イイ俳優セレクション

ラジニカーント

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ロボット2.0』ラジニカーント

1950年12月12日、南インドのカルナータカ州バンガロール出身、警察官の父親の三男として生まれた。インドを代表するスター俳優。愛称は「スーパースター・ラジニ」。ホテルのポーターや大工などの仕事を転々とするなか、州都バンガロールで「タバコの投げくわえ」パフォーマンスが話題となり、バスの名物車掌となる。その噂を聞きつけた南インド映画界の巨匠K・バーラチャンダル監督に見出され、1975年に“Apoorva Raagangal(原題)”で映画デビューを飾る。初期の頃は悪役を演じることが多かったが、1980年代には庶民の味方のヒーロー役を演じヒット作が連発し、トップスターの地位を得る。1988年『インディアナ・アドベンチャー/ブラッドストーンの謎』でハリウッド映画にも進出。その後、1991年『ダラパティ/踊るゴッドファーザー』、1992年“Mannan(原題)”“Annamalai(原題)”、1993年“Uzhaippali(原題)”、1994年『ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!』といったヒット作を連発し、トップスターとして君臨。1995年『バーシャ!踊る夕陽のビッグボス』は爆発的にヒットし、ラジニカーントはカルト的な存在となって、ファンから「神」と崇拝されるようになる。また、1998年に日本で公開された『ムトゥ 踊るマハラジャ』(1995)の大ヒットにより、日本でも多くのファンを獲得。2007年に出演したシャンカル監督の『ボス その男シヴァージ』がメガヒットし、監督と再タッグを組んだ『ロボット』(2010)は、興行収入100億円を超える世界的大ヒットとなった。受賞歴には、タミル・ナードゥ州映画賞に6度輝き、最優秀主演男優賞を4度、最優秀男優特別賞を2度、フィルムフェア賞最優秀タミル男優賞などがある。さらに、病院や学校、老人ホームなどの建設、被災地・貧困者・被差別女性などの支援を行い、近年は政界への進出も表明した。

イイ男セレクション/出演作

“Apoorva Raagangal(原題)”『インディアナ・アドベンチャー/ブラッドストーンの謎』『ダラパティ/踊るゴッドファーザー』“Mannan(原題)”“Annamalai(原題)”“Uzhaippali(原題)”『ヤジャマン 踊るマハラジャ2』『ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!』『バーシャ!踊る夕陽のビッグボス』『ムトゥ 踊るマハラジャ』『アルナーチャラム 踊るスーパースター』『パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!』『バーバー』『ラジニカーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』『ボス その男シヴァージ』『ロボット』『ラ・ワン』『Lingaa リンガー』『帝王カバーリ』『ロボット2.0』など

イイ男セレクション/イイ男ポイント

映画の始まりに”スーパースター、ラジニカーント”って付けちゃうのがスゴい(笑)。『ロボット』の1作目を映画館で観た時に劇場内にいたインド人一家が”スーパースター、ラジニカーント”という表示が出た瞬間に盛大な拍手を贈っていたのが今でも忘れられません。

Recommended by Myson

©2018 Lyca Productions. All rights reserved.

from 2019/11/27

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』ヨナス・ダスラー ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師【レビュー】

第二次世界大戦下のドイツに実在した牧師、ディートリヒ・ボンヘッファーは、ナチスに支配された教会やユダヤ人達を救おうと奮闘…

映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』SUMIRE 佐藤菫【ギャラリー/出演作一覧】

1995年7月4日生まれ。東京都出身。

映画『プレデター:バッドランド』エル・ファニング プレデター:バッドランド【レビュー】

おもしろい!いろいろユニーク!“プレデター”シリーズは…

映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ モンテ・クリスト伯【レビュー】

アレクサンドル・デュマ・ペールの傑作小説「巌窟王」を映画化した本作は…

映画『秒速5センチメートル』松村北斗 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年10月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年10月】のアクセスランキングを発表!

映画『旅と日々』シム · ウンギョン/堤真一 旅と日々【レビュー】

つげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』などを手がけた三宅唱監督が映画化…

映画『風のマジム』肥後克広 肥後克広【ギャラリー/出演作一覧】

1963年3月15日生まれ。沖縄県出身。

【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】羽佐間道夫、山寺宏一ほか 人気声優達が真剣勝負!会場が終始笑いに包まれた【20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025】本番リポート

発起人である羽佐間道夫のもと、山寺宏一、林原めぐみほか錚々たる人気声優達がズラリと顔を揃えたライブは今年で20周年を迎えました…

映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』ホン・サビン/シン・ジュヒョブ あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。【レビュー】

物語の始まりは、1995年の韓国、テグ。学校でいじめられていたドンジュン…

映画『8番出口』河内大和 河内大和【ギャラリー/出演作一覧】

1978年12月3日生まれ。山口県出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  2. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3

REVIEW

  1. 映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』ヨナス・ダスラー
  2. 映画『プレデター:バッドランド』エル・ファニング
  3. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  4. 映画『秒速5センチメートル』松村北斗
  5. 映画『旅と日々』シム · ウンギョン/堤真一

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP