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リスタートはただいまのあとで

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映画『リスタートはただいまのあとで』古川雄輝/竜星涼

ココミ著の同名コミックを映画化した本作は、ガッツリBLという感じではなく、一つの出会いを通して、傷付いた2人の青年、光臣と大和が人生を再スタートするという内容です。光臣は家業を継がず、田舎町を出て東京に就職していましたが、上司に人間性を否定され、会社を辞めて実家に戻ってきます。そんな彼を出迎えたのは、初対面の大和。天真爛漫な大和は、大人しい光臣をグイグイと引っ張り、徐々に光臣のやる気を引き出していきます。一見、大和が光臣の心を癒して、彼を立ち直らせるだけなのかなと思いきや、光臣の問題がだんだん解決してくると、大和のほうにも大きな問題があることがわかっていきます。そんな彼等が最終的にどうなるのかは観てのお楽しみですが、その流れの中で恋愛が鍵となっていて、恋愛要素と人間ドラマの要素がバランス良く入っている物語となっています。古川雄輝と竜星涼が主人公で、コミックが原作なので、若者向けかなと思いつつ、若干古風な演出があり、そこは好みが分かれるかも知れません。なので、逆に年配の方が「BLって何のこと?」と思いながら観るのには観やすいのではないでしょうか。それはともかく、2人がお互いの気持ちを受け止めるまでの初々しい姿がキュートなので、年齢を問わずキュンとしたい人は観てください。

デート向き映画判定
映画『リスタートはただいまのあとで』古川雄輝/竜星涼

友達から恋人に発展するのって、結構難しいんだなと思わされる展開です。異性愛、同性愛に関わらず、恋心が芽生えてから恋愛に発展できるかどうかという段階に行くまでのシミュレーションとして観ると、勇気をもらえる部分があると思います。そういった意味で、友達以上恋人未満の2人にオススメです。何となくお互いの気持ちに気付いているけど踏み出せない2人は、観終わった後のムードを利用して、告白してみてはどうでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『リスタートはただいまのあとで』古川雄輝

今の大人達は「異性愛が当たり前」というような社会で育ちましたが、今の子ども達はもっと広い視野を持ってくれていると良いなと思います。相手が異性だろうと同性だろうと、恋する気持ちが芽生えたら、抑えないで向き合ってみてください。時間をかけないと自分でもはっきりしないことはありますが、ゆっくり考えてみましょう。いろいろな恋愛の形、いろいろな恋愛の発展の仕方がある例として、本作を観て観てもらえればと思います。

映画『リスタートはただいまのあとで』古川雄輝/竜星涼

『リスタートはただいまのあとで』
2020年9月4日より全国順次公開
キャンター
公式サイト

©2020映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会

TEXT by Myson

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