REVIEW

ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

これまで実写で複数作品が作られてきた“ミュータント・タートルズ”を、CGアニメーションで作るとまた違う良さが出るのだなと、本作を観ると感じます。実写版ではマッチョ感が強調され、それはそれで魅力的ながら、アニメーション版の本作では、ティーンエイジャーらしさが強調されていて、良い意味での幼さ、あどけなさに一層親近感が湧きます。また、アニメーションだからこそ自由に描ける灰汁の強いキャラクターも多数登場し、ミュータントという存在と人間の対比がわかりやすい点も特徴であり、見どころとなっています。
本作を含めミュータント系のストーリーでは、人間社会で疎外されているミュータント達がどう人間との関係を築くかが定番のテーマになっています。多様性を受け容れる社会が求められる現代だからこそ、さらに本作が未来を担うティーンエイジャーを主人公としているからこそ、このストーリーが改めて社会に投げかけるメッセージが強く伝わるように思います。クライマックスは、緊張感が高まると同時に、ピュアなキャラクター達のやり取りにほっこりしたり、大勢の思いが一つになるシーンに胸が熱くなります。
声優陣には、ジャッキー・チェン、セス・ローゲン、ジョン・シナ、ローズ・バーン、ポール・ラッドなど豪華な面々も揃っていて、映画好きにも嬉しいポイントがありますよ。老若男女広く楽しめる作品です。

デート向き映画判定
映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

大人も楽しめるアニメーションで、デートで観て気まずいシーンもなく、世代を問わず楽しめます。気楽に観られる内容なので、観終わった後に振り返るのも良し、さらっと次の予定に進むのもアリでしょう。本作を気に入ったら、別の日のデートも約束して、2人で過去の実写版も観て比較するのも良いですね。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

アメリカンテイストが強く感じられるタッチのアニメーションなので、新鮮に感じられる部分もあるのではないでしょうか。キモカワキャラもたくさん出てくる点でも観ていて飽きません。主人公がティーンエイジャーなので、皆さんは一層親近感を持って観られると思います。学校生活を違った視点で眺められる部分もあり、今しか体験できないことの大切さも実感できるかもしれません。

映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』
2023年9月22日より全国公開
東和ピクチャーズ
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

© 2023 PARAMOUNT PICTURES.TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES IS A TRADEMARK OF VIACOM INTERNATIONAL INC.

TEXT by Myson

本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『デッドマンズ・ワイヤー』ビル・スカルスガルド デッドマンズ・ワイヤー【レビュー】

ガス・ヴァン・サント監督が映画化した本作は、1977年2月に、アメリカのインディアナポリスで実際に起きた、前代未聞の人質事件に基づいています…

映画『未来』山﨑七海 山﨑七海【ギャラリー/出演作一覧】

2008年6月27日生まれ。東京都出身。

映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/志尊淳/神尾楓珠/山田裕貴/坂口憲二/豊川悦司/斎藤工/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬 キングダム 魂の決戦【レビュー】

本作でシリーズ5作目となりますが、勢いは止まりません…

映画『急に具合が悪くなる。』ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒 岡本多緒【ギャラリー/出演作一覧】

1985年5月22日生まれ。千葉県出身。

映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン 映画に隠された恋愛哲学とヒント集81:恋愛は長く続けば幸せなのか

今回は、『オブセッション 災愛』と『サヨナラの引力』を例に、恋愛関係は長く続いたほうが幸せなのかを考えます。

映画『チルド』染谷将太 チルド【レビュー】

私達の生活に溶け込んでいるコンビニエンスストアは、角度を変えると、“特別な場所”なのかもしれません。その意味が本作を観ると…

映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ ヌーヴェルヴァーグ【レビュー】

“ヌーヴェルヴァーグ”(日本語に訳すと「新しい波」)とは、「1950年代後半のフランスで台頭した新世代の監督たちが、既存のルールに縛られず…

映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ オブセッション 災愛【レビュー】

これはやばい(笑)。いろいろな意味で怖過ぎて、笑っちゃうおもしろさです。監督を務めたのは、1999年生まれの若き新鋭カリー・バーカー…

映画『リライト』篠原篤 篠原篤【ギャラリー/出演作一覧】

1983年2月1日生まれ。福岡県出身。

映画『大統領のケーキ』バニーン・アハマド・ナーイフ 大統領のケーキ【レビュー】

本作は、フセイン政権下のイラクが国連安保理により経済制裁を受けていた1990年代を舞台に描かれています。当時フセインは、国民が困窮しているにもかかわらず…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集! 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

今回は、私の研究で扱っている情動知能を取り上げます。非認知能力という言葉を聞いたことがあるでしょうか…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  2. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!
  3. 映画『炎上』森七菜/髙橋芽以

REVIEW

  1. 映画『デッドマンズ・ワイヤー』ビル・スカルスガルド
  2. 映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/志尊淳/神尾楓珠/山田裕貴/坂口憲二/豊川悦司/斎藤工/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬
  3. 映画『チルド』染谷将太
  4. 映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ
  5. 映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ

PRESENT

  1. 映画『トイ・ストーリー5』Tシャツ
  2. 映画『だぁれかさんとアソぼ?』鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)
  3. 映画『白パンと独裁者』ジャスパー・ビラーベック
PAGE TOP