投稿

映画好き女子が選んだ“私のベストワン韓国映画”特集2020春

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『君の誕生日』ソル・ギョング/チョン・ドヨン

韓流ドラマ、K-POPと、韓国発のエンタテインメントは根強い人気です。そして、韓国映画にも名作がたくさんあります。2020年2月に行われた米アカデミー賞では、ポン・ジュノ監督作『パラサイト 半地下の家族』が作品賞を含む4部門を受賞し、ますます韓国映画は勢いを増しています。そこで今回は、これまで劇場公開された作品で、正式部員の皆さんがそれぞれにベスト1だと思う映画を投稿して頂きました。これから劇場公開される注目作とともにご紹介します。

映画『パラサイト 半地下の家族』ソン・ガンホ/チェ・ウシク/パク・ソダム/イ・ジョンウン/チャン・ヘジン

パラサイト 半地下の家族
2020年1月10日より全国公開中
PG-12
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

絶対に観て欲しい要注目の最新作

悪の偶像

映画『悪の偶像』ソル・ギョング

ハン・ソッキュとソル・ギョングが競演というだけでも魅力を感じて頂けると思いますが、ストーリーのパンチ力がスゴいです。冒頭のナレーションからしてショッキング。悪に呑み込まれていく人間達の姿に背筋が凍ります。

2020年6月26日より全国公開
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

君の誕生日

映画『君の誕生日』チョン・ドヨン

2014年4月に起きた、セウォル号沈没事件で、子どもを亡くした夫婦の物語。ソル・ギョングとチョン・ドヨンが18年ぶりに共演。涙なしには観られません。

2020年11月27日より全国公開
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

はちどり

映画『はちどり』パク・ジフ

中学2年生のウニの日常はある意味冒険で、その中で傷付いたりしながら、大人への階段を上っていきます。大人にとっては何気ない日常も、ウニの目を通してみるととてもドラマチックです。

2020年6月20日より全国順次公開
PG-12
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

部員が選んだ“私のベストワン韓国映画”

小さいジャケット写真やタイトルの文字リンクをクリックすると、Amazonのデジタル配信もしくはパッケージ販売に飛びますので、ぜひ観てみてください。

猟奇的な彼女

この映画を観てから韓国映画が好きになりました!女の子が強い強い!日本では強くても、淑やかに描かれることが多いなか、韓国映画の女子に驚きました!強くて可愛いけど、男の子のことが好きになると大人しくなる部分もあって、なんだか恋愛上級者みたくて参考になりました!そして笑った笑った!主演の女子がキュートでスタイル良くて肌も綺麗!韓国映画恐るべし!“冬ソナ”とは違う女子の本音もたくさんあり、また男子の優しさもいいなあと思えた作品!何回観てもいい!(めぐみんちゃん)

韓国映画が好きになったきっかけになった映画です。笑えて泣けるし最後は温かい気持ちになれるのでどんな人にもお勧めだと思います。 (匿名)

猟奇的な彼女 (字幕版)

オールド・ボーイ

2回観てやっと伏線の何個かを回収出来たという練られた脚本と、役者陣の鬼気迫る演技に、最後まで圧倒されました。(しいこ)

パク・チャヌク監督復讐3部作品の2作目だが究極の展開、とてつもないおもしろさだと思うので、改めて多くの人に観て欲しい!再び大スクリーンで観たいです!!(Y)

オールド・ボーイ (字幕版)

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス) と呼ばれた男

ドンパチするスパイ映画じゃないのに凄い緊張感。一部フィクションだとしても、北と南のグレーな裏の関係を実在の人物や地名を使って娯楽映画に仕上げて公開できることにも感嘆する。(とーんとーん)

これが一番というのはないですが、日本ではなかなかないのが『工作』。実話をも基にした政治サスペンスが撮れるのはすごい。(匿名)

工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス) と呼ばれた男 (字幕版)

箪笥

高校生か大学生の時に友達4人で観に行きました。4人ともホラーが得意ではなかったのですが、恐怖の中にも最後は感動する場面もあったので一度観ても良いかも知れません。(匿名)

箪笥 [DVD]

アシュラ

『アシュラ』は悪人を演じる名優達が勢揃いの地獄を煮詰めた様な作品。それなのに『マグニフィセント・セブン』の様な爽快感・カタルシスがある怪作。(マンダロリアン)

アシュラ(字幕版)

お嬢さん

妖艶なエロスと騙し合いの先にあるフェミニズム。こういう日本的なエロスをいやらしく様式美として魅せるとは脱帽。日本でこういう映画が作られないことが悔しい。(マンダロリアン)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

お嬢さん(字幕版)

タクシー運転手 ~約束は海を越えて~

1980年の光州事件時の実話が基ですよね。タクシー運転手のキム・マンソプが妻に先立たれて娘2人と庶民の暮らしで様々な事件、出来事が起きますが、主演のソン・ガンホが超素敵な父親で感動でした。イケメンでもないし紳士でもないですが、家族に本当にやさしい父で忘れられない映画でした。(空)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

タクシー運転手 ~約束は海を越えて~(字幕版)

友へ チング

韓国映画を初めて鑑賞。おもしろさや刺激にびっくり!そして結末にも震えが!なかなかこんな作品、撮れません!日本のヤクザ映画とは全く別物!その友情にも涙しました!(tonton)

友へ チング(字幕版)

ハーモニー 心をつなぐ歌

女子刑務所合唱団という一風変わったモチーフを題材とした、いかにも韓流らしい涙と感動を誘う作品かといえば、確かにその通りでもあるのですが、想像していたようなわざとらしさやくどさはさほど感じられず、コミカルなシーン満載の前半と、それ以降のメリハリの付け方も絶妙で、なかなか上手に膨らませた脚本とこだわった演出に感心した次第です。そして最後の最後に、ある大切なメッセージが伝えられるのですが、これに完全に参りました。(デイジー)

ハーモニー 心をつなぐ歌(字幕版)

オアシス

本作で韓国映画にハマり60本観ましたが、いまだに不動のベストワン!たとえ身体が不自由でも、心は不自由ではない。そんな当たり前のことに気づかされます。相手を思いやる気持ちが溢れるラストは何度観ても涙が止まりませんが、ラブストーリーであると同時に本人不在の福祉や当事者不在の正義の罪深さが刺さる社会派。(shiron)

オアシス デジタルリマスター版

新感染 ファイナル・エクスプレス

ゾンビ映画好きとしては、『新感染 ファイナル・エクスプレス』を大プッシュさせていただきたいと思います。これは観る価値ありです!ゾンビ映画好きなら、ぜひ!!(匿名)

部活リポート REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

新感染 ファイナル・エクスプレス(字幕版)

僕の中のあいつ

とにかくくだらない。小刻みに挟まれるギャグと人間模様と少しの感動要素。テンポも良く観やすいです。主演も人気ドラマの俳優を起用しており、信頼と安心の顔の良さを持ったコメディ映画になっていると思います。(匿名)

僕の中のあいつ(字幕版)

ビューティー・インサイド

上野樹里も出演している映画。18歳の誕生日、起きたら突然知らない人になっていた。寝ておきる毎に姿が変わる、本人は本人なのに、姿が変わってしまうから誰とも付き合えなくなってしまう。そんな時1人の女性にあって恋に落ちる…。主人公を演じる俳優が多種多様で目の保養になります。ハン・ヒョジュがとても美しく声のトーンも好き。姿が変わってしまう、だからどこにいても見つけられない。そんなもどかしさからどうやって前に進むのか、見どころいっぱいの最高のラブストーリーです。(みよ)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

ビューティー・インサイド(字幕版)

私の頭の中の消しゴム

チョルスとスジンの切ない物語。この作品を観て、泣いて泣いて泣いて、「原作日本、リメイク韓国という展開が、こんなにも素晴らしい感動的な作品へ昇華するのか!」と初めて知った韓国映画の深み。愛されたい愛されたいではなく、どうしようもなく誰かを愛したくなる。ただラストは、若干現実離れ感の不思議が残り、天国を象徴するような、幸せに溢れたシーンが日本の作品では生まれなかったかな。そんなことを思った感慨深くずっと胸に残る作品でした。(匿名)

私の頭の中の消しゴム (字幕版)

スウィング・キッズ

ダンスもストーリーも最高だった!『パラサイト 半地下の家族』に続き、2作目の韓国映画ですが、楽しかったです。(匿名)

2020年2月21日より全国公開
公式サイト 

編集部がオススメの韓国映画

トンマッコルへようこそ

とても切なくてすごく温かいお話に、涙、涙で心が洗われます。状況が敵を作っているだけで、本来人は敵同士ではない、人って分かり合えるんだと希望をもらえます。(マイソン)

トンマッコルへようこそ [DVD]

レッド・ファミリー

韓国で諜報活動を行うために家族を装い暮らす北朝鮮のスパイのお話。意外にもコミカルなシーンが多く、だからこそ衝撃的なラストに感動もひとしお。(マイソン)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

レッド・ファミリー(字幕版)

JSA

韓国映画ブームの一端を担ったパク・チャヌク監督作。北朝鮮と韓国の共同警備区域(JSA)を舞台に、敵と味方を越えた友情が描かれます。ソン・ガンホ、イ・ビョンホンの演技が最高!(マイソン)

JSA(字幕版)

サニー 永遠の仲間たち

爆笑シーン満載ですごく楽しめた1作!高校時代と大人になった現在とのシンクロが細かく描かれていて、観終わると「女友達ってやっぱり良いな〜」としみじみと感じさせてくれます。(シャミ)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

サニー 永遠の仲間たち(字幕版)

私の少女

いじめ、家庭内暴力、同性愛など、デリケートなテーマが扱われた物語で、ひと夏を通して少女が大人になっていく様子がとても美しく繊細に描かれていたのが印象に残っています。主演のペ・ドゥナが綺麗なのはもちろんですが、少女役を演じたキム・セロンの透明感ある演技も魅力的なので、注目です!(シャミ)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

殺人者の記憶法

アルツハイマーになった元連続殺人犯の男が主人公という設定から興味津々で、どんどん引き込まれていきました。最初から最後までハラハラドキドキの連続で、観終わった後にあれこれ考えられる点も映画好きにはたまりません。(シャミ)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

殺人者の記憶法(字幕版)

他にもたくさんの名作がある韓国映画。1回の特集ではご紹介仕切れませんが、ぜひいろいろと観て、皆さん独自のベスト1を見つけてください。

©2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
©2019 CJ CGV Co., Ltd., VILL LEE FILM, POLLUX BARUNSON INC PRODUCTION All Rights Reserved
©2018 EPIPHANY FILMS. All Rights Reserved.
©2019 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & NOWFILM & REDPETER FILM & PINEHOUSEFILM. All Rights Reserved.

TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Myson&Shamy

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『盤上の向日葵』坂口健太郎/渡辺謙 盤上の向日葵【レビュー】

“孤狼の血”シリーズの原作者としても知られるベストセラー作家、柚月裕子の同名小説を映画化した本作は…

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『女性の休日』 女性の休日【レビュー】

ちょうど今から50年前の今日、1975年10月24日に…

映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗 爆弾【レビュー】

呉勝浩による同名ベストセラー小説を原作として映画化された本作は、知らぬ間に…

海外ドラマ『エイリアン:アース』海外ドラマ『エイリアン:アース』 シドニー・チャンドラー【ギャラリー/出演作一覧】

1996年2月13日生まれ。アメリカ出身。

映画『ハード・トゥルース 母の日に願うこと』マリアンヌ・ジャン=バプティスト/ミシェル・オースティン ハード・トゥルース 母の日に願うこと【レビュー】

現代のロンドンを繰り広げられる本作は、対照的な性格を持つ姉妹のそれぞれの日常を…

映画『ミーツ・ザ・ワールド』杉咲花/南琴奈/板垣李光人 ミーツ・ザ・ワールド【レビュー】

この町で出会った、アニメにハマっている腐女子の由嘉里(杉咲花)、キャバ嬢のライ(南琴奈)、既婚の No.1 ホスト、アサヒ(板垣李光人)は、それぞれどこか孤独感、空虚感を…

韓国ドラマ『TWELVE トゥエルブ』パク・ヒョンシク パク・ヒョンシク【ギャラリー/出演作一覧】

1991年11月16日生まれ。韓国出身。

『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』豆原一成さん、八木莉可子さんインタビュー 『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』豆原一成さん、八木莉可子さんインタビュー

今回は『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』で恋人役として共演された豆原一成さんと八木莉可子さんにインタビューをさせていただきました。

ポッドキャスト:トーキョー女子映画部チャンネルアイキャッチ202509 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】お悩み相談「なんとなく孤独、これでいいの?」

今回も、正式部員の皆さんからいただいたお悩み相談を2件取り上げました。最後に、2025年10月劇場公開作品の中で特にオススメの3作品を紹介しています。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3 トーキョー女子映画部マイソンと学ぶ【明るい未来のための将来設計とお金の基本講座】(スイーツとお飲み物付)女性限定ご招待!

本セミナーでは、「NISA・iDeCoなどの資産形成」「子どもの教育資金」「将来受け取る年金」「住宅購入・住宅ローン」「保険」など、将来に役立つお金の知識や情報、仕組みやルールについて、ファイナンシャルプランナーの先生が初めての方でもわかりやすく優しく教えてくれます。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  2. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3

REVIEW

  1. 映画『盤上の向日葵』坂口健太郎/渡辺謙
  2. 映画『女性の休日』
  3. 映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗
  4. 映画『ハード・トゥルース 母の日に願うこと』マリアンヌ・ジャン=バプティスト/ミシェル・オースティン
  5. 映画『ミーツ・ザ・ワールド』杉咲花/南琴奈/板垣李光人

PRESENT

  1. 映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗
  2. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP