REVIEW

極主夫道 ザ・シネマ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『極主夫道 ザ・シネマ』玉木宏/川口春奈/志尊淳/古川雄大/玉城ティナ/松本まりか/滝藤賢一/安達祐実/吉田鋼太郎/稲森いずみ/竹中直人

大人気コミックが実写映画化された本作は、まさに“王道コメディ”という感じで、笑える要素がたくさん散りばめられています。主人公は、強面ながらも最強の主夫力を持ち、ご近所トラブルまで解決する元極道の龍(玉木宏)。本作では彼と仲間達が極悪地上げ屋と対峙するドタバタ劇が描かれています。正直、しょうもないなと思うシーンもありますが(笑)、そこも本作の魅力で、観る人を選ばない良さがあります。
キャストはドラマ版に続き、玉木宏が主人公の龍を演じる他、川口春奈、志尊淳、竹中直人、稲森いずみ、滝藤賢一らが出演しており、映画版から新たに吉田鋼太郎、松本まりか、安達祐実らも登場します。どのキャストも思い切りよくそれぞれのキャラを演じているので、観ていてとても爽快です。役者陣の素晴らしい演技力があるからこそ、これだけおもしろいコメディに仕上がっているのかなと感じます。なかには意外と間をたっぷり取っているシーンもあり、個人的にはそこで俳優陣の素の表情が垣間見える感じも好きでした。
内容はドラマ版を知らなくても問題なくついていけますし、隠し子騒動や龍を巡る恋愛バトル、大人の運動会など、ドタバタの中に愛や友情物語も観られる作品です。気分転換にもピッタリなので、1人でも誰かと一緒でも気軽に観てみてください。

デート向き映画判定
映画『極主夫道 ザ・シネマ』玉木宏/川口春奈

コメディ好きのカップルには特にオススメです。気まずいシーンもないので初デートでも誘いやすいのではないでしょうか。また、龍と美久(川口春奈)が上手く家事を分担している姿は、夫婦としてとても理想的なので、結婚を考えるカップルはこれを機に結婚後の生活について話し合うのもオススメです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『極主夫道 ザ・シネマ』玉木宏/志尊淳/滝藤賢一

わかりやすいコメディ作品なので、皆さんもたくさん笑って観られるでしょう。どのシーンが1番笑えたか鑑賞後に友人や家族と話しても盛り上がりそうです。龍は元極道ではありますが、主夫としてのスキルがとても高く、心優しい性格なので、そういった一面は将来の参考として観て欲しいと思います。

映画『極主夫道 ザ・シネマ』玉木宏/川口春奈/志尊淳/古川雄大/玉城ティナ/松本まりか/滝藤賢一/安達祐実/吉田鋼太郎/稲森いずみ/竹中直人

『極主夫道 ザ・シネマ』
2022年6月3日より全国公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト

© 2022「極主夫道 ザ・シネマ」製作委員会

TEXT by Shamy

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『スワイプ:マッチングの法則』リリー・ジェームズ スワイプ:マッチングの法則【レビュー】

リリー・ジェームズが主演とプロデューサーを兼任する本作は…

映画『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』アルテュス/アルノー・トゥパンス/ルドヴィク・ブール サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行【レビュー】

パラリンピックやハンディキャップ・インターナショナルのアンバサダーを務めるアルテュスが…

映画『消滅世界』蒔田彩珠/眞島秀和 眞島秀和【ギャラリー/出演作一覧】

1976年11月13日生まれ、山形県出身。

映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン Fox Hunt フォックス・ハント【レビュー】

“狐狩り隊(=フォックス・ハント)”と呼ばれる経済犯罪捜査のエリートチームが、国を跨いだ巨額の金融詐欺事件の真犯人を追い詰めるスリリングな攻防戦が描かれた本作は…

Netflix映画『フランケンシュタイン』オスカー・アイザック フランケンシュタイン【レビュー】

メアリー・シェリー著「フランケンシュタイン」はこれまで何度も映像化されてきました。そして、遂にギレルモ・デル・トロ監督が映画化したということで…

映画『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』リュ・スンリョン/チン・ソンギュ/イゴール・ペドロゾ/ルアン・ブルム/JB・オリベイラ 大命中!MEは何しにアマゾンへ?【レビュー】

『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』という邦題がいい感じで「どういうこと?」と好奇心をそそります(笑)…

映画『君の顔では泣けない』芳根京子 芳根京子【ギャラリー/出演作一覧】

1997年2月28日生まれ。

映画『白の花実』美絽さん、池端杏慈さん、蒼戸虹子さんインタビュー 『白の花実』美絽さん、池端杏慈さん、蒼戸虹子さんインタビュー

今回は『白の花実』に出演する美絽さん、池端杏慈さん、蒼戸虹子さんにお話を伺いました。撮影前に準備されたことや、本編を観た感想を直撃!

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集
  2. 映画『殺し屋のプロット』マイケル・キートン
  3. 映画学ゼミ2025年12月募集用

REVIEW

  1. 映画『スワイプ:マッチングの法則』リリー・ジェームズ
  2. 映画『サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行』アルテュス/アルノー・トゥパンス/ルドヴィク・ブール
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
  4. Netflix映画『フランケンシュタイン』オスカー・アイザック
  5. 映画『大命中!MEは何しにアマゾンへ?』リュ・スンリョン/チン・ソンギュ/イゴール・ペドロゾ/ルアン・ブルム/JB・オリベイラ

PRESENT

  1. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  2. 映画『ただ、やるべきことを』チャン・ソンボム/ソ・ソッキュ
  3. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
PAGE TOP