REVIEW

リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜』岡山天音/森川葵

ヴィレッジヴァンガードが何に逆襲するのだろうと思ったら、「そういうことか」と観て納得。“皆同じが良い”という価値観がはびこる世界に飲み込まれたサブカルを愛する人々が、逆境のなかでサブカルへの愛を貫く物語となっています。…って、この説明でも「?」となりますよね(笑)。真相は映画を観てもらえればわかりますが、サブカルのプライドが見える内容になっているだけでなく、サブカル好きの自戒も描かれている点で、誰でも共感を覚えるはず。味方が少なかろうが、誰にも負けないくらい何かを好きってことが、生きる力になるということをコミカルに描いた作品となっています。キャラクター達がワチャワチャしている様子も楽しくて親近感が湧き、それぞれ大好きなものが違っても、夢中になってそれについて話せる相手がいるって幸せだなと思えるでしょう。
この映画が作られた経緯は別として、企業PR的に作られた映画はこれまでも存在しましたが、ヴィレッジヴァンガードは、ある種の文化を築いてきたからこそなのか、コマーシャル作品のようなわざとらしさはありません。ヴィレッジヴァンガードを知っている人も知らない人も、フラットなスタンスで楽しめると思います。

デート向き映画判定
映画『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜』岡山天音/森川葵/最上もが/本多力/柏木ひなた

ほんのりラブストーリーの要素はありつつ、デートで観て気まずくなるような内容ではないし、クスッと笑えてホッコリできる内容なので、デートで観るのもオススメです。観終わった後は、趣味など何が好きかという話に自然になると思うので、初デートで観るのも良いでしょう。サブカルという響きで逆に「わからない」と思う人もいると思いますが、そういったステレオタイプなイメージを払拭する内容となっているので、構えずに観てください。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜』萩原聖人/安達祐実

キッズの皆さんは何がサブカルかというところさえまだわからないかもしれませんが、本作を観れば直感的に何を言いたいストーリーなのかはわかってくると思います。ティーンになるとだんだん好きなものが明確になってきて、どんどんマニアックになる人もいるでしょう。そうなると感覚を共有できる人が身近にいないという状況になることもありそうですが、そんな人こそ本作を観てください。何を好きでも良いんだと気持ちが軽くなるし、どこかに必ず仲間はいると希望を持てるでしょう。

映画『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜』

『リトル・サブカル・ウォーズ 〜ヴィレヴァン!の逆襲〜』
2020年10月23日より全国公開
イオンエンターテイメント
公式サイト

© 2020メ~テレ

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『五月の雨』安川まり 『五月の雨』【レビュー】

本作は、DV被害者の実状を、ドキュメンタリーにドラマを織りまぜた構成で訴えかけています…

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チン・ソヨン 大丈夫、大丈夫、大丈夫!【レビュー】

不幸な状況が前提とされているにもかかわらず、ユーモアに溢れ…

映画『OCHI! -オチ-』ヘレナ・ツェンゲル ヘレナ・ツェンゲル【ギャラリー/出演作一覧】

2008年6月10日生まれ。ドイツ出身。

映画『炎上』森七菜 炎上【レビュー】

日本の都会のど真ん中にいるストリートチルドレンの日常を描いた作品…

映画『29歳からの恋とセックス』グレタ・ガーウィグ 未公開映画活性課ナ行

未公開作品のなかから、当部が気になる作品、オススメしたい作品をご紹介。

映画『ハムネット』ジェシー・バックリー ハムネット【レビュー】

REVIEW『ハムネット』という響きから、もしかしてあの名作に何らかの関係があるのかもしれ…

映画『終点のあの子』南琴奈 南琴奈【ギャラリー/出演作一覧】

2006年6月20日生まれ。埼玉県出身。

海外ドラマ『華麗なるマードー家』パトリシア・アークエット/ジェイソン・クラーク 華麗なるマードー家【レビュー】

2021年6月7日、アメリカのサウスカロライナ州の法曹界で代々名を馳せてきたマードック家のアレックス・マードックが、妻と次男を射殺した実際の殺人事件を基にしています…

映画『プラダを着た悪魔2』来日スペシャルイベント:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ メリル・ストリープ&アン・ハサウェイがK(& TEAM)や日本の若者に熱い言葉『プラダを着た悪魔2』来日スペシャルイベント

20年経っても絶大な人気を誇る『プラダを着た悪魔』の続編がまもなく公開!そして、この度、アン・ハサウェイとメリル・ストリープが揃って来日してくれました。

映画『ソング・サング・ブルー』ヒュー・ジャックマン/ケイト・ハドソン ソング・サング・ブルー【レビュー】

演技力だけでなく、歌唱力にも定評のあるヒュー・ジャックマンとケイト・ハドソンが主演を務める本作は…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集! 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!

感情はまだまだ謎が多く、本当に複雑で深い概念だからこそおもしろい!感情について少しでも知ることで、自分自身の情動コントロールにも少し役立つはずです。

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』 私ならこうする!『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』を観た女子の本音

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』をトーキョー女子映画部正式部員の皆さんに観ていただき、感想や「私ならこうする!」を聞いてみました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『五月の雨』安川まり
  2. 映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チン・ソヨン
  3. 映画『炎上』森七菜
  4. 映画『ハムネット』ジェシー・バックリー
  5. 海外ドラマ『華麗なるマードー家』パトリシア・アークエット/ジェイソン・クラーク

PRESENT

  1. 映画『オールド・オーク』デイヴ・ターナー/エブラ・マリ
  2. 映画『ミステリー・アリーナ』唐沢寿明
  3. ドラマ『外道の歌 SEASON2』窪塚洋介/亀梨和也/南沙良
PAGE TOP