REVIEW

『神様のえこひいき』みんなのレビュー

  • follow us in feedly
  • RSS
Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』藤原大祐/桜田ひより

今回は、Huluオリジナル『神様のえこひいき』3話までを正式部員の皆さんに観ていただきました。ジェンダー、性指向、アイデンティティがテーマとなっており、表現について奇譚のないご意見もいただきました。さまざまな感想があがっていて、本作の見どころが伝わってきます。

【あらすじ】
天野弥白は、想いを寄せる親友の七原ケンタに勇気を出して告白するも、その直後に交通事故に遭ってしまう。しかし、神様の“えこひいき”により、ケンタ好みの女の子、天堂神楽に生まれ変わって新しい生活を送ることに…。果たして神楽(=弥白)は、ケンタを振り向かせることができるのか!?

りんちゃんがとっても可愛いなと思いました!いろんな恋愛の形があるんだなと思います。人を好きになるって理屈ではないのかなと感じます。1話1話結構まとまってる気がして観やすいと思います。あと続きを観たくさせるのがうまいと感じます。(さくらもち/20代前半)

原作を読んだことがなくどんな物語なのだろうとドキドキしながら再生しました。最初は、「あ!ファンタジー…?」と思って観てたのですが進むにつれて、深みがありメッセージ性もあり、大人でも子どもでもわかりやすく楽しめるドラマだなぁと思いました。続きもとても気になるので観ようと思います!! (coco/20代前半)

Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』藤原大祐/窪塚愛流

まず、総じて桜田ひよりちゃんが可愛い!まだ元の神楽ちゃんのキャラクターは謎に包まれたまま、弥白くんin神楽ちゃんのお姿しかみられていないですが、喋り方も仕草も表情も全部可愛い。藤原大祐くんが演じる弥白くんは、今のところケンタ(窪塚愛流)への告白に緊張しているお姿が主なので、全力で素直で天真爛漫な弥白くんのキャラクターを演じる大祐くんをもっとみたい~!と思いました。W主演といっても3話まででは大祐くんの出番が少なすぎるので……!今後に期待ですが!そして、新井舞良ちゃん演じる鈴ちゃんのハツラツさやどこまでも真っ直ぐな性格と、神楽ちゃんを可愛がる鈴ちゃんの画がとっても可愛く、癒されます。バカ正直な弥白くんだけでは物語が進まなそうなところを、鈴ちゃんがちゃんと進める役割を担ってくれている印象も。ケンタくんは優しくて、周りの人を想っている良い子なのに、手が早いところに定期的にビックリして未だについていけないキャラクターなのですが、印象的だったのは3話で神楽の反対側にお顔を向けて寝ていたシーン。今まではわざとこちら側を向いて寝ていたのか……?!と思うとそのあざとさにやられました。人たらし……! 原作を知らず、あらすじだけを読んで観始めましたが、現実離れした設定でもコミカルに可愛らしくお話が進むので、とても楽しく観ることができました。有難うございました!(ゆ/20代前半)

とてもおもしろかったです!古川さんのファンなので、今回はどんな演技をしているのか気になったのですが、これまでの古川さんとはまた違う一面が垣間見れたりして、今後どう主人公達と関わっていくのか先が気になる1話でした!(ひななゆり/20代前半/1話のみ鑑賞)

Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』桜田ひより/新井舞良

原作を知らない状況で見させていただきました! よくある甘酸っぱい“ラブコメ”ではなく、恋愛の対象も多様性が求められる時代で、神様に出会える非現実的な部分と、現代のリアルな恋愛の模様をおもしろく、テンポよく描かれていたので、1話としてはとても観やすかったです! 正直、ありきたりな展開が多い実写化の恋愛ドラマかなと思って観始めましたが、最後はどう着地するのかとても気になりました!(MinMin/20代前半/2話まで鑑賞)

<1話>男子高校生が男子高校生に告白するシーンの「こ、これはBのLってやつですか!?」は同性愛者にどう聞こえるか、ちょっと怖くなりました。恋愛はいつでもエンタメになり得ますが、エンタメ化されるために毒性を好きになるわけじゃないのに、とレズの心が靄つきます。恋とは何か、の本質を知るためとはいえ、その茶化しは誰かを傷付ける可能性があるように感じました。古川雄輝は一見胡散臭い神様がよく似合います。文字通りこんなに浮世離れしているのにポップで美しいのは彼だからこそ。主人公が男でも女でもかわいいに振り切っているのも好きでした。
<2話>窪塚愛琉が演じる七原ケンタがチャラ男ムーヴかましているときの声がめちゃくちゃ窪塚洋介に似ていてこれが血筋なのかと感動。マジでイケ散らかしムーヴ最高なのでずっとモテ男をやっていて欲しい…。入れ代わり、同性愛、友人が突然目の前で事故に遭った、等々全体的に難しい内容だからか芝居にぎこちなさを感じるものの、配信ドラマだから出来る攻めた内容は好印象。ドラマOPの映像・音楽も素敵です。須田景凪の複雑な音楽が、複雑な人間関係を表しているように感じます。
<3話>「たまたま同性を好きになっただけ」はマジョリティ側のエゴです。ちゃんと“相手”を好きになったんじゃあないでしょうか。性別なんて関係ないよ、と言うことなんでしょうが、その前提が果たして必要なのか悩みます。よく商業BL作品にある「男が好きなんじゃなくてお前が好き」みたいな言い草がありますが、それに似ているように感じました。 新井舞良が演じた鳥居鈴の真っ直ぐさはすごく好きです。作中、告白を断る鈴がこの先そのことで傷付くような展開がなければいいけれど…とハラハラしたので続きを観ます。
<全体を通して>右近については、たとえ腐女子でも言っていいことと悪い事が世の中にはあるのにと感じるところがありました。一方、神様のセリフはどれも神様らしさのある深さと、神様らしからぬ軽妙なポップさのバランス感覚が絶妙で好きにならざるを得ませんでした。こんなに横文字を使う神様ははじめてかも…?好きという気持ちは持つ方も持たれる方もどこかしらでしんどさがあるので、神様が言う「それが嫌なら恋などやめておけ」は真理だなと思いました。(真山.com/20代後半)

Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』桜田ひより/古川雄輝

始めに神様がえこひいきした過程がしっかり説明があったのですんなり物語に納得ができました。こんなにも想わせてくれるケンタくん(窪塚愛流)は女ったらしというより人間ったらしのとても魅力的な人です。教室の窓から見える景色や道路等がとても美しくあたしもこの地域に住んでみたいです。そして性別を越えてこんなにも誰かを大好きでいられるのを羨ましく思いました。窪塚洋介さんの息子さんの愛流くん。まだ演技にたどたどしさはありますがこれからの活躍が期待大の役者さんです。女だから、男だからという概念を取っ払う今の時代にとても合ったお話です。舞良ちゃんの真っ直ぐで芯の通った感じ、ひよりちゃんのくるくる変わる愛くるしい表情見ていて気持ちがいいです。この恋の行方がどうなるのか4話からの続きもめっちゃ気になります。(ゆうら)

男女入れ替わりの新感覚ラブストーリー。寂れた神社で日々暇を持て余してる神様役の古川雄輝さんがマジで眩しかったぁ。 似合いすぎて、拝みたくなりました。お付の右近ちゃんも可愛いし、これから先もとても気になります。(y.n/40代前半)

告白して事故に遭うところから始まり衝撃的でした。 同性を好きになり告白した側、告白された側の気持ちを初めて考えた気がします。神様と右近ちゃんが出てきたり、キャストの初々しさで、かなりポップに描かれていていました。登場人物と同世代はもちろん、LGBTを理解できていない世代の人にも観てもらいたいです。 純粋な弥白に対し、ケンタくん(窪塚愛流)のチャラさが最高でした。(匿名希望/40代後半)

Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』藤原大祐/桜田ひより/窪塚愛流/新井舞良

シンプルなBLものと思いきや、女の子になって相手を振り向かせようという展開はありそうでなかったので、とても新鮮でした。高校生達の恋愛模様は大人目線だととても可愛いらしく、昔の甘酸っぱい記憶を思い出しました(笑)。藤原大祐、窪塚愛流、桜田ひよりらフレッシュなキャストも魅力的で、さらにこの中ではベテランに入る古川雄輝の神様役もとても美しかったです!どんな結末を迎えるのか、まだまだ先の展開が気になります。(シャミ)

私は一足お先に全8話を鑑賞させていただきました。まずメインのキャラクター4人がそれぞれの立場で悩む姿や、彼等が抱く素直な疑問が表現されたセリフによって、改めてアイデンティティって何だろうと考えさせられるストーリーにとても惹かれました。当然ながらジェンダーとアイデンティティは切っても切れない関係ですが、ジェンダーという枠を超えて、人間の“身体と中身”について問う場面も多く、人間という生き物の奥深さを感じることもできます。
そして、本人の問題だけでなく、家族や周囲の人々にどんな影響があるかという点にも言及していて、表面的な問題解決に終わらせず現実的に描いているところで、大人が観ても見応えがある作品となっています。 また、藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良の演技がすごく良かったです。良い意味であどけなさもあり、等身大で演じていて、どのキャラクターも魅力的。彼等と同世代の方はもちろん、親世代にもオススメの作品です。(マイソン)


最後に「続きが観たいか」という質問で、
 ・すごく観たくなった
 ・観たくなった
 ・続きにあまり興味が湧かなかった
の3択で聞いてみたところ、下記のような結果になりました。

Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』続き観たい度グラフ

すごく観たくなった 64% + 観たくなった 36% =続きが観たい100%

Huluオリジナルドラマ『神様のえこひいき』藤原大祐/桜田ひより/窪塚愛流/新井舞良/古川雄輝

『神様のえこひいき』
2022年3月19日よりHuluにて独占配信中
毎週土曜、新エピソード2話ずつ配信<全8話>
公式サイト 

©小村あゆみ/集英社・HJ ホールディングス

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『Winter boy』ポール・キルシェ Winter boy

同性愛者の17歳の青年リュカは、父を事故で亡くしたことをきっかけに、心の中で何かがプツッと切れてしまったような状況に陥ります。そんななか…

ドラマ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』中島セナ/奥平大兼 『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』配信記念ワールドプレミア 10組20名様ご招待

ドラマ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』配信記念ワールドプレミア 10組20名様ご招待

映画『ティル』ダニエル・デッドワイラー/ジェイリン・ホール ティル

1955年、アメリカ、ミシシッピ州のマネーで、アフリカ系アメリカ人の14歳の少年エメット・ティルが殺害された事件を映画化…

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』片岡愛之助 片岡愛之助(かたおか あいのすけ)

1972年3月4日大阪府生まれ。1977年、松竹芸能子役オーディションに合格し…

映画『窓ぎわのトットちゃん』 窓ぎわのトットちゃん

原作者である黒柳徹子自身の幼少期を綴った自伝的小説…

映画『イコライザー THE FINAL』ダコタ・ファニング ダコタ・ファニング

1994年2月23日生まれ。アメリカ、ジョージア州コンヤーズ出身。幼少期からテレビドラマやCMに出演。2001年、映画『I am Sam アイ・アム・サム』に出演し…

映画『ウィッシュ』 ウィッシュ

ディズニー100周年を飾る本作には、まさにディズニーが100年間掲げてきた…

映画『ポッド・ジェネレーション』エミリア・クラーク エミリア・クラーク

1986年10月23日生まれ。イギリス、ロンドン出身。HBOのドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス・ターガリエン役で…

映画『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー 『隣人X -疑惑の彼女-』熊澤尚人監督インタビュー

今回は『隣人X -疑惑の彼女-』でメガホンをとった熊澤尚人監督にお話を伺いました。群像劇だった小説を映画化する上で工夫された点や、上野樹里さん&林遣都さんと久しぶりにお仕事をされた感想を聞いてみました。

映画『ショータイム!』サブリナ・ウアザニ ショータイム!

観ればきっと行ってみたくなるユニークでアットホームな“農場キャバレー”にまつわる実話…

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』 トーキョー女子映画部正式部員が推す!今観ているアニメシリーズ特集

今回はトーキョー女子映画部正式部員の方々に、「今観ているオススメのアニメシリーズ」について、聞いてみました。

映画『インファナル・アフェア 4K』アンディ・ラウ/トニー・レオン あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インファナル・アフェア』

今回は『インファナル・アフェア』のラウ役のアンディ・ラウとヤン役のトニー・レオンをそれぞれ誰が演じるのが良いか、正式部員の皆さんに考えていただきました。今回はどんなキャスティング案が挙がったのでしょうか?

映画『ヒッチコックの映画術』アルフレッド・ヒッチコック 映画好きが選んだアルフレッド・ヒッチコック監督人気作品ランキング

アルフレッド・ヒッチコックが監督をした作品(1950年以降に制作された作品)について正式部員の皆さんに投票いただきランキングを作成しました。名作揃いのなか、どの作品が1位となったのでしょうか?

TSUTAYA TV

REVIEW

  1. 映画『Winter boy』ポール・キルシェ
    Winter boy

  2. 映画『ティル』ダニエル・デッドワイラー/ジェイリン・ホール
    ティル

  3. 映画『窓ぎわのトットちゃん』
  4. 映画『ウィッシュ』
    ウィッシュ

  5. 映画『ショータイム!』サブリナ・ウアザニ

PRESENT

  1. ドラマ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』中島セナ/奥平大兼
  2. 映画『ファースト・カウ』ジョン・マガロ
  3. 映画『バービー』マーゴット・ロビー/ライアン・ゴズリング
PAGE TOP