REVIEW

ホーンテッドマンション【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ホーンテッドマンション』ロザリオ・ドーソン/オーウェン・ウィルソン/ティファニー・ハディッシュ/ラキース・スタンフィールド/ダニー・デヴィート

後味の良い、とても楽しい映画です!まず、それぞれのキャラクターがとても立っていて、好感度抜群。なんだかインチキ臭いキャラクターも愛嬌があって、応援したくなります。キャストが豪華で、ロザリオ・ドーソン、オーウェン・ウィルソン、ダニー・デヴィート、ジェイミー・リー・カーティス、ジャレット・レト、ウィノナ・ライダー(カメオ出演)が出演している点も映画ファンには嬉しいところ。また、主演のラキース・スタンフィールドや、霊媒師役のティファニー・ハディッシュが良い味を出しています。さらに、唯一の子役トラヴィス(チェイス・ディロン)がキュートで、大物俳優に囲まれながらも負けじとコメディアンぶりを見事に発揮しています。
本作はアトラクションから生まれたストーリーということで、設定が難しい面もありそうなところ、うまく辻褄合わせができているようにも感じます。「そんな怖い屋敷なら出て行けば?」などツッコミたくなるところも、それなりに納得できる設定になっています。隠された伏線もあり、終盤の盛り上がりが見事です。ホラーというよりも、コメディ要素が満載のアトラクションムービーなので、怖いのが苦手という方にもトライしやすいですよ。

デート向き映画判定
映画『ホーンテッドマンション』ロザリオ・ドーソン/オーウェン・ウィルソン/ティファニー・ハディッシュ/ラキース・スタンフィールド

気まずい要素はなく、クスッと笑えて、ドキッとするアトラクションムービーなので、デートにも打ってつけです。程よくロマンチックな展開もあり、好きな相手と自分が主人公になったつもりで楽しむこともできます。本作を気に入ったら、ディズニーランドのアトラクション“ホーンテッドマンション”も一緒に楽しむのも良いですね。次のデートのお誘いもしやすくなります。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ホーンテッドマンション』

幼いキッズは許容範囲かどうか分かれそうですが、小学生中学年以上ならトラヴィスの視点で感情移入しながら楽しめると思います。幽霊にもいろいろいるので、本作を観て免疫を付けるのもありかも。

映画『ホーンテッドマンション』ロザリオ・ドーソン/オーウェン・ウィルソン/ティファニー・ハディッシュ/ラキース・スタンフィールド/ダニー・デヴィート

『ホーンテッドマンション』
2023年9月1日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

本ページの情報は2023年8月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/メイソン・テムズ ブラックフォン2【レビュー】

2022年に作られたシリーズ1作目『ブラック・フォン』から4年後を描いた本作でも…

映画『金髪』白鳥玉季さんインタビュー 『金髪』白鳥玉季さんインタビュー

今回は『金髪』で生徒の板緑役を演じた白鳥玉季さんにインタビューさせていただきました。“金髪デモ”を起こすキーパーソンである板緑を演じた感想や、撮影裏でのエピソードを直撃しました。

映画『TOKYOタクシー』倍賞千恵子/木村拓哉 TOKYOタクシー【レビュー】

クリスチャン・カリオン監督『パリタクシー』を原作とした本作は、東京にある柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設までの道のりを舞台に、山田洋次監督が映画化…

映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ 心理学から観る映画59:研究倫理に反する実験とその被害『エクスペリメント』『まったく同じ3人の他人』

『まったく同じ3人の他人』というドキュメンタリーを観ました。生き別れた三つ子が再会する感動のストーリーかと思いきや、驚愕の背景を知り、研究倫理について改めて考えさせられました。そこで今回は研究倫理をテーマとします。

映画『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』ヴァネッサ・パラディ ヴァネッサ・パラディ【ギャラリー/出演作一覧】

1972年12月22日生まれ。フランス出身。

映画『ブルーボーイ事件』中川未悠/中村中/イズミ・セクシー/真田怜臣/六川裕/泰平史/錦戸亮 ブルーボーイ事件【レビュー】

高度成長期にあった1965年の東京では、街の浄化のため、警察はセックスワーカー達を厳しく取り締まっていました。ただ、セックスワーカーの中には性別適合手術(当時の呼称は性転換手術)を受けて女性的な体をした通称ブルーボーイが…

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 君の顔では泣けない【レビュー】

高校1年生の夏、坂平陸(武市尚士)と水村まなみ(西川愛莉)はプールに一緒に落ちたことで体が入れ替わってしまいます。2人はすぐに元に戻ることができず15年を過ごし…

映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』ジェレミー・アレン・ホワイト スプリングスティーン 孤独のハイウェイ

物語の舞台は1982年。ブルース・スプリングスティーン(ジェレミー・アレン・ホワイト)は、名声を手に入れながらも、葛藤を抱えて…

映画『2つ目の窓』松田美由紀 松田美由紀【ギャラリー/出演作一覧】

1961年10月6日生まれ。東京都出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  2. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  3. 映画『おーい、応為』長澤まさみ

REVIEW

  1. 映画『ブラックフォン2』イーサン・ホーク/メイソン・テムズ
  2. 映画『TOKYOタクシー』倍賞千恵子/木村拓哉
  3. 映画『ブルーボーイ事件』中川未悠/中村中/イズミ・セクシー/真田怜臣/六川裕/泰平史/錦戸亮
  4. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人
  5. 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』ジェレミー・アレン・ホワイト

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP