本作は、2020年8月に43歳でこの世を去ったチャドウィック・ボーズマンが、脚本に惚れ込み、主演のみならずプロデューサーとしても参加した作品。今回チャドウィック・ボーズマンが演じたのは、ニューヨーク市警(NYPD)の殺人課に所属するアンドレ・デイビス刑事役で、ある事件の犯人を追い、夜のマンハッタンを駆け巡ります。銃撃戦などのアクションシーンも見応えがありますが、正義感の強いアンドレが不可解な事件を冷静に見つめていく姿も魅力的です。そして、共演のシエナ・ミラー、テイラー・キッチュ、J・K・シモンズらも、それぞれ重要なキャラクターを演じているので、それぞれの言動や行動にも注目です。単純な事件だったはずが、事件を追えば追うほどいろいろな疑問が浮かび上がってくるのも本作のおもしろい点。主人公と一緒に推理しながらお楽しみください。
![デート向き映画判定](https://www.tst-movie.jp/wp-asset/wp-content/uploads/2019/03/bar_date.png)
![映画『21ブリッジ』チャドウィック・ボーズマン/シエナ・ミラー](https://www.tst-movie.jp/wp-asset/wp-content/uploads/2021/04/202104-21bridges-sub-2shot-run600.png)
恋愛要素はありませんが、アクション、クライム、サスペンス好きのカップルにオススメです。観賞後はお互いどんな推理をしたのか話し合うと盛り上がりそうです。また、銃撃シーンもありますが、気持ち悪い描写はないので、どんな人でも誘いやすい作品だと思います。
![キッズ&ティーン向き映画判定](https://www.tst-movie.jp/wp-asset/wp-content/uploads/2019/03/bar_kidsteen.png)
![映画『21ブリッジ』テイラー・キッチュ](https://www.tst-movie.jp/wp-asset/wp-content/uploads/2021/04/202104-21bridges-sub-hannin600.png)
『ブラックパンサー』で有名なチャドウィック・ボーズマンが、本作では刑事役として登場しています。同じヒーローでも、今回はスーパーパワーなしで事件を追っているので、全速力で街を駆け巡ったり、犯人と心理戦を繰り広げたり、また違った楽しみ方ができると思います。
![映画『21ブリッジ』チャドウィック・ボーズマン](https://www.tst-movie.jp/wp-asset/wp-content/uploads/2021/04/202104-21bridges-poster400.png)
『21ブリッジ』
2021年4月9日より全国公開
ショウゲート
公式サイト
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TEXT by Shamy
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