリー/出演作一覧】

1963年3月15日生まれ。沖縄県出身。

【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】羽佐間道夫、山寺宏一ほか 人気声優達が真剣勝負!会場が終始笑いに包まれた【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】本番リポート

発起人である羽佐間道夫のもと、山寺宏一、林原めぐみほか錚々たる人気声優達がズラリと顔を揃えたライブは今年で20周年を迎えました…

映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』ホン・サビン/シン・ジュヒョブ あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。【レビュー】

物語の始まりは、1995年の韓国、テグ。学校でいじめられていたドンジュン…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  2. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3

REVIEW

  1. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
  2. 映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』ヨナス・ダスラー
  3. 映画『プレデター:バッドランド』エル・ファニング
  4. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  5. 映画『秒速5センチメートル』松村北斗

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP