アンケート特集

映画好き女子が信頼を寄せる映画賞・映画祭ランキング【国内編】

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東京国際映画祭レッドカーペット『カメラを止めるな!』

カンヌ国際映画祭の時期にちなんだアンケート特集第2弾!今回は映画好き女子が信頼を寄せる日本の映画賞と映画祭について、結果を発表します!

アンケート回答人数 406名 ※15歳以上の女性

<映画鑑賞頻度>
ほぼ毎日観賞11.1% 週に3作ほど観賞21.7% 週に1作ほど観賞 33.0%
毎月1、2作ほど観賞 28.6% 2、3ヶ月に1作ほど鑑賞 5.1%
年に1、2作ほど鑑賞 0.5%

Q1:あなたが信頼、共感を寄せている日本の映画賞はどれですか? ※複数選択可

女子の本音調査:映画好き女子が信頼を寄せる日本の映画賞・映画祭の催しランキングQ1

<回答理由>
■報知映画賞は、良作、話題作共に扱ってくれるので期待している。また、キネマ旬報賞は、映画をたくさんジャンル問わず観るようになってから共感できるものが多く、いつも勉強させて頂いている。日本アカデミー賞は、日本の俳優の目指す第一歩という感じがする。(20代前半)
■日本アカデミー賞は、いつも素敵な俳優さん、女優さんが出ている!(20代前半)
■キネマ旬報賞は、本当に玄人好みな作品が多いし、実際に受賞作を観てとても感銘を受けるものが多い。個人的には、TAMA映画賞など一般の人達が選ぶ賞も、観客の目線に一番近いのでとても賛同できます。(20代後半)
■ヨコハマ映画祭は、投票できたり、作品本位で選ばれている気がする。(30代後半)
■報知映画賞は、奇をてらわずスタンダードな評価の作品、俳優が概ね選ばれるが、時々「あ!これが来たか」とハッとさせられる。(30代後半)
■ブルーリボン賞とキネマ旬報賞は、鑑賞済みの作品、観ていない作品でも自分好みの作品が選ばれることが多い。(30代後半)
■日本アカデミー賞はすべての映画の頂点だと思います。有名な役者さんが出演してる作品がやはり目をひいてしまいますが、単館映画の醍醐味ももっと伝えて欲しいなとも思います。(30代後半)
■東京国際映画祭の観客賞は、意外と良作でその後世界の評価もついてくる気がします。(40代前半)
■キネマ旬報賞は、私自身投票したり授賞式に行ったこともあるので、親しみがあります。授賞式に来たゲストも豪華でした。上映時間が長いなか、授賞式に参加している人達も映画好きだということがよく伝わってきました。(40代前半)
■ブルーリボン賞は、もらった役者のスピーチや雰囲気から本当に喜んでる雰囲気が伝わるので良い賞な気がする。その他は、ヨコハマ映画祭やTAMA CINEMA FORUMは参加しましたが、市民の皆さんのボランティアで開催しており、情熱もあり、一番感覚が近いと思うので信頼してます。(50代)
■ゆうばりファンタスティック国際映画祭、田辺弁慶映画祭、どちらもインディーズ映画の登竜門として本当におもしろい映画が選ばれるので、結果とともに日本の映画を作り上げているので信頼している。(50代)

キネマ旬報賞、ヨコハマ映画祭、TAMA映画FORUMなど一般の人が投票した賞に信頼を寄せているという意見も多く挙がっていました。テレビ放送されている日本アカデミー賞は、やはり大きな賞という印象を持つ方が多いですね。

Q2:国内で行われる映画祭の催しについて、何に1番魅力を感じますか?

女子の本音調査:映画好き女子が信頼を寄せる日本の映画賞・映画祭の催しランキングQ2

<回答理由>
■ティーチインに参加したことがありますが、かなりいろいろな意見が飛び交い、自分とは違う感性、感想などを聞くことができました。(20代後半)
■キャストだけでなく、監督やスタッフのお話が聞けると作品への関心がより深まるので、ティーチインはすごく好きです。(30代後半)
■レッドカーペットは、華やかなお祭りで、衣装もニュースになる。(30代後半)

キャストや監督の話を聞ける機会はとても貴重ですし、嬉しいですよね。映画祭独自の企画、イベントなどもたくさんあるので、ぜひ皆さんもいろいろな角度から楽しんでみてください。

日本の映画賞や映画祭にも、さまざまなものがありますが、今回の結果から映画好き女子の皆さんがそれぞれの特色を理解して参考にしていることがわかりました!作品そのものを純粋に楽しむのはもちろんですが、賞や映画祭を通して映画に触れ、また新しい発見があるのもおもしろいなと思います。日本の映画祭や映画賞のさらなる発展も期待したいですね。こちらのアンケートはいよいよ次回(5/28掲載予定)が最終回です!そちらもお楽しみに。

TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Shamy

※1枚目写真は昨年開催の第31回東京国際映画祭レッドカーペット取材リポートより

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PRESENT

  1. 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』吉永小百合
  2. 映画『ムガリッツ』
  3. 映画『Pacific Mother パシフィック・マザー』
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