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カラダ探し【レビュー】

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映画『カラダ探し』橋本環奈/眞栄田郷敦/山本舞香/神尾楓珠/醍醐虎汰朗/横田真悠

これだけ美男美女キャストが集まった作品にも関わらず、死に様が豪快である点で、まず意外性を楽しめます。“超刺激的ループ型ホラー”というキャッチフレーズにも遜色がない内容といえるでしょう。「比類なき顔面偏差値を誇る橋本環奈でもあんなシーンをやっちゃうのね!」と気合いも感じます。
ホラーを観慣れている層にとっては飛び抜けて怖いということはないにしても、まだ映画鑑賞歴、ホラー鑑賞歴が浅いティーン層にとってはかなり怖いシーンが満載なのではと思います。なので、友達と一緒に観るとかなり盛り上がれるのではないでしょうか。
若手人気俳優が勢揃いしているだけでも観ていて華やかな上に、眞栄田郷敦が貢献しているアクションシーンも豊富なので、エンタメ性も高く、幅広い層に観やすい作品となっています。キーパーソンとなる“赤い人”のビジュアルもなかなか強烈なので、観るなら昼間にしたほうが良いかもしれませんね(笑)。

デート向き映画判定
映画『カラダ探し』橋本環奈/眞栄田郷敦

“赤い人”が容赦なく主人公達を襲ってくるので、観ていると自然に誰かにしがみつきたくなるでしょう。吊り橋効果が抜群なので、距離を縮めたい2人はトライしてみてはどうでしょうか。Jホラーは心理的に怖いという印象が強いかもしれませんが、本作はがっつりスプラッター系なので、洋画ホラー好きのカップルにもオススメです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『カラダ探し』橋本環奈

これがPG-12とは意外だなと思える刺激があります。“赤い人”の殺し方は結構エグいので、免疫がないと若干トラウマになるかもしれません。自分の許容範囲を考えて今観るべきか、もう少しホラーに慣れてから観るか検討してください。人間関係、友情が大切なテーマとなっていて、キャラクター達の葛藤がドラマチックに描いている点でも、若い皆さんは一層共感しながら観られると思います。

映画『カラダ探し』橋本環奈/眞栄田郷敦/山本舞香/神尾楓珠/醍醐虎汰朗/横田真悠

『カラダ探し』
2022年10月14日より全国公開
PG-12
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

©2022「カラダ探し」製作委員会

TEXT by Myson

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