REVIEW

ザ・ロストシティ

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ザ・ロストシティ』サンドラ・ブロック/チャニング・テイタム

サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットという豪華キャストの化学反応が楽しい本作は、アドベンチャーとコメディが楽しめる作品となっています。物語は、伝説の古代都市“ロストシティ”を巡って、クレイジーな億万長者フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)と、アドベンチャー小説を書く作家のロレッタ(サンドラ・ブロック)が攻防を繰り返すというもの。“ロストシティ”を見つけるかどうかというよりも、“ロストシティ”を探す道中での逃亡劇というほうが適切かもしれません。だから、“インディ・ジョーンズ”や“ハムナプトラ”シリーズよりも軽いノリです。
ロレッタ側には、チャニング・テイタムが演じるアランと、ブラッド・ピットが演じる凄腕戦闘員がついているわけですが、2人のマッチョ俳優の役割分担も見どころです。2人はそれぞれ、モデルとして“肉体美を見せるマッチョ”、戦闘員として“肉体をフル活用するマッチョ”と、演出上のいじられ方が異なります。チャニング・テイタムはわかりやすくセクシー担当、ブラッド・ピット演じる戦闘員は強すぎて笑える上にツッコミどころが満載で、主役を喰う美味しいキャラクターとなっています。ダニエル・ラドクリフが演じる億万長者も怪しさ、インチキ感に溢れ、良い味を出しています。そして、主演のサンドラ・ブロックもコメディエンヌぶりを存分に発揮していて、期待通りに楽しめます。本作は息抜きに観るのにピッタリの作品です。

デート向き映画判定
映画『ザ・ロストシティ』サンドラ・ブロック/チャニング・テイタム/ダニエル・ラドクリフ

サバサバしたコミカルなアドベンチャーで誰でも観やすい作品です。日本でも知名度が高いキャストばかりで馴染みやすく、初デートで観ても問題ありません。ただ、途中で若干下ネタというか笑っていいのかわからない微妙なギャグが出てくるので、その点に関してはアレルギーを感じる方もいるかもしれません。そこだけ注意して誘う相手を選びましょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ザ・ロストシティ』サンドラ・ブロック/チャニング・テイタム/ブラッド・ピット

良い意味でアホな展開が満載なので、キッズもティーンも気楽に観られます。特にブラッド・ピットが演じる戦闘員の戦いぶりは豪快で、あまりの強さに笑えて、爽快感も味わえるでしょう。ありえない展開にツッコミどころが満載なので、家族や友達と観ると一層楽しいですよ。

映画『ザ・ロストシティ』サンドラ・ブロック/チャニング・テイタム/ダニエル・ラドクリフ/ブラッド・ピット

『ザ・ロストシティ』
2022年6月24日より全国公開
東和ピクチャーズ
公式サイト

©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『コカイン・ベア』 コカイン・ベア

タイトルからおわかりの通り、本作はコカインと熊のお話…

Netflix映画『ちひろさん』有村架純 ちひろさん

物語が進むほど、人間の深いところに潜っていけるストーリーです。元風俗嬢の“ちひろさん…

映画『リトル・マーメイド』ワールドプレミア、メリッサ・マッカーシー メリッサ・マッカーシー

1970年8月26日アメリカ生まれ。ニューヨークでスタンダップ・コメディアンとしてのキャリアをスタートする。その後…

海外ドラマ『シークレット・インベージョン』サミュエル・L・ジャクソン シークレット・インベージョン

自由自在に他人に擬態できる能力を持つ異星人“スクラル”が要人等になりすまし、地球を乗っ取ろうとしている状況で…

映画『シアター・キャンプ』モリー・ゴードン シアター・キャンプ

キービジュアルや場面写真を見るだけでも、サーチライト・ピクチャーズ作品のいい匂いがプンプン漂ってきて…

映画『BAD LANDS バッド・ランズ』安藤サクラ/山田涼介 BAD LANDS バッド・ランズ

「破門」(第151回直木賞を受賞)や「後妻業」などで知られる黒川博行による小説を映画化…

映画『PIGGY ピギー』ラウラ・ガラン PIGGY ピギー

ティーンエイジャーを主人公とした成長物語をこうしたストーリーで…

映画『ロスト・キング 500年越しの運命』サリー・ホーキンス ロスト・キング 500年越しの運命

筋痛性脳脊髄炎を患いながらも、子育てと仕事を両立させてきたフィリッパ(サリー・ホーキンス)は…

映画『犬部!』安藤玉恵 安藤玉恵(あんどう たまえ)

1976年8月8日生まれ。東京都出身。早稲田大学在学中に演劇を始め…

映画『ファッション・リイマジン』 ファッション業界のこれまでとこれから

流行しているファッションを見ると、その時代、社会が見えて…

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

おすすめ記事

映画『ヒッチコックの映画術』アルフレッド・ヒッチコック 映画好きが選んだアルフレッド・ヒッチコック監督人気作品ランキング

アルフレッド・ヒッチコックが監督をした作品(1950年以降に制作された作品)について正式部員の皆さんに投票いただきランキングを作成しました。名作揃いのなか、どの作品が1位となったのでしょうか?

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』来日記者会見:クエンティン・タランティーノ 映画好きが選んだクエンティン・タランティーノ監督人気作品ランキング

今回は、これまでクエンティン・タランティーノが監督をした作品(脚本担当作は除く)について正式部員の皆さんに投票いただきランキングを作成しました。

映画『アイスクリームフィーバー』吉岡里帆/詩羽(水曜日のカンパネラ) 映画好き女子が選んだ【ガールズムービー邦画ランキング】

今回は邦画のガールズムービー(女性同士の友情や交流などを描いた作品)を集めました。候補作品は編集部が独断で選抜し、正式部員の皆さんの投票によるランキングを作成しました 。部員の皆さんによる熱いコメントも参考に、お気に入りのガールズムービーを探してみてください!

TSUTAYA TV

REVIEW

  1. 映画『コカイン・ベア』
  2. Netflix映画『ちひろさん』有村架純
    ちひろさん

  3. 海外ドラマ『シークレット・インベージョン』サミュエル・L・ジャクソン
  4. 映画『シアター・キャンプ』モリー・ゴードン
  5. 映画『BAD LANDS バッド・ランズ』安藤サクラ/山田涼介

PRESENT

  1. 映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』
  2. 中国ドラマ『千紫万華(せんしばんか)〜重紫(ちょうし)に捧ぐ不滅の愛〜』QUOカード、ヤン・チャオユエ/シュー・ジェンシー
  3. 中国ドラマ『花令嬢の華麗なる計画』QUOカード、シュー・ジェンシー(徐正溪)/モン・ズーイー(孟子義)
PAGE TOP