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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密【レビュー】

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映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』エディ・レッドメイン

「あの人とあの人の関係って一体?」などなど、シリーズ前作までに気になるポイントがいくつか出てきていましたが、本作で明らかになります。今回の大敵は、マッツ・ミケルセンが演じるグリンデルバルド。彼がもうほんとに悪い顔してますよ〜(笑)。マッツが醸し出す貫禄で作品の重厚感も一層増しています。そして、ジュード・ロウが演じるダンブルドアとグリンデルバルドの2ショットが渋過ぎて、大人の色気がプンプンの何とも言えない眼福を味わえます。また、エズラ・ミラーが演じるクリーデンスとダンブルドアの関係にもいろいろな憶測が飛び交っていましたが、本作で答えが出ます。この秘密の背景には切ないストーリーがありますので乞うご期待。
もちろん可愛い魔法動物もたくさん登場します。特にニュート(エディ・レッドメイン)の相棒ボウトラックル、キラキラ大好きニフラーが大活躍。ニュートのピンチを救う緊張感漂う場面ですら、可愛くてホッコリさせられますよ。さらに公式サイトには載っていない、物語の鍵を握る神聖な動物も登場し本作をドラマチックにしています。また、今回は最強の敵グリンデルバルドが率いる軍団に立ち向かうべく、ダンブルドアとニュートはチームを編成します。魔法対決であることはもちろん、頭脳戦となっていて、ニュート達は敢えて自分達ですら仕掛けの全容を把握していない状況で戦います。なので、その戦略がどんなものなのかを紐解く楽しさもあります。この壮大なストーリーを2時間強で収めようとすると、ところどころ詳細を割愛するしかなかったのかなと思える部分があり、そこは原作でどうなっているのかが気になりますが、細かいところは抜きにして、お祭り映画的に楽しんではいかがでしょうか。

デート向き映画判定
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』エディ・レッドメイン/ジュード・ロウ/ダン・フォグラー/カラム・ターナー

程よくロマンスも描かれていて、初デートも含め、どんなカップルのデートにもオススメの作品です。シリーズ前作を観ていたほうが物語についていけるので、前作を観るためにデートの約束も増やせます。映像が絵画的で美しいという点でも見応えがあり、同時にホッコリする場面もあるので、デートの雰囲気にも合いますよ。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』マッツ・ミケルセン

魔法使いの物語であり、可愛い魔法動物がたくさん出てくるなど、キッズやティーンの皆さんのハートを掴む要素が満載です。今回も「あの動物が本当にいたら良いのに」と思えるような個性の強い魔法動物が登場するのでワクワクします。上映時間が143分と長めな点で集中力が保てるかどうかが気になるところですが、程よく頭を使う展開となっているので意外とあっという間に感じるかもしれません。

映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』エディ・レッドメイン/ジュード・ロウ/ダン・フォグラー/カラム・ターナー

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
2022年4月8日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

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Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling
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TEXT by Myson

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