『プラダを着た悪魔2』来日スペシャルイベント:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ/K(& TEAM)(花束ゲスト)

メリル・ストリープ:
ハロー、トウキョウ。アリガトウゴザイマス。この桜の季節に来られてとても嬉しいです。そして、素晴らしい作品を皆さんにお届けしますので、ぜひ気に入っていただけるといいと思います。

アン・ハサウェイ:
コンニチハ、トウキョウ。本当にありがとうございます。ここに足を運んでくださって本当に嬉しいです。素敵な記憶、思い出を私達に作ってくださってありがとうございます。皆さんの愛とエネルギーをたくさん受けて、今本当に言葉が出ないくらい夢の中にいるような気持ちです。皆様とご一緒にこの夢の中に今いられることを大変嬉しく思っております。

MC:
続編を作ると聞いた時のご感想をいただければと思います。

メリル・ストリープ:
20歳、年をとったなと思いました。脚本を読みましたが、ほんとに素晴らしいもので、とてもおもしろいし軽くて、でもとってもシリアスのことが内面にあるんですね。本当の人間の精神の祝福だと思いますので、皆さん観て気に入っていただけると嬉しいです。

アン・ハサウェイ:
私も20歳年とったなと思いました。メリルさんが脚本を読まれてすごく気に入られたというお話を聞いてから、私も読み始めました。絶対に素晴らしい脚本だと思っていたら、自分の希望、思いをはるかに超えた素晴らしい出来で。おそらく皆さんも私達と同様に長年の間、ミランダ、アンディ、エミリー、ナイジェルがどんな人生を過ごしていたんだろうと思っていらしたと思うんです。皆さんの想像をはるかに超えた展開が待っています。そして、この作品を皆様と分かち合えるということも、信じがたいくらい嬉しいことです。

MC:
20年ぶりに同じキャラクターを演じるという、それは役者にとってどういうお気持ちなんでしょうか。すぐに役に入ることができましたか?

メリル・ストリープ:
アニー(アン・ハサウェイ)、スタンリー(スタンリー・トゥッチ)、エミリー(エミリー・ブラント)の目を見たらすぐにキャラクターに戻れました。後はやはり監督のデヴィッド・フランケルにお会いして。そして、本当にストーリーが素晴らしいんですね。とてもおもしろいし、非常に興味が持てる。ですから、楽しんで、とにかく素晴らしいものになると思いました。

アン・ハサウェイ:
1作目を作っていた時は、皆様からの注目というのは特になかったんですね。初めて皆で脚本の読み合わせをした時に初めて、ミランダの声ってこういう声なんだ、エミリーの演技ってこういうものなんだと、特別な作品になるなと当時感じたのを思い出していました。そして、その勘は正しかったわけです。自分の準備という意味ではちょっと時間が必要でしたけれども、すぐに作品に入っていくことができました。
MC:
新作の中でお気に入りのシーンやセリフ、衣装などがあれば教えていただきたいなと思います。

メリル・ストリープ:
(ミランダのような素振りで)Hmm…hmm…That’all.
会場:
(大きな歓声!)
MC:
“That’all.”をいただきました!

アン・ハサウェイ:
“Sorry, do I know you?”予告編にも出てましたけれども、再会した時にミランダがアンディにいうセリフですね。
会場:
(またもや大きな歓声!)
MC:
前作の撮影から一番変わったなと思うこと、あるいは変わってないなと思われることがあれば、ぜひ教えてください。
メリル・ストリープ:
ミランダは眼鏡をかけています。なぜなら、メリルが必要だからです。

そういって、メリルがサングラスをはずすと、会場から大きな歓声が上がりました。
メリル・ストリープ:
じゃないと、ぼやっと見えています。

アン・ハサウェイ:
(アンディの)変わっていないところですよね。やっぱり、とても勤勉で頑張り屋さんなところ。そして、人間は良い人なんだって心から思っているところです。1番の違いは、ランウェイに復帰するところです。
MC:
日本は年度の切り替わりが4月なのですが、これから新しい世界に飛び込む日本の若者に何かアドバイスやメッセージをいただけますか。

アン・ハサウェイ:
自分の場合は、何か物事を知らないということを、ちょっと恥ずかしく思っていた時期がありました。でも、それは別にいいんですよね。素敵な先生、ボスに恵まれて、意地悪をされない限りは知らなくて全然いい。そして、知るということ自体がこれからの皆さんの旅路になり、その旅路のなかで自分自身のことを学んでいく。皆さんもそういう旅路を経験できることを願って、送り出したいと思います。あまり意地悪な先生とかボスがいませんように。

メリル・ストリープ:
私は4人の子どもがいるんですけれども、皆、アニーとと同じような年頃なんですね。私はいろいろなアドバイスを彼らに与えるんですけど、もう本当に彼等は聞き流しています。若い方々へのアドバイスとしては、常に好奇心を持っていてください。そして楽観的でいてください。世の中が変わっていくなかで、あなたも変革というものに付いていけるようにしてください。日本はトップ、首相がが女性ですよね。アメリカではそれが叶いませんでした。非常に残念です。若い女性、男性ももちろんそうなんですけれども、とにかく変革に対して柔軟性を持っていてください。ミランダという女性はすごく柔軟性がない、堅い人だと思われていますが、今回の作品の中で彼女はいろいろと苦労するなかで変化というものについていくようにして、要するに助ける人が必要だということがとっても大事だってわかっていきますので、その辺りを観てください。

ここで、花束ゲストとしてK(& TEAM)が登壇しました。K(& TEAM)とアン・ハサウェイとはファッションショーで1度会ったことがあるそうです。そして、目の前に“ホンモノ”がいると感動するKから2人に質問がなげかけられました。

K(& TEAM):
演技の仕事を始めたんですけれども。なかなかうまくいかない時が多くてですね、お二人はすごく今、本当に素晴らしい役者さんとして活躍されていらっしゃるんですけど、僕のような経験が一度でもあるのか、もし逆境、悔しい経験があったとしたら、どうやって乗り越えていったのかをお聞きしたいです。

メリル・ストリープ:
私ももちろん後悔した経験はありますけど、今ここでそれが何かということは説明しません。でも、映画はただの映画と思っていただいて、すごく力があるものなんですけど本当に桜の花のように終わったらそれで終わりですから。昔演劇をやっていた頃、友達が舞台を観に来るんですね。今日のはすごく演技が悪かったから観ないで欲しかった、昨日は素晴らしかったのに、みたいなことがありました。でも彼等はすごく感動してくれたりするんです。ですから、自分でそうやって判断しても、実は観てる人はそうは思っていないかもしれません。

アン・ハサウェイ:
ここに来てくださっている方々は、私が17歳の時に『プリティ・プリンセス』という作品でデビューしたことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。皆さんが愛してくださったおかげで、とても人気のある作品となりました。それは自分にとって信じられないような贈り物ではあったんですけれども、役者としてそれ以降、自分の演技は皆さんの目の前で観られる、晒されるということにもなり、自分はまだ若い役者、あまり経験もなかったので、その時にどうしようか悩みました。つまり、安全な道を行くのか、あるいは役者として自分に挑戦を突きつけて、転んでもいいからリスクを取るのか、どっちにするのか、私は後者を選びました。そして、私のキャリアを追ってくださっている方はご存知かもしれませんが、役者としてもちろん転んだこともあります。若い頃、Kさんもそうかもしれませんが、自分にとってやっぱり何かうまくいかなかったという時に、辛く当たってしまうんですよね。
若い時というのは。自分のアイデンティティーというのが自分の野心、そういった思いとすごく繋がってもいて、自分自身が何か証明しなきゃいけないという気持ちでいっぱいになったり、あるいは失敗してしまったら、本当に自分が望んでいるこの道がここで閉ざされてしまうと思うこともあります。
自分でも演技がうまくいかなかったなと思った時に、共演した役者さんにこういうふうに声をかけていただいたんです。自分が思っているよりも、自分が望んでいるものに近い演技をしているんだよ、と。なので、それ以降はいいんだと、自分をいい聞かせるようにしました。うまくいかなかった、あるいは価値がないというふうに自分が思うかもしれない演技も、自分が本当に望んでいた演技に実は思っているよりもっと近いんだということをそれ以降ずっと思うようにしてやってきています。

K(& TEAM):
素朴な質問であると思いますけれども、こんなに熱意を持って答えてくださって、本当に感謝しています。ありがとうございます。




メリル・ストリープとアン・ハサウェイの真摯な言葉がたくさん聞けた素敵なイベントでした。笑顔いっぱいにファンの方々の声援に応えていて、会場には愛が溢れていて、改めて本シリーズの人気を感じました。ぜひ、このパワフルでハッピーな世界観を劇場で味わってください!

『プラダを着た悪魔2』来日スペシャルイベント:
2026年4月6日取材 PHOTO&TEXT by Myson
『プラダを着た悪魔2』
2026年5月1日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定(後日UP)
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情報は2026年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。




























