投稿

過小評価されていると思う映画特集:サスペンス&スリラー編

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『去年の冬、きみと別れ』岩田剛典、斎藤工

今回は、皆さんが過小評価されていると感じる映画サスペンス&スリラー編をご紹介します。前回のヒューマンドラマ編でもたくさんの作品についてコメントが寄せられましたが、今回はどんな作品が挙がっているのか、コメントにも注目です!

ジャケット写真やタイトルの文字リンクをクリックすると、Amazonのデジタル配信もしくはパッケージ販売に飛びますので、ぜひご覧ください。旧作はすべてブルーレイ&DVDレンタル・発売中、デジタル配信中です。
※一部、ブルーレイorDVDのレンタル、発売、デジタル配信がないものもございます。

★去年の冬、君と別れ

去年の冬、きみと別れ

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■最後まで観た後、また最初から観直したくなりました。「小さな違和感も緻密な逆算の結果か!」と、原作を読んでいる私すら驚かされました。(しいこ)

★グリーンルーム

グリーンルーム

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■サスペンススリラーとして傑作だと思うのですが、公開当時から上映館数が少ないのが気になっていました。他にあまりないような怖さで、ホラーともサスペンスとも言いきれないジャンルが悪いのでしょうか?主演のアントン・イェルチンはもちろん、パトリック・スチュワートジョー・コールカラム・ターナーというビックネームが揃っているのにあまり話題にならないのが残念です。とってもおもしろい作りで、スリラー系が好きな方にはたまらないと思うのに、まるで主人公らのバンドようにアンダーグラウンドから顔を出さないのが不思議でたまりません。もっと知れ渡って欲しい作品です!!(murdoch)

★告発

告発 [Blu-ray]

■かつて孤島の要塞と謳われていたアルカトラズ連邦刑務所で起きていた、看守による囚人虐待を描いた、実話に基づく物語。ケヴィン・ベーコンクリスチャン・スレーターゲイリー・オールドマンという名優がキャスティングされていて、特に囚人役のケヴィン・ベーコンの演技が素晴らしい。癖のある役や悪役が多いイメージを一掃させる弱々しさ。きっと心にグッとくるものがあるはず。(ぴな)

★THE INFORMER/三秒間の死角

THE INFORMER/三秒間の死角(字幕版)

■ロザムンド・パイクが出ているものの、他に日本で知名度のある俳優が出てないためか、あまり話題にならず早々に公開終了した作品。サスペンスとしてもおもしろいし、何より主演のジョエル・キナマンがカッコ良くて美しい!爆破シーンも迫力があったし、もう少しヒットしても良かったのでは?(tomie)

★ザ・コンサルタント

ザ・コンサルタント(字幕版)

■“ジャック・リーチャー”シリーズや“ジョン・ウィック”シリーズのような感じかと思いきや違いました。すべての伏線が最終的に見事に回収され、爽快でスッキリし、とてもおもしろい作品です。裏社会のストーリーですが、残酷なシーンはなく、所々に子ども時代の回想シーンが入っており、家族愛も感じられます。また、ベン・アフレックの演技がとっても良い!大きな体のなのに几帳面で少食なところや、時折見せる何とも言えない目が可愛いくてキュンと来る。アナ・ケンドリックも知的なヒロインで、主人公との会話がおもしろい。ベン・アフレック作品の中で1番好き!(ダリル)

★死にゆく者への祈り

死にゆく者への祈り HDニューマスター版 [Blu-ray]

■原作本を読んでから映画を観ました。内容、設定がベタな感じなのは否めませんが、当時人気沸騰中のミッキー・ロークが演じたテロリストにシビれました。パイプオルガンの演奏、音楽のバッハ、小フーガト短調の音色が心に染み入ります。(匿名)

★十二人の死にたい子どもたち

十二人の死にたい子どもたち

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■私は初鑑賞の時にかなり衝撃を受け、観ている間も心がザワザワしたりドキドキしたり感情が忙しく変化するのを実感していました。劇場で9回鑑賞するくらい大好きで、「また観たい!」が溢れてくる作品だと思っています。しかし、レビューを読んでいると低評価が目立つ…。あんなに他人を思いやることの大事さ、命の尊さ、死にたい理由は人それぞれあって、そこに大小はないということを教えてくれる映画はないよね?と思いました。(匿名)

★ビューティフル・デイ

ビューティフル・デイ(字幕版)

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

■役柄により七変化するホアキン・フェニックスの面目躍如です。単に強い剛腕殺し屋でなく、内面の苦悩が表に出て、作品に深みがあります。昨今のセレブが少女買春をするという社会的テーマも扱っていて、もっと評判になっても良かったと思います。(匿名)

皆さんのコメントを読んでいるとどの作品も気になりますね。魅力的な作品なのになぜ過小評価されたり、あまり話題にならなかったのか、未見の作品はぜひこの機会にご覧頂き、ご自身の目で評価してみてください!次回はアクション&コメディ編をご紹介します。そちらもお楽しみに!

TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Shamy

©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ロザリー』ナディア・テレスキウィッツ ロザリー【レビュー】

自分で作った美しいドレスを身にまとったロザリー(ナディア・テレスキウィッツ)は、父(ギュスタヴ・ケルヴェン)に連れられて…

映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』マリリン・モンロー 『マリリン・モンロー 私の愛しかた』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『サスカッチ・サンセット』ジェシー・アイゼンバーグ/ライリー・キーオ 『サスカッチ・サンセット』先行試写会 10名様ご招待

映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』ジャパンプレミア試写会 5組10名様ご招待

映画『ベイビーガール』ニコール・キッドマン ニコール・キッドマン【ギャラリー/出演作一覧】

1967年6月20日生まれ。アメリカ、ハワイ州ホノルル出身。

映画『女神降臨 After プロポーズ編』Kōki,/渡邊圭祐/綱啓永 女神降臨 After プロポーズ編【レビュー】

前編となる『女神降臨 Before 高校デビュー編』では、主人公の麗奈がメイクの力でなりたい自分に近づく様子が描かれていました。そして…

映画『ミステリアス・スキン』ジョセフ・ゴードン=レヴィット ミステリアス・スキン【レビュー】

2004年にグレッグ・アラキ監督により制作された本作は…

映画『リライト』池田エライザ 『リライト』舞台挨拶付き完成披露試写会イベント 5組10名様ご招待

映画『リライト』舞台挨拶付き完成披露試写会イベント 5組10名様ご招待

映画『The Taste of Nature II 幻のカカオを探して』 『The Taste of Nature II 幻のカカオを探して』特別先行試写会 10組20名様ご招待

映画『The Taste of Nature II 幻のカカオを探して』特別先行試写会 10組20名様ご招待

映画『ただ、愛を選ぶこと』 ただ、愛を選ぶこと【レビュー】

2024年度サンダンス映画祭のワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で審査員大賞を受賞…

中国ドラマ『墨雨雲間〜美しき復讐〜』オリジナルQUOカード 中国ドラマ『墨雨雲間〜美しき復讐〜』オリジナルQUOカード(500円分) 2名様プレゼント

中国ドラマ『墨雨雲間〜美しき復讐〜』オリジナルQUOカード(500円分) 2名様プレゼント

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ/メリル・ストリープ 元気が出るガールズムービーランキング【洋画編】

正式部員の皆さんに“元気が出るガールズムービー【洋画編】”をテーマに、好きな作品を選んでいただきました。果たしてどんな結果になったのでしょうか?

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお 映画好きが選んだ2024邦画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の邦画ベストを選んでいただきました。2024年の邦画ベストはどの作品になったのでしょうか?

映画『セトウツミ』池松壮亮/菅田将暉 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.4

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『BETTER MAN/ベター・マン』ジョノ・デイヴィス
  2. 【映画でSEL】森林の中で穏やかな表情で立つ女性
  3. 映画『風たちの学校』

REVIEW

  1. 映画『ロザリー』ナディア・テレスキウィッツ
  2. 映画『女神降臨 After プロポーズ編』Kōki,/渡邊圭祐/綱啓永
  3. 映画『ミステリアス・スキン』ジョセフ・ゴードン=レヴィット
  4. 映画『ただ、愛を選ぶこと』
  5. 映画『#真相をお話しします』大森元貴/菊池風磨

PRESENT

  1. 映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』マリリン・モンロー
  2. 映画『サスカッチ・サンセット』ジェシー・アイゼンバーグ/ライリー・キーオ
  3. 映画『リライト』池田エライザ
PAGE TOP