特集

語りたくなる映画1〜今泉力哉監督特集〜

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『mellow』田中圭

「語りたくなる映画」特集、第1弾は今泉力哉監督の作品をご紹介します。日常を切り取った作品が多く、「あなたなら、どうですか?」と語りかけてくるようなテーマが印象的です。ユーモアと辛さとの絶妙なバランスも魅力的な作品がたくさんあるので、ぜひ誰かと一緒に観て語ってください。

小さいジャケット写真やタイトルの文字リンクをクリックすると、Amazonのデジタル配信もしくはパッケージ販売に飛びますので、ぜひ観てみてください。

サッドティー

DVDレンタル&発売中

「好きって何だろう?」って誰もが1回は考えたことがあるはず。「どれくらい好きなら付き合うレベルなの?」「二股されているのに別れないって何なの?」と、“好き”の種類や度合いって私達が思っている以上にいろいろあって複雑だということがしみじみと伝わってきます。

サッドティー [DVD]

鬼灯さん家のアネキ

Amazonプライムビデオにて配信中(レンタル、セルもあり)
DVDレンタル&発売中

鬼灯(ほおずき)家の姉が弟相手にエロを全開、その理由は…。裸にエプロンなど、男子にとってのファンタジーと思われる本作は、女子目線で観てもトークが盛り上がりそう(笑)。本作は、アネキ役の谷桃子さんと今泉力哉監督に、ズバリ“裸にエプロン”ってどうなのか聞いてみたインタビューも掲載しています!

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 インタビュー

鬼灯さん家のアネキ

知らない、ふたり

Amazonプライムビデオにて配信中(レンタル、セルもあり)

ストーリーの展開に合わせて、タイトルの『知らない、ふたり』が意味するところが全く変わってくる仕掛けが巧い!そして、人生のイタズラが過ぎる点が、とても映画的で好きです。また身の程をわきまえずに(笑)、直球で思いを告白してしまうキャラクター達の姿がある意味微笑ましいと同時に、どこまで正直であるべきかを考えさせられる点もおもしろいです。さらに韓国イケメン俳優の話題でも盛り上がれます。

知らない、ふたり

退屈な日々にさようならを

Amazonプライムビデオにて配信中(レンタル、セルもあり)

東日本大震災の5年後の福島(今泉力哉監督の地元)と東京を舞台に描いた群像劇。でも、ストレートに東日本大震災についてを描いているわけではなく、「人がいなくなるということ」について、とてもユニークな視点で表現されています。人の死をどう受けとめるかが、人の存在をどう受けとめるかにも繋がっていて、とても深い内容です。

退屈な日々にさようならを

愛がなんだ

映画『愛がなんだ』岸井ゆきの/成田凌

Amazonプライムビデオにて配信中(レンタル、セルもあり)

観る人によって受け取り方がいろいろあるのが、本作の魅力ではないかと思います。純愛と受け取る人もいそうだし、私の場合は恋愛の腹黒さともにある強い感情が印象に残って、それは愛なのか意地なのか本人にも観ている側にもわからないところが、恋愛の奥深さを物語っていると感じました。不毛な恋愛とわかっているのにやめられない気持ちって何だろうと語りたくなります。

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
トーキョー女子映画部ここだけの話(ポッドキャスト)

愛がなんだ

アイネクライネナハトムジーク

映画『アイネクライネナハトムジーク』三浦春馬/多部未華子

2020年3月25日ブルーレイ&DVDリリース

「運命の出会いはあるのか?」「そんな出会いをした2人は永遠に幸せなのか?」というのがテーマ。運命の出会いも綺麗事ばかりではないし、でもやっぱり素敵だなと思うところもあるし、程よい感じで現実と理想を見せてくれるラブストーリーになっています。“運命の出会い”をしたと自負する人と観るとトークもより弾みそう。

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

アイネクライネナハトムジーク 豪華版Blu-ray

mellow

映画『mellow』田中圭/ともさかりえ

2020年1月17日より全国公開

叶わない恋、先が見えない恋とわかっていても告白する人達の果敢な姿に、すがすがしい気持ちになれると同時に、「失恋を恐れずに、気持ちを伝えるって大事なの?」と意見交換したくなるストーリーです。「え!そのレベルでそのリスクを取りますか?」みたいなユーモラスなケースも出てきて、重すぎないのも魅力です。

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

his

映画『his』宮沢氷魚/藤原季節

2020年1月24日より全国公開

同性愛の男性カップルが、恋愛だけでなく、どう生活を築いていくかを描いています。同性愛か異性愛かに関わらず、人は生きていく上で、恋愛を経て、その後誰かと一生を共にするかどうかを考える機会に遭遇します。そこには2人の問題だけではない、子どもを持つかどうかということも絡んできますが、人として生きていくことを、同性愛の男性の視点で描いている点で逆に性差を超えて語ることのできるテーマに昇華していると思います。

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

監督作ではなく、主演作

Groovy

U-NEXTにて配信中(2020/01/31現在)
こちらは今泉力哉監督作品ではなく、俳優として主演している作品。心が病んでしまった人達を音楽で救おうとする男性を追うドキュメンタリーを撮っているという体で進んでいく映画です。観ていくうちに何とも言えないいろいろな怖さが浮き出てきてとても強烈な作品となっています。今泉力哉が演じる主人公がかなりクセの強いキャラクターなのですが、俳優としての今泉力哉氏にも興味が湧きます。

今後公開の新作

街の上で

映画『街の上で』若葉竜也

2020年5月1日より全国公開

今泉力哉と、漫画家の大橋裕之の共同オリジナル脚本による恋愛群像劇。下北沢でオールロケを行った作品です。『愛がなんだ』で好演を見せた若葉竜也が初主演を務めます。

公式サイト

あの頃。

映画『あの頃。』原作書影と主演の松坂桃李

2021年全国公開

“ハロー!プロジェクト”への熱い愛と、大切な仲間達との出会いと別れを描いた、劔樹人の自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。 男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)が、実写映画化。主演は松坂桃李で、2021年に公開予定です。

公式サイト

売れっ子監督として、2019年から2021年にかけて、まだまだ勢いが止まりませんね!他にもいろいろな作品がありますので、ぜひチェックしてみてください。

© 2019映画「愛がなんだ」製作委員会
© 2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
©2020「mellow」製作委員会
©2020映画「his」製作委員会
©「街の上で」フィルムパートナーズ
©2020『あの頃。』製作委員会

TEXT by Myson

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン 映画に隠された恋愛哲学とヒント集81:恋愛は長く続けば幸せなのか

今回は、『オブセッション 災愛』と『サヨナラの引力』を例に、恋愛関係は長く続いたほうが幸せなのかを考えます。

映画『チルド』染谷将太 チルド【レビュー】

私達の生活に溶け込んでいるコンビニエンスストアは、角度を変えると、“特別な場所”なのかもしれません。その意味が本作を観ると…

映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ ヌーヴェルヴァーグ【レビュー】

“ヌーヴェルヴァーグ”(日本語に訳すと「新しい波」)とは、「1950年代後半のフランスで台頭した新世代の監督たちが、既存のルールに縛られず…

映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ オブセッション 災愛【レビュー】

これはやばい(笑)。いろいろな意味で怖過ぎて、笑っちゃうおもしろさです。監督を務めたのは、1999年生まれの若き新鋭カリー・バーカー…

映画『リライト』篠原篤 篠原篤【ギャラリー/出演作一覧】

1983年2月1日生まれ。福岡県出身。

映画『大統領のケーキ』バニーン・アハマド・ナーイフ 大統領のケーキ【レビュー】

本作は、フセイン政権下のイラクが国連安保理により経済制裁を受けていた1990年代を舞台に描かれています。当時フセインは、国民が困窮しているにもかかわらず…

映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン サヨナラの引力【レビュー】

本作は、超大ヒットした『私の頭の中の消しゴム』(2004)が持つ韓国での観客動員数記録を塗り替え、260万人を突破する記録的大ヒットを飛ばしました…

映画『スーパーガール』ミリー・オールコック ミリー・オールコック【ギャラリー/出演作一覧】

2000年4月11日生まれ。オーストラリア出身。

映画『ラブ≠コメディ』中島健人/長濱ねる ラブ≠コメディ【レビュー】

キャッチコピーを見ずにタイトルだけを見ると、コテコテのラブコメなのかなと思いますよね。実は…

映画『死ねばいいのに』奈緒 死ねばいいのに【レビュー】

観ているそばから圧倒されつつ、結末で一層圧倒されます。まずは原作者、京極夏彦が生み出したストーリーによる、思考の具現化のレベルの高さに衝撃を受けます…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集! 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

今回は、私の研究で扱っている情動知能を取り上げます。非認知能力という言葉を聞いたことがあるでしょうか…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  2. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!
  3. 映画『炎上』森七菜/髙橋芽以

REVIEW

  1. 映画『チルド』染谷将太
  2. 映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ
  3. 映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ
  4. 映画『大統領のケーキ』バニーン・アハマド・ナーイフ
  5. 映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン

PRESENT

  1. 映画『トイ・ストーリー5』Tシャツ
  2. 映画『だぁれかさんとアソぼ?』鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)
  3. 映画『白パンと独裁者』ジャスパー・ビラーベック
PAGE TOP