REVIEW

ウォンカとチョコレート工場のはじまり【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ティモシー・シャラメ

REVIEW

ワクワクさせる冒頭シーンからグッとハートを掴まれて、最後までウィリー・ウォンカの世界に魅了されます。夢と希望に満ちた若きチョコレート職人ウィリーは、一花咲かせようと、ある町にやってきます。でも、その町では夢を見ることが禁じられている上に、チョコレートで財を成す権力者達が町を支配していて、チョコレートを売ろうとするウィリーはことごとく阻止されてしまいます。そんな状況で、ウィリーはどうやってチョコレートで皆を幸せにするのかが見どころとなっています。
歌と踊りで彩られる本作は、観ているだけでとても幸せな気分になれます。これぞファンタジーといえる世界観は、“ハリー・ポッター”シリーズを手がけるスタッフによって作られただけあって、魔法の国のアトラクション感に溢れています。特に上下左右チョコレートだらけのシーンは、その世界に埋もれたくなるはずです。これは大きなスクリーンで観ないともったいないです。そして、この世界観に完全にフィットするティモシー・シャラメに見惚れること必至。改めて、ティモシー・シャラメは何をやっても天才だなと実感します。さらに、ヒュー・グラント、オリビア・コールマン、サリー・ホーキンス、ローワン・アトキンソン、ジム・カーターと、脇を固めるキャスト達も精鋭揃い。何度でもおかわりしたくなる傑作です。

デート向き映画判定

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ティモシー・シャラメ/ヒュー・グラント

何の心配もなく観られるデートにぴったりの作品です。美的センス抜群のファンタジックな世界観も、デートのムードを盛り上げてくれるでしょう。もれなくチョコレートを食べたくなるので、映画を観た後はチョコレートやチョコレートドリンクが堪能できるお店に行くと一層幸福な気分になって会話も弾みそうですね。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ティモシー・シャラメ

亡き母に誓った夢を叶えようとするウォンカが苦境に負けず、仲間を得て夢に向かって奔走する物語です。キッズやティーンの皆さんも将来なりたい職業があったり、叶えたい夢があったら、本作を観ると勇気が倍増するはずです。もちろん、チョコレートづくしの世界観に浸るだけでも幸福感を味わえるでしょう。友達、家族を誘ってぜひ観てください。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ティモシー・シャラメ/ケイラ・レーン/ヒュー・グラント

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
2023年12月8日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

TEXT by Myson


関連作

『チャーリーとチョコレート工場』

Amazon Prime Videoで観る U-NEXTで観る  Huluで観る

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2023年12月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』オリヴィア・コールマン/ベネディクト・カンバーバッチ ローズ家~崖っぷちの夫婦~【レビュー】

REVIEW昔、同じような設定の映画があった気がすると思っていたら、やはり元ネタはマイケル…

映画『恋に至る病』長尾謙杜/山田杏奈 恋に至る病【レビュー】

斜線堂有紀による小説を、長尾謙杜と山田杏奈をW主演に迎え映画化した本作。転校生の宮嶺(長尾謙杜)は…

映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗 『爆弾』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『爆弾』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『おーい、応為』長澤まさみ 心理学から観る映画58:遺伝と環境がヒトに与える影響『おーい、応為』

今回は、葛飾北斎の娘、お栄(長澤まさみ)の半生を描いた『おーい、応為』を題材に、遺伝と環境が才能に与える影響について考えてみます。

海外ドラマ『ウェンズデー シーズン2』ジェナ・オルテガ ジェナ・オルテガ【ギャラリー/出演作一覧】

2002年9月27日生まれ。アメリカ出身。

映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太/綾野剛 愚か者の身分【レビュー】

闇ビジネスに関するニュースが増えてきた日本において、本作で描かれているような出来事は…

映画『次元を超える』窪塚洋介/松田龍平 次元を超える【レビュー】

キービジュアルとタイトル、「人はどこから来て、どこへ行くのか」という意味深なキャッチコピーだけで観たくなったのは…

映画『見はらし世代』黒崎煌代 黒崎煌代【ギャラリー/出演作一覧】

2002年4月19日生まれ。兵庫県出身。

映画『ヒポクラテスの盲点』 ヒポクラテスの盲点【レビュー】

新型コロナウイルスワクチンの被害が起こっている現実に着目した、中立した立場の取材に基づくドキュメンタリー…

映画『ファンファーレ!ふたつの音』ピエール・ロタン ピエール・ロタン【ギャラリー/出演作一覧】

1989年6月20日生まれ。フランス出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion ファイナンシャルプランナーから学ぶ【明るい未来のための将来設計とお金の基本講座】女性限定ご招待!

本セミナーでは、「NISA・iDeCoなどの資産形成」「子どもの教育資金」「将来受け取る年金」「住宅購入・住宅ローン」「保険」など、将来に役立つお金の知識や情報、仕組みやルールについて、ファイナンシャルプランナーの先生が初めての方でもわかりやすく優しく教えてくれます。

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  2. AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion
  3. 映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女

REVIEW

  1. 映画『ローズ家~崖っぷちの夫婦~』オリヴィア・コールマン/ベネディクト・カンバーバッチ
  2. 映画『恋に至る病』長尾謙杜/山田杏奈
  3. 映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太/綾野剛
  4. 映画『次元を超える』窪塚洋介/松田龍平
  5. 映画『ヒポクラテスの盲点』

PRESENT

  1. 映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗
  2. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ファイナンシャルプランナーversion
PAGE TOP