REVIEW

はたらく細胞【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『はたらく細胞』永野芽郁/佐藤健

REVIEW

シリーズ累計発行部数1000万部を超えるベストセラーコミックを実写化した本作は、まず笑いどころが満載。“翔んで埼玉”や“テルマエ・ロマエ”シリーズを手がけた武内英樹監督が本作の監督も務めていると聞けば、どんなノリかすぐおわかりになりますよね。

映画『はたらく細胞』永野芽郁

そして、本作は意外にも本格派アクション映画となっており、アクションを得意とする佐藤健と、“るろうに剣心”で佐藤健とタッグを組んだ大内貴仁がアクション演出を担当しています。本作のテーマからして“るろうに剣心”ばりのアクションシーンが出てくるとはかなり意外に思えるものの、私達の体内では白血球はもちろん、キラーT細胞(山本耕史)やNK細胞ことナチュラルキラー細胞(仲里依紗)が常に闘っているので、アクションシーンが豊富に楽しめます。

映画『はたらく細胞』永野芽郁/佐藤健

本作は、芦田愛菜が演じる女子高生の漆崎日胡と、阿部サダヲが演じる父、漆崎茂の体内が、物語の主な舞台となっています。阿部サダヲと芦田愛菜は人気ドラマ『マルモのおきて』以来10年ぶりの共演が実現。また、2人が演じる人間の世界は、原作の清水茜による同名コミックと、そのスピンオフである原田重光、初嘉屋一生、清水茜著「はたらく細胞BLACK」にはない、映画オリジナルのパートとなっています。

映画『はたらく細胞』芦田愛菜/阿部サダヲ

2人の体内で“はたらく”細胞達はとてもユニークな描写で登場します。一見難しそうな身体の仕組みも、見てわかりやすく描かれている上に、不摂生によってあらゆるところにガタがきている中年男性、茂と、思春期真っ只中の日胡という、世代の違う例も示されているので、子どもにとっても大人にとっても自分事として勉強になります。そんな2人の体内にいる細胞役を超豪華なキャストが演じている点も魅力です。皆はたらきぶりが熱いので、熱演ぶりもコミカルに映ります。個人的には便意のシーンがかなりツボでした。人選的にもわかりやすく迫力のあるシーンとなっていますよ(笑)。

映画『はたらく細胞』板垣李光人/加藤諒

笑って、ハラハラドキドキして、勉強にもなる本作は老若男女問わず観て欲しい1作です。

デート向き映画判定

映画『はたらく細胞』芦田愛菜/加藤清史郎

初々しい恋愛模様も微笑ましく映り、中高生カップルも楽しく観られると思います。同時に、体に無理が利かなくなってきた大人カップルも自分達の生活習慣を見直すきっかけに観てはどうでしょうか。クスクス笑えるシーンも豊富なので、デートのムードが和やかになるという意味でも映画デートにオススメです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『はたらく細胞』永野芽郁/佐藤健

本作にはいろいろな細胞が出てきます。これを教科書などで勉強しようとなるとすごく難しくて、頭に入ってきづらいと思いますが、本作を観ればス〜ッと頭に入ってきます。身体が全部繋がっていることも理解しやすくて、健康に関心を持つきっかけにもなりそうです。

映画『はたらく細胞』永野芽郁/佐藤健/芦田愛菜/阿部サダヲ

『はたらく細胞』
2024年12月13日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

©清水茜/講談社 ©2024 映画「はたらく細胞」製作委員会

TEXT by Myson


関連作

「はたらく細胞」清水茜 著/講談社
Amazonで書籍を購入する 

「はたらく細胞BLACK」 初嘉屋一生 著、原田重光 原著、清水茜 監修 /講談社
Amazonで書籍を購入する

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年12月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『大富豪になるための正しい殺し方』グレン・パウエル 大富豪になるための正しい殺し方【レビュー】

REVIEWタイトルを見ただけで内容がイメージできて、期待通りにおもしろい!大富豪の家系に…

映画『あきらめません!』佐津川愛美 佐津川愛美【ギャラリー/出演作一覧】

1988年8月20日生まれ。静岡県出身。

映画『ちっぽけな僕の、おおきな世界』ジャクソン・イー ちっぽけな僕の、おおきな世界【レビュー】

中国で観客約3000万人を動員し、興行収入7億6500万元(約180億円)を突破した本作は、中国の複数の映画祭で受賞したほか、第37回東京国際映画祭で観客賞を受賞…

「第39回東京国際映画祭」クロージングセレモニー:受賞者 東京グランプリは『妹兄とマンホールの蓋』!第39回東京国際映画祭閉幕

2026年10月26日(月)より日比谷、有楽町、丸の内、銀座地区にて開幕した第39回東京国際映画祭が、11月4日(水)に閉幕を迎え、クロージングセレモニーと審査委員会見、受賞者記者会見がわれました。

映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』相葉雅紀 4アウト ─もう一度、プレイボール─【レビュー】

平山讓の「4アウト -ある障害者野球チームの挑戦」を原作とする本作は、東京で初めて結成された身体障害者野球チーム“東京ブルーサンダース”創設にまつわる実話を基に映画化されました…

映画『星の教室』桜田ひより 星の教室【レビュー】

『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『Wの悲劇』など数々の名作を生み出してきた角川春樹が総監督を務める作品です。原作は髙田郁の同名小説、監督は中川龍太郎が務めています…

映画『コットンテール』木村多江 木村多江【ギャラリー/出演作一覧】

1971年3月16日生まれ。東京都出身。

映画『ダビデ ~王になった少年~』 ダビデ ~王になった少年~【レビュー】

旧約聖書「サムエル記」に基づき作られた本作は、イスラエルの王となるダビデを主人公とした物語…

映画『mentor』磯村勇斗/末澤誠也/綾野剛 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年10月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年10月】のアクセスランキングを発表!

映画『てんてん ずっと独身でいるつもり?』森香澄さんインタビュー 『てんてん ずっと独身でいるつもり?』森香澄さんインタビュー

今回は『てんてん ずっと独身でいるつもり?』で初主演を飾った森香澄さんにインタビューをさせていただきました。

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!

Season2では、比喩的思考、批判的思考、論理的思考を軸として、「思考力を鍛える映画鑑賞の仕組み」を探求するスタンスで一連の流れを意識して構成しています。 とはいえ、毎回冒頭で前回までの振り返りを簡単にしますので、好きな回だけ単発で参加いただいてもOKです。映画に関する雑談も含めて一緒に楽しみましょう!

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『大富豪になるための正しい殺し方』グレン・パウエル
  2. 映画『ちっぽけな僕の、おおきな世界』ジャクソン・イー
  3. 映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』相葉雅紀
  4. 映画『星の教室』桜田ひより
  5. 映画『ダビデ ~王になった少年~』

PRESENT

  1. 映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP