REVIEW
累計発行部数6000万部を突破した大人気サッカー漫画「ブルーロック」(原作:金城宗幸 漫画:ノ村優介)が遂に実写化。本作の企画は、“キングダム”や“沈黙の艦隊”の実写シリーズや、『SAKAMOTO DAYS』『国宝』など超大作を手掛け、ヒット作を次々と生み出してきた制作プロダクション“CREDEUS”が、2022年に立ち上げました。

“ブルーロック(青い監獄)”とは、サッカーのワールドカップで日本が勝つために、FW(フォワード)として優秀な高校生300人を全国から招集し、たった1人の最強ストライカーを見出そうとするプロジェクトの名前であり、訓練を行う施設の名前です。日本フットボール連合(JFU)の絵心甚八(窪田正孝)は、「日本サッカーに足りないのは、エゴだ――」と豪語し、高校生ストライカー達に残酷な試練を与えます。

本作を観て、コミックの人気、アニメ版や2.5次元版の人気の高さにも納得しました。まず設定にインパクトがあります。冒頭から描かれる、主人公、潔世一(高橋文哉)の葛藤が本作を貫くテーマを最初に印象づけた上で、ブルーロックに集められた300人のストライカーは、究極の選択を迫られます。

その究極の選択とは、頂点に立つ1人になれればワールドカップに出場する権利を得られる一方で、敗れた299人は日本代表入りの権利を生涯失ってしまうというもの。世一を含め、選ばれし高校生ストライカー達は、最初に突きつけられた究極の選択にどう反応するのかというところから一気に緊張感が張り詰め、観る者を物語にグッと引き込みます。そして、そこから展開されるストーリーが何ともおもしろい!

協調性を重んじる日本人としては、エゴイズムに対する抵抗感を持つのも自然です。本作のキャラクター達はもちろん、本作を観る側も同じ心境になるでしょう。でも、ブルーロックで求められるエゴイズムの先にもっと深い“哲学”が見えてくる点が本作のストーリーの魅力です。

また、メインとなるキャラクターが多いにもかかわらず一人ひとりがの魅力が引き立てられていて、それぞれの葛藤も伝わってきます。だから、観る方それぞれにお気に入りのキャラクターが見つかるでしょう。同時に、今をときめく俳優が勢揃いしているのも嬉しいポイントです。

もう、続きが気になってしょうがありません!私は本作を機にアニメ版も観てみたくなりました。“ブルーロック”人気は本作でますます過熱するのではないかと期待します。
デート向き映画判定

キャラクター達のサッカーに打ち込む姿をひたすら描いた青春映画なので、老若男女問わず楽しめます。恋愛要素は一切ないので、逆にデートでも観やすいでしょう。チームメイトであり、ライバルでもある者同士の人間関係が、どう変化していくのかという点も見どころなので、サッカーに特別興味がなくても、身近なストーリーとして観られます。デートだと気負わずに気楽に誘ってみましょう。
キッズ&ティーン向き映画判定

スポーツに限らず、個人の技とチームプレイの両方が求められる部活をしている方は特に等身大で観られると思います。ブルーロックのルールからして、一見個人プレイだけが重視されているようでいて、個人プレイとチームプレイとの関係性を考えるきっかけになります。最初は底辺にいる世一達が諦めずに、眠っていた才能を目覚めさせる姿にも希望をもらえるでしょう。

『ブルーロック』
2026年8月7日より全国公開
東宝
公式サイト
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©金城宗幸・ノ村優介/講談社 ©CK WORKS
TEXT by Myson
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情報は2026年7月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。






























