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過小評価されていると思う映画特集:ヒューマンドラマ編

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映画『だれもが愛しいチャンピオン』ハビエル・グティエレス

さまざまな賞レースでノミネートされたり、受賞している作品がある一方で、「この作品はもっと評価されても良いのでは?」「この作品には特別な思い入れがあるのに」と思うことがありませんか?今回は、皆さんが過小評価されていると感じる映画について聞いてみました。たくさんコメントいただいた中からまずはヒューマンドラマ編をご紹介します。

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★エターナル・サンシャイン

エターナル・サンシャイン (字幕版)

■イマイチという評価をする友人が多いですが、私としては、強い愛情を感じられて好きです。(あーにゃ)

★勝手にふるえてろ

勝手にふるえてろ

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■日本アカデミー賞で受賞された主演の松岡茉優さんの演技はもちろん、脚本含め映画としての完成度がとても高いのにあまり評価されていない気がします。ただサブカル女子向けとラベリングされてしまっている感じでもっと広く観て欲しいなと思います。小説のモノローグかの如く松岡さんが1人で喋りまくる演出や、妄想の中でのミュージカルのような映像ならではのおもしろさに映画って良いなと改めて思わされました。(匿名)

★記憶屋 あなたを忘れない

記憶屋 あなたを忘れない

■過去1番泣いた映画です。記憶屋は誰なのか、主人公の遼一とともにハラハラドキドキしながら探す旅に出ました。遼一と記憶屋がどうなってしまったのか、多くの人に観ていただきたいです。(匿名)

★下妻物語

映画「下妻物語」

■笑える映画で、男性が観てもおもしろいのに、あまり観られていない気がして残念です。オススメして観てもらうと、100%爆笑し好評価をもらいます。鑑賞後はすっきり爽快。元気が出るので繰り返し鑑賞しています。(やんちゅ)

★ジャイアント・ピーチ

ジャイアント・ピーチ [Blu-ray]

■ティム・バートン製作のクレイアニメと言えば『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』ですが、私に言わせると断然『ジャイアント・ピーチ』!!孤独な少年がニューヨークを目指す物語で、一緒に旅する虫達のキャラクターが個性豊かで、それぞれが得意分野で活躍する様に勇気づけられます。私は蜘蛛が大の苦手なのですが、スーザン・サランドン演じる蜘蛛は、とても優しくセクシーな魅力溢れる大人の女性(メス)で、うっかり憧れてしまうほど(笑)。ランディー・ニューマンによるミュージカルナンバーは、口ずさみたくなる名曲揃い。(shiron)

★ジョジョ・ラビット

ジョジョ・ラビット (字幕版)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■『パラサイト 半地下の家族』と同じ年でなければきっと…と思っています(泣)。『パラサイト〜』や他のノミネート作品ももちろん素晴らしかったのですが、『ジョジョ・ラビット』は本当にオスカーを獲るべきだったと今でも思います。(もも)

★だれもが愛しいチャンピオン

だれもが愛しいチャンピオン(字幕版)

■観ると幸せになります。というか、「幸せって?」と、笑いながらもジーンとくる映画です。予告では、「ラストの奇跡の瞬間」などと煽っていたから、“奇跡”に期待が高まって、「え?」となるけど、その価値観を軽く覆してほんわかする映画です。私が参照している映画サイトでの評価は良いのですが、公開映画館が少な過ぎました。口コミで上映館が増えると思ったのに…。そういう意味で、過小評価されているなと思います。(とみいじょん)

★野ばらパーマネント

パーマネント野ばら

■亡くなった人を忘れられない悲しいストーリーですが、菅野美穂さんの演技が素晴らしく、最後に驚かされた映画でした。(シュカ)

★春待つ僕ら

春待つ僕ら

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■良い評判は聞きませんでしたが、私はキュンとして楽しめました。(けいこまり)

★ピエロの赤い鼻

ピエロの赤い鼻 [DVD]

■戦争というシリアスな題材をユーモアでくるんだ温かなタッチに心が和みますが、ウルッときてもあまり人前で泣いたりしない自分が、文字も見えなくなるくらい涙が溢れて止まらなかった体験をした作品です。愛すべき主人公達は、決して美男美女ではなく、ちょっと抜けているし。でもそんな彼らに関わる老夫婦の勇気と優しさは、とてもとても深く、ピエロの鼻をくれたドイツ兵にしてもそうです。今も思い出すだけで熱いものが込み上げてしまうような、時代を超えて、心に深く突き刺さった作品です。このマイナーだけど素晴らしい作品に出会えたことは、本当にラッキーだと思います。(デイジー)

★HUMAN LOST 人間失格

HUMAN LOST 人間失格 Blu-ray

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■東京国際映画祭にも出品された作品で、太宰治の「人間失格」からのインスパイア!驚きの近未来映像で、独自性を感じるストーリーとテンポのい良いストーリー!もう少し評価して欲しかった!(めぐみんちゃん)

★レディ・マエストロ

レディ・マエストロ ~アントニア・ブリコ~(字幕版)

■ストーリー構成がすごく上手い作品だと思います。真理を付くようなセリフがザクッと刺さって、作品を観ていることをすごく有意義に思えます。公開当時アントニア・ブリコがウィキペディアに載ってすらいなくてびっくりしました。作品もですが、ブリコが正当に評価されていなくて、音楽界はまだまだ男尊女卑の世界だなと思い知らされた1作です。(匿名)

★ローラーガールズ・ダイアリー

ローラーガールズ・ダイアリー (字幕版)

■ありがちな青春映画と思われるかもしれませんが、溢れんばかりの温かさとスピード感が唯一無二で、最強のガールズムービーです!(SUN)

★ロック・オブ・エイジズ

ロック・オブ・エイジズ(字幕版)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■本国での評価がどうなのか実はあまり知らないのですが、とにかく皆に観て欲しい映画です!トム・クルーズのロックスターっぷりはもちろん、アレック・ボールドウィンやキャサリン・ゼダ・ジョーンズなどの主要キャストの演技も最高です!そのせいか主役の2人がちょっと霞んでしまうのが難と言えばそうですが、音楽好き、映画好きな人には絶対に観て欲しい映画。ついでに80年代のロックが好きなら、サントラはもちろん、映画にカメオ出演している往年のロックスターにも感動すること間違いなしです!(まるくる)

★ワンダー 君は太陽

ワンダー 君は太陽(字幕版)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■温かくて優しくて愛おしくて最高!人生でナンバー3に入る傑作です。映画館で何回も観て毎回涙しました。“映画ファンがオススメする”というようなタイトルで挙げられていることはありますが、賞の受賞に値するのになといつも思います。(匿名)

皆さんにも「どうしてこの作品は評価されていないんだろう?」と思っている作品がたくさんあるんですね。そして、やっぱり世の中の評価だけがすべてではないんだなということも改めて実感しました。表向きには評価されていなくても、映画好き女子のお墨付きならきっと他の方にもハマる作品があるはず!気になった作品はぜひ観てみてください。次回は<サスペンス/スリラー編>をご紹介します。そちらもお楽しみに!!

TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Shamy

© Rey de Babia AIE, Peliculas Pendelton SA, Morena Films SL, Telefónica Audiovisual Digital SLU, RTVE

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REVIEW

  1. 映画『流麻溝十五号』余佩真(ユー・ペイチェン)
  2. 映画『このろくでもない世界で』ホン・サビン/ソン・ジュンギ
  3. 映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ/ヒュー・ジャックマン
  4. 映画『時々、私は考える』デイジー・リドリー
  5. 映画『お隣さんはヒトラー?』デヴィッド・ヘイマン/ウド・キアー

PRESENT

  1. 映画『ツイスターズ』オリジナルハンディファン
  2. 映画『サユリ』
  3. 映画『ボストン1947』ハ・ジョンウ/イム・シワン
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