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『天気の子』アニメーション制作の裏側に迫るメイキングドキュメンタリーの一部が公開!

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映画『天気の子』メイキングドキュメンタリー、新海誠、野田洋次郎

2019年7月19日(金)に全国359館448スクリーンで公開初日を迎えた映画『天気の子』。観客動員1000万人を超え、興行収入は140.5億円を突破!2019年No.1興行収入を記録しました。さらに海外では、『君の名は。』の公開規模を上回る141の国と地域で公開。そんな全世界待望の新海誠監督の最新作『天気の子』のBlu-ray & DVDが5月27日(水)に発売となります。

そしてこのたび、Blu-ray&DVDリリースに先駆け、Blu-ray コレクターズ・エディションに収録される映像特典<メイキングドキュメンタリー>の中から、作画や美術背景の制作現場、主題歌や劇伴のレコーディング風景など、アニメーション制作の裏側に迫る映像の一部が公開されました!

『天気の子』<メイキングドキュメンタリー>アニメーション制作の裏側に迫る映像の一部はこちら

<メイキングドキュメンタリー>は、アニメーション制作の裏側に迫り、本作が完成するまでの約1年間の制作過程を追った映像となっています。企画書から脚本、ビデオコンテまでを新海監督が作成し、それを設計図に、作画や美術背景、CG、撮影、そして音楽など各セクションの作業が進められる様子が映し出されています。さらに、打ち合わせを重ね各セクションのアイデアを結集させ、いくつもの手法を試行錯誤しながら作品のクオリティを高めていく様子も観られ、それぞれどんな思いを込めて作られたのかがわかります。

映画『天気の子』メイキングドキュメンタリー、新海誠

作画監督の田村篤氏は新海作品への参加を「従来のアニメーションの作り方とは少し違う作り方をしている。その様を見てみたかった」と語り、個性的な脇のキャラクターの誕生秘話や、新海監督のコンテの要素をいかに作画に落とし込むかなどを明かしています。美術監督の滝口比呂志氏は、美術背景を描くにあたり「キャラクターの性格や生い立ちを 大切に、いつも以上に細部にまでこだわった」と語り、例えば須賀の事務所は、編集プロダクションのため紙の印象を強めたり、夏美の清涼感を出すために色合いも全体的にグリーン系にコントロールをしている点などを挙げています。

映画『天気の子』メイキングドキュメンタリー、野田洋次郎

また、脚本ができたタイミングから制作が始まっていた主題歌も、仮歌の段階でビデオコンテに合わせて確認を繰り返し、何度も曲や映像を調整しながら上へ上へと目指して完成に向かっていくの様子が伺えます。さらに、本作の主題歌“祝祭”と“グランドエスケープ”にボーカルとして参加した三浦透子との顔合わせや、レコーディングの様子、新海監督も同席して行われた劇伴のストリングスのレコーディング風景なども観られます。その他にも、白熱する打ち合わせの様子や新海監督の自宅作業風景、キャストとスタッフらによるビデオコンテ上映会、醍醐⻁汰朗、森七菜、小栗旬、本田翼などキャストたちのアフレコの模様、初号試写や世界最速上映、そして初日舞台挨拶などが、約1時間半というボリュームで収録されています。

映画『天気の子』メイキングドキュメンタリー、新海誠

コレクターズ・エディションの映像特典は他にも、作品の設計図ともいえる新海誠監督による<ビデオコンテ>、本編を観ながらアフレコや楽曲制作の裏側を語りつくした、醍醐⻁汰朗×森七菜×RADWIMPSによる<ビジュアルコメ ンタリー>、新海誠監督と有働由美子氏による公開後の今だからこそ語ることのできる<「新海誠監督×有働由美子 反省会!」〜 映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”〜>、国内や海外での舞台挨拶を記録した<イベント記録映像集>、“映画の着想点”や“物語が生まれる工程”など、監督の制作日誌をもとに創作の秘密に迫る<新海誠監督講演会「『天気の子』-物語の起点―」>が収録。これら Blu-ray コレクターズ・エディションに付属する映像特典(特典ディスク 1〜3)は合計11時間を超える大ボリュームとなっています!!

ボリュームたっぷりなコレクターズ・エディション、すごく魅力的ですね!ぜひご自宅でフルに『天気の子』を楽しんでみてはいかがでしょうか。

映画『天気の子』展開図

『天気の子』
2020年5月27日Blu-ray&DVD発売
公式サイト
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
発売元:STORY/東宝
販売元:東宝

©2019「天気の子」製作委員会 

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