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夏目アラタの結婚【レビュー】

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映画『夏目アラタの結婚』柳楽優弥/黒島結菜

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品川ピエロこと品川真珠(黒島結菜)は、バラバラ連続殺人の罪で死刑判決を下されます。児童相談員の夏目アラタ(柳楽優弥)はひょんなことから、獄中の真珠を面会することになり、真珠について知っていた情報と実際の本人とのイメージの違いに驚かれます。そして、アラタはある目的を果たすべく、真珠にプロポーズし、獄中結婚をすることに。アラタは真珠に会う度にあることを聞き出そうとするなか、真珠もアラタを試すかのように徐々に情報を出していきます。
序盤で出てくる、死体がバラバラにされた血みどろの現場が映るシーンとは打って変わって、予想もしない展開が出てきます。そして、死刑囚として見ていた真珠の背景が見えてくればくるほど、謎が謎を呼ぶカラクリが隠されていて、品川真珠という人物の複雑性が最大限に高まった後、一気に伏線が回収され、爽快感をもたらしてくれます。

映画『夏目アラタの結婚』柳楽優弥/佐藤二朗

「死刑囚にプロポーズ」という設定だけ聞くと、あまりに非現実的で、漫画的に思う方もいるかもしれませんが、予想に反して現実味を残している要素が複数あります。サスペンスとしてのおもしろさに加えて、そうしたリアリティを残した点でも原作コミックは人気なのでしょう。
夏目アラタを演じる柳楽優弥と、品川真珠を演じた黒島結菜の名演、堤幸彦監督ならではのトーンも本作の世界観を映像化する上で功を奏しています。意外性を大いに楽しめる作品なので、スリリングな作品が苦手という方もぜひトライしてみてください。

デート向き映画判定

映画『夏目アラタの結婚』柳楽優弥/中川大志

原作を読んでいたらいたで、どのように映像化されているのかを観て楽しめるでしょうし、前情報を全く入れずに観れば純粋に驚きを持って観ることができるので、2人とも興味があればデートで観るのもありでしょう。どれくらい伏線を回収できたか話したくなるので、鑑賞後の会話も弾みそうです。少し怖いシーンも出てきますが、カップルで観て気まずくなるシーンはないのでご安心を。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『夏目アラタの結婚』黒島結菜

小学生にはちょっと刺激が強いシーンもあるので、せめて中学生くらいになってから観るほうが良いのではないでしょうか。推理をしながら観るおもしろさがあるので、頭の体操に観るのも良いですよ。キャラクターの不可解な言動は最後にタネ明かしがされます。最初から集中して、気になるポイントを念頭に入れながら観てください。

映画『夏目アラタの結婚』柳楽優弥/黒島結菜

『夏目アラタの結婚』
2024年9月6日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

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©乃木坂太郎/小学館 ©2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

TEXT by Myson


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「夏目アラタの結婚」乃木坂太郎 著/小学館ビッグコミックスペリオール
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