NEWS

今年も華やかなゲストが続々と登場!【第35回東京国際映画祭】

  • follow us in feedly
  • RSS
第35回東京国際映画祭『月の満ち欠け』廣木隆一監督、大泉洋、柴咲コウ

10月24日(月)から11月2日(水)に日比谷、有楽町、丸の内、銀座エリアにて開催された【第35回東京国際映画祭】。今回はその開幕から開幕までの様子をダイジェストでご紹介します。

まずは開催初日に行われたレッドカーペットには国内外137名のゲストが登場!

第35回東京国際映画祭、フェスティバル・アンバサダー、橋本愛
第35回東京国際映画祭、フェスティバル・アンバサダー:橋本愛

橋本愛は2年連続でフェスティバル・アンバサダーを務めました。

第35回東京国際映画祭『月の満ち欠け』廣木隆一監督、大泉洋、柴咲コウ
『月の満ち欠け』廣木隆一監督、大泉洋、柴咲コウ

トップバッターとなった『月の満ち欠け』の廣木隆一監督、大泉洋、柴咲コウからラストを飾った『ラーゲリより愛を込めて』の二宮和也、瀬々敬久監督、そして、コンペティション部門の審査委員まで、とても豪華な面々ががレッドカーペットに登場しました。

第35回東京国際映画祭『母性』永野芽郁、戸田恵梨香
『母性』永野芽郁、戸田恵梨香
第35回東京国際映画祭『山女』永瀬正敏、山田杏奈、森山未來、福永壮志監督
『山女』永瀬正敏、山田杏奈、森山未來、福永壮志監督
第35回東京国際映画祭『わたしのお母さん』井上真央、杉田真一監督
『わたしのお母さん』井上真央、杉田真一監督
第35回東京国際映画祭『窓辺にて』中村ゆり、稲垣吾郎、玉城ティナ
『窓辺にて』中村ゆり、稲垣吾郎、玉城ティナ
第35回東京国際映画祭『彼方の閃光』眞栄田郷敦、池内博之、加藤雅也
『彼方の閃光』眞栄田郷敦、池内博之、加藤雅也
第35回東京国際映画祭『ひとりぼっちじゃない』伊藤ちひろ監督、井口理、馬場ふみか、河合優実
『ひとりぼっちじゃない』伊藤ちひろ監督、井口理、馬場ふみか、河合優実
第35回東京国際映画祭『エゴイスト』松永大司監督、鈴木亮平、宮沢氷魚
『エゴイスト』松永大司監督、鈴木亮平、宮沢氷魚
第35回東京国際映画祭『あちらにいる鬼』廣木隆一監督、豊川悦司、寺島しのぶ、広末涼子
『あちらにいる鬼』廣木隆一監督、豊川悦司、寺島しのぶ、広末涼子
第35回東京国際映画祭『ガンニバル』笠松将、柳楽優弥、片山慎三監督
『ガンニバル』笠松将、柳楽優弥、片山慎三監督
第35回東京国際映画祭『ラーゲリより愛を込めて』二宮和也、瀬々敬久監督
『ラーゲリより愛を込めて』二宮和也、瀬々敬久監督
第35回東京国際映画祭、コンペティション審査委員:柳島克己、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル、ジュリー・テイモア、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、シム・ウンギョン
コンペティション部門審査委員:柳島克己、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル、
ジュリー・テイモア、ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、シム・ウンギョン

また、別日にはガラ・セレクション部門に出品された『バルド、偽りの記録と一握りの真実』が、14年ぶりに復活した黒澤明賞を受賞し、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が来日しました。

第35回東京国際映画祭『バルド、偽りの記録と一握りの真実』アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は、「日本に戻って来られたことを光栄に思います。街を歩いているだけで自分が生きていることを実感させてくれるのでとてもワクワクしますね。また、故郷のメキシコシティを思い出させる部分も日本は持っています」と、日本への愛を語りました。そして、黒澤明賞を受賞した心境について「まさに夢が叶ったと言えます。黒澤明監督は世界中に影響を与えてきた監督であり、映画界の神だと私は思います。そんな神のような方の名前を冠した賞をいただけることは光栄の至りであり、非常に嬉しいです」とコメントしました。

最終日の11月2日には閉幕を迎え、東京国際フォーラムにてクロージングセレモニーが行われました。気になるコンペティション部門の結果は、『ザ・ビースト』が東京グランプリ/東京都知事賞を受賞!来日は叶いませんでしたが、主演で本作で最優秀男優賞を受賞したドゥニ・メノーシェによる下記コメントが届きました。

「東京国際映画祭は大好きな映画祭です。賞をいただくことができて光栄です。日本が大好きで、日本の文化を素晴らしく思っております。世界中が“日本的”だったらもっと住みやすくなるに違いありません。ですから受賞を大変喜ばしく思っております。残念ながら、今私はモントリオールにいます。また日本に行くことを楽しみしにしており、いつか日本で映画を作りたいです」

映画『ザ・ビースト』ドゥニ・メノーシェ
映画『ザ・ビースト』

そして、観客賞には『窓辺にて』が輝きました!監督を務めた今泉力哉は、「私の作品はすごく、個人的な本当に小さな悩みを題材に恋愛映画をずっと作り続けているのですが、世界には戦争だったりとか、ジェンダーの問題だったりさまざまな問題があるなかで映画の題材にならないような、本当に小さな取るに足らない悩みとか、個人的な問題とかを、恋愛を通じてコメディ的な笑いも含めて描こうと思って作り続けています。自分で映画を作ってきて、こうやってこの場に立っていることを嬉しく思いますし、今後も続けていければと思います。まだまだ、いろいろな問題がありますが、ネガティブに全部捉えるわけではなく、そこにある小さな喜びとか、そういうものについてこれからも、自分なりにできることを考えていこうと思います」と話しました。

映画『窓辺にて』稲垣吾郎
映画『窓辺にて』

<その他の結果はこちら>
コンペティション部門
東京グランプリ/東京都知事賞『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
審査員特別賞『第三次世界大戦』(イラン)
最優秀監督賞 ロドリゴ・ソロゴイェン監督『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
最優秀女優賞 アリン・クーペンハイム『1976』(チリ/アルゼンチン/カタール)
最優秀男優賞ドゥニ・メノーシェ『ザ・ビースト』(スペイン/フランス)
最優秀芸術貢献賞『孔雀の嘆き』(スリランカ/イタリア)
観客賞『窓辺にて』(日本)
アジアの未来 作品賞 『蝶の命は一日限り』(イラン)
Amazon Prime Video テイクワン賞 該当者なし
特別功労賞 野上照代

第35回東京国際映画祭クロージングセレモニー

クロージングセレモニーでは東京グランプリ/東京都知事賞を受賞した『ザ・ビースト』へのトロフィー授与が行われ、アジア最大級の映画の祭典である第35回東京国際映画祭が幕を閉じました。

第35回東京国際映画祭

第35回東京国際映画祭
開催期間:2022年10月24日(月)~11月2日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト

©2022 TIFF
© Arcadia Motion Pictures, S.L., Caballo Films, S.L., Cronos Entertainment, A.I.E, Le pacte S.A.S.
© 2022「窓辺にて」製作委員会

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル エディントンへようこそ【レビュー】

アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスの2度目のタッグが実現した本作は、メディアの情報に翻弄される人々の様子を…

映画『愚か者の身分』林裕太 林裕太【ギャラリー/出演作一覧】

2000年11月2日生まれ。東京都出身。

映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン ペンギン・レッスン【レビュー】

『ペンギン・レッスン』というタイトルが醸し出す世界観、スティーヴ・クーガンやジョナサン・プライスといった名優がメインキャストに名を連ねていることからして…

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平 WIND BREAKER/ウィンドブレイカー【レビュー】

にいさとる作の同名漫画を原作とする本作は、不良グループが街を守るというユニークな設定…

映画『ナイトフラワー』北川景子 北川景子【ギャラリー/出演作一覧】

1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年11月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年11月】のアクセスランキングを発表!

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 映画に隠された恋愛哲学とヒント集80:おしどり夫婦こそ油断禁物!夫婦関係の壊れ方

どんなに仲が良く、相性の良さそうな2人でも、夫婦関係が壊れていく理由がわかる3作品を取り上げます。

映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン マルドロール/腐敗【レビュー】

国民を守るためにあるはずの組織が腐敗し機能不全となった様を描いた本作は、ベルギーで起き、1996年に発覚したマルク・デュトルー事件を基に…

映画『消滅世界』蒔田彩珠 消滅世界【レビュー】

ジェンダー、セックスのどちらにおいてもこれまでの常識を覆す価値観が浸透した世界を描いた本作は、村田沙耶香著の同名小説を原作として…

映画『ナイトフラワー』森田望智 森田望智【ギャラリー/出演作一覧】

1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル
  2. 映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン
  3. 映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平
  4. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人
  5. 映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP