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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ【レビュー】

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映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』

シリーズ1作目となる前作で、宇宙からやってきたソニックは、極悪天才科学者ドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)を地球から追放しました。それからソニックは本物のヒーローになろうと日々を過ごしています。そんなある日、地球から追い出したはずのロボトニックが、ナックルズという銀河系で最も危険な戦士を連れて地球に戻ってきてしまいます。ナックルズはとてつもない破壊力と、ソニックに対する恨みを持っています。それがロボトニックと組んでしまったからなおややこしい。さてさてソニック達はどう2人に立ち向かうのでしょうか、というのが本作のストーリーです。
キャラクター達の見た目は可愛らしいですが、ソニックの超高速な動き、ナックルズの豪快な破壊力でアクションシーンは想像以上に迫力があります。さらにソニックとナックルズに加え、テイルスといった宇宙からやってきたキャラクターが増えて、ストーリーも一層カラフルでドラマチックになっています。そして、ロボトニックも前作より増して大暴れするので、クライマックスは大いにスケールアップしています。ロボトニックを観ていると、ジム・キャリーにしか出せない独特なムードとクセの強さに改めて感心します。ジム・キャリーは本作で引退する可能性があると報じられているので、スクリーンで観ておいたほうが良さそうですよ。あと、海外ドラマ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』のデレク・モーガン役などで人気のシェマー・ムーアが美味しい役で登場。シェマー・ムーアが演じるからこそクスッと笑えるカラクリがありますよ。さまざまな要素が詰まっているので、子どもから大人まで楽しめます。

デート向き映画判定
映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』ジェームズ・マースデン/ティカ・サンプター

デートムービーらしいムードはありませんが、誰でも観やすい作品なので、友達以上恋人未満や初デートの方には逆に向いているかもしれません。前作を観ていたほうがわかりやすいですが、本作から観てもそれほど問題はありません。気楽に観られるので、観た後の感想に気を使うということもないでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』ジム・キャリー

123分とやや長めなので幼いキッズは集中力が保つか微妙ですが、展開が早くメリハリもあり、映像に迫力があるので、小学生なら飽きずに観られると思います。友情の物語でもあるので、友達と一緒に観るのがオススメです。

映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』ジェームズ・マースデン/ティカ・サンプター/ジム・キャリー

『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』
2022年8月19日より全国公開
東和ピクチャーズ
公式サイト

©2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

TEXT by Myson

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