REVIEW

四月になれば彼女は【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『四月になれば彼女は』佐藤健/長澤まさみ

REVIEW

「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?本作を観ると、1つの答えが最初に提示されます。そして、そのまま一旦その答えをもとに物語を追うかもしれません。でも、キャラクター達の本心と葛藤が徐々に見えてくると、どんどん視点が変わってくると思います。
川村元気の原作小説を読まずに本作を観る方のために、敢えてあらすじには一切触れないでおこうと思います。先入観を入れずにキャラクター達を眺めてください。そうすると、自分自身が世の中のカップルを見る際に、別の先入観があることに気づくかもしれません。そして、私達が普段見えていないもの、見ないようにしているものに気づける部分があります。愛のある関係を諦めている方、最初から期待していない方も観てみてください。

デート向き映画判定

映画『四月になれば彼女は』佐藤健/長澤まさみ

カップルにとって最大のテーマともいえる愛に関するテーマが主題なので、カップルで観ることで自分達の過去、今、未来を一緒に見つめて、同じ方向を向くきっかけにできるでしょう。特に結婚を考えているカップルは、関心のど真ん中にハマると思います。
世界中の絶景ポイントも物語の重要な鍵となっていて、一緒に行きたくなったら旅行の計画を立てるのもアリです。さまざまな要素が2人のムードを盛り上げてくれるでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『四月になれば彼女は』佐藤健/森七菜

キャラクターの大学時代のエピソードも出てくるので、ティーンの皆さんは近い目線で観られると思います。「愛はいつかは冷めるもの」「愛はいつかは情に変わる」なんて説を聞くこともあると思いますが、それを決めるのは自分自身です。自分の恋愛観と照らし合わせるとどうなのか、観ながら考えてみるのはどうでしょうか。

映画『四月になれば彼女は』佐藤健/長澤まさみ

『四月になれば彼女は』
2024年3月22日より全国公開
東宝
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

© 2024「四月になれば彼女は」製作委員会

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年3月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『消滅世界』蒔田彩珠 消滅世界【レビュー】

ジェンダー、セックスのどちらにおいてもこれまでの常識を覆す価値観が浸透した世界を描いた本作は、村田沙耶香著の同名小説を原作として…

映画『ナイトフラワー』森田望智 森田望智【ギャラリー/出演作一覧】

1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 佐藤さんと佐藤さん【レビュー】

同じ佐藤という苗字のサチ(岸井ゆきの)とタモツ(宮沢氷魚)は、セリフにも出てくるように「結婚しても離婚しても佐藤」です…

映画『楓』福士蒼汰/福原遥 『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大 兄を持ち運べるサイズに【レビュー】

原作は、村井理子が書いたノンフィクションエッセイ「兄の終い」…

映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 3名様プレゼント

映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 3名様プレゼント

映画『見はらし世代』井川遥 井川遥【ギャラリー/出演作一覧】

1976年6月29日生まれ。東京都出身。

映画『WEAPONS/ウェポンズ』 WEAPONS/ウェポンズ【レビュー】

ある町から突然17人の子どもが同時に行方不明になるところから始まる本作は、“IT/イット”“死霊館”シリーズなど、傑作ホラーを多数世に送り出してきた…

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『ナイトフラワー』北川景子/森田望智 ナイトフラワー【レビュー】

『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督が、“真夜中シリーズ”と銘打つ本作は…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『消滅世界』蒔田彩珠
  2. 映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚
  3. 映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大
  4. 映画『WEAPONS/ウェポンズ』
  5. 映画『ナイトフラワー』北川景子/森田望智

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP