REVIEW

クルエラ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『クルエラ』エマ・ストーン

ディズニーアニメの『101匹わんちゃん』やグレン・クローズがクルエラを演じた実写版『101』を観た方なら特にクルエラのイメージは濃く残っていると思います。でも、本作は良い意味でそれを裏切る部分が多く、「クルエラって、そうだったんだ!」という要素が多く描かれています。本作は、クルエラの子どもの頃の物語から始まり、その生い立ちが明かされます。彼女の生い立ちもドラマの重要な要素となっていますが、もう一点特徴的なのはファッション映画といっても良いほど、アーティスティックな要素が多い点です。クルエラのファッションはどうやって生まれたのか、ダルメシアンとの因縁はどこから生まれたのか、そういった疑問に答える内容になっていて、さらに音楽も印象的に使われています。
エマ・ストーンが演じるクルエラは毒っ気はありつつ、キュートでスタイリッシュなので、ビジュアル的な魅力にハマるのはもちろん、苦難を強いられながらも生き延びるためにあらゆる手段を取る様子に共感してしまう部分もあり、ヴィランのはずのクルエラをどこか応援したくなります。一方、もう1人強烈なキャラクターが登場するのも見どころ。バロネスというそのキャラクターはエマ・トンプソンが見事に演じていて、『プラダを着た悪魔』のアンディ(アン・ハサウェイ)とミランダ(メリル・ストリープ)を彷彿とさせるストーリー展開も楽しめます。とにかく絶対に女子が好きな作品だと思うので、見逃さないでください!

デート向き映画判定
映画『クルエラ』エマ・ストーン

ラブロマンスの要素はほぼなく、気まずいシーンもないので、初デートで観てもOKでしょう。ビジュアル的に華やかで、音楽も効果的に使われているので、最初から最後まで集中して観られると思います。また、クルエラの生い立ちが描かれているので、映画鑑賞後は、自然にお互いの生い立ちを話すきっかけにもできそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『クルエラ』エマ・ストーン

134分とやや長めの上映時間ですが、テンポ良く物語は進み、観やすい内容なので小学生でも楽しく観られると思います。ティーンは等身大で観られる部分がより多く、ファッションや音楽に興味が出てきた人は特に、良い刺激を得られるでしょう。クルエラの言動は真似をしないほうがよいこともありますが、見習うべきところも描かれています。単純に悪役と括らずに、1人の少女の物語として純粋に楽しんでください。

映画『クルエラ』エマ・ストーン/エマ・トンプソン/マーク・ストロング

『クルエラ』
2021年5月27日より映画館 and 5月28日よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『白鳥とコウモリ』松村北斗/今田美桜 白鳥とコウモリ【レビュー】

国内累計発行部数1億部以上を誇るベストセラー作家、東野圭吾の同名小説が原作です…

映画『ルックバック』(実写版)完成報告イベント:出口夏希、蒔田彩珠、七瀬ふうり、岡田六花、是枝裕和監督 カッコいい線、音が出せるまで猛練習!是枝裕和監督作『ルックバック』完成報告イベントに出口夏希、蒔田彩珠らが登壇

藤本タツキの原作漫画「ルックバック」は2024年にアニメーション化され大ヒットを飛ばしました。そして遂に、是枝裕和監督により実写化されました。2026年8月20日、待望の本作の完成報告を行うべく、是枝監督とメインキャストが舞台挨拶を行いました。

映画『顔 -かお-』パク・ジョンミン 顔 -かお-【レビュー】

“新感染”シリーズや、韓国ドラマ『地獄が呼んでいる』など、数々のヒット作を生み出してきたヨン・サンホ監督が、自身初のグラフィックノベルを原作に念願の映画化を実現させた作品…

実写映画『ルックバック』出口夏希/蒔田彩珠 実写映画『ルックバック』一般試写会 10組20名様ご招待

実写映画『ルックバック』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『四月の余白』夏帆 夏帆【ギャラリー/出演作一覧】

1991年6月30日生まれ。東京都出身。

映画『ナイトボーン -夜哭-』セイディ・ハーラ ナイトボーン -夜哭-【レビュー】

いやー激しかったー!『ハッチング-孵化-』のハンナ・べルイホルム監督作で、お産、赤子が関わるホラー映画ということで…

映画『オデュッセイア』マット・デイモン オデュッセイア【レビュー】

本作を観て、多くの映画ファンに映画館で観なければ意味がないと思わせるノーラン監督作が、観客にもたらす特別な映画体験の根幹には何が共通しているのかを改めて考えました…

海外ドラマ『ザ・ボーイズ シーズン4』トメル・カポン トメル・カポン【ギャラリー/出演作一覧】

1985年6月15日生まれ。イスラエル生まれ。

映画『バックルームズ』キウェテル・イジョフォー バックルームズ【レビュー】

この短編の再生数はなんと2億回を突破し、パーソンズ監督は17歳で本作の映画化に取りかかり、19歳の時に撮影、20歳で長編デビューを果たしました…

映画『私たちは、ちょうどいい。』バービー・フェレイラ/ジョン・レグイザモ 『私たちは、ちょうどいい。』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『私たちは、ちょうどいい。』一般試写会 5組10名様ご招待

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  2. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  3. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『白鳥とコウモリ』松村北斗/今田美桜
  2. 映画『顔 -かお-』パク・ジョンミン
  3. 映画『ナイトボーン -夜哭-』セイディ・ハーラ
  4. 映画『オデュッセイア』マット・デイモン
  5. 映画『バックルームズ』キウェテル・イジョフォー

PRESENT

  1. 実写映画『ルックバック』出口夏希/蒔田彩珠
  2. 映画『私たちは、ちょうどいい。』バービー・フェレイラ/ジョン・レグイザモ
  3. 映画『TAVERNA DE GAGA―人生はまだまだ面白い―』パンツェッタ・ジローラモ
PAGE TOP