アンケート特集

笑ったり、驚いたり、映画館でのリアクションはOK?【映画好き女子の鑑賞スタイルを調査3】

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映画『ミッドサマー』フローレンス・ピュー/ジャック・レイナー

今回は、映画鑑賞中のリアクションについて調査しました。映画館で、おもしろいシーンや怖いシーンが出てきた時、皆さんはどんな風にリアクションしていますか?今回は、そんな映画館でのリアクションについて、自身のスタンス、周囲に求めるスタンスを聞いてみました。

映画好き女子の鑑賞スタイルを調査1:映画を観る前、どこまで情報を入れる?
映画好き女子の鑑賞スタイルを調査2:鑑賞前の映画情報への接し方で、心がけていることは?

アンケート回答人数:10代以上の女性476名

Q1:映画館で観ていて、おもしろいシーンが出てきて笑ってしまいそうな時、普段あなたはどうしていますか?

映画好き女子の鑑賞スタイルを調査3:リアクション編Q1

Q2:映画館で観ていて、おもしろいシーンが出てきて笑ってしまいそうな時、周囲にはどうして欲しいですか?

映画好き女子の鑑賞スタイルを調査3:リアクション編Q2

「遠慮なく笑ってもらってOK」が僅差で最多となりましたが、「笑っても良いが、一応周囲には気を使って欲しい」とほぼ半々の結果となりました。自然に反応して笑いたいところですが、やはり周囲の反応は気になってしまいますよね。

Q3:映画館で観ていて、怖いシーンが出てきた時、普段あなたはどうしていますか?

映画好き女子の鑑賞スタイルを調査3:リアクション編Q3

Q4:映画館で観ていて、怖いシーンが出てきた時、周囲にはどうして欲しいですか?

映画好き女子の鑑賞スタイルを調査3:リアクション編Q4

怖いシーンの場合、急に驚かされることも多く、身体が無意識に反応することもあって、コントロールするのはなかなか難しいですよね。周囲のリアクションによって「私と同じで怖いんだ」と安心する方もいれば、余計に怖くなる方もいるようで、笑えるシーンへのリアクションと少し受け止め方が違うようです。

Q5:皆さんの映画鑑賞における価値観について

■映画を観終えたらもう知らない人同士だけど、同じ映画を観て時間を共有しているので、皆で楽しく一体になりながら鑑賞したい。(10代後半)
■周囲で観ている人のリアクションも映画館での映画鑑賞ならではのことなので、私はそこまで神経質にはなりませんが、周囲の人は気にするかも知れないので極力抑えています。(10代後半)
■その映画の世界観にできる限り浸りたいと考えているため、なるべくリアクションは小さめにお願いしたい。もちろんその映画に対して笑ったり怖がったりするのは構わないので、よっぽど大声だったり、不自然なタイミングでリアクションされる他は良いと思う。(20代前半)
■私語やガサガサ物をいじるなど、映画と関係ない迷惑行為はやめて欲しいが、純粋に作品を楽しみたい気持ちは皆同じだと思うので、ちゃんの映画の世界に入り込んで、それぞれが自由な反応をするのは当たり前だと思う。(20代前半)
■自然な反応や我慢できないものは仕方ないが、声を出したり「びっくりした」と言葉を発したりするのは気が散るのでやめて欲しい。(20代前半)
■日本の映画館では静かにしていないといけないと思っている人が多く、声に出して笑ったりしないようにする人や、誰かの笑い声を嫌に思う人がいるのを不思議に思います。私は鑑賞中におもしろいシーンで周りから笑い声が聞こえると嬉しくなって、自分ももっと楽しくなります。怖い映画でも、誰かが驚いて声を上げてしまったのを聞くと、他の人もこのシーンは怖いんだと少し安心します。他の人のリアクションで映画がもっと楽しくなるので、周りの人がたくさんリアクションを取ってくれると嬉しい気持ちになります。(20代前半)
■映画に自然に反応するのは、映画を楽しんでいる証拠です。感情を表さないのは不自然です。(20代後半)
■応援上映ほどではないけど、常に喜怒哀楽のリアクションを取りたい派です!さすがに大声で歌われたり、私語をされるのは嫌だけど、日本でももう少し自由に映画を鑑賞できると良いなと思います。(20代後半)
■笑えるシーンで笑わなかったら逆に気になります。ただ大声でとかは公共の場ということを考えて欲しいと思います。自分は笑いそうな時や怖い時は控えめですが、リアクションしてしまいます。(20代後半)
■本当はもっと大きな声で笑ったり、泣いたり、手を叩いたりしながら楽しみたい。(20代後半)
■海外で映画を観た時に、観客の素直で自然な反応がとても心地良く感じ、まさに観客と映画が一体になったようでした。でも、日本は日本で静かに各々で受け止めている感じで好きです。どちらのスタイルでも自分を押し込めず映画が楽しめれば良いと思います。(20代後半)
■今の時代、応援上映などもあるので、抵抗ないです。普段ライブや舞台などにもよく行くので、映画だけ静かに観なければいけないという考えは古いかなと思います。ただ、一応周りには気を遣います。それより話し続けたり、スマホを見たりする方々のほうがよっぽど迷惑です。(30代前半)
■せっかくお金を払って大きなスクリーンで観ているので、飲食やリアクションなどは周りに配慮して観て欲しいと思います。(30代前半)
■日本の映画館はシーンとしていて、リアクションしてる人に対して冷たいと思う。最近は応援上映があるが、あそこまで行くと過剰な気がして参加したことはない。海外の映画館の反応を羨ましく思う。特に“スター・ウォーズ”やマーベル作品を観る時は、声を出してリアクションし、知らないお客さん達と一体感を味わいたいと思うことがある。食べる音やいびきをかいて寝ている人に比べたら、映画のリアクションは心地が良いと思う。(30代後半)
■映画にもよると思うけど、『翔んで埼玉』を埼玉県人と埼玉で鑑賞した時は、 劇場一丸で大ウケでした。そういう時はいくらウケても良いと思います。(30代後半)
■すごくビビリなのに、ホラー映画好きで観に行っちゃうから、イスから飛ぶぐらい驚いちゃう。同じ列の人が驚いてイスが揺れると、自分だけじゃないと思えて嬉しい。(30代後半)
■笑うのも泣くのもあまり我慢できないです! 見知らぬ人同士が、同じ場所、時間、作品を選んでることが何だか不思議で、それだけでも映画館で映画を観ることは価値があると思います。(40代前半)
■海外文化の中でなら大笑いしたいけど、日本の映画館で爆笑してる人がいると、ちょっとびっくりしてしまう。 怖い時は本当に我慢して欲しいです。声を出したり、大きくビクッとされると、それでまた怖くなってしまいます。(40代前半)
■必要以上に感情をさらけ出して周りと調和できていないのは問題ですが、観客の反応も含めて映画作品といった面もあるので、自然なリアクションは良いと思います。 大ヒットした『カメラを止めるな!』を観ている最中、周りのお客さんと同調したりする感覚があり、言葉を交わすわけではないけど、不思議な仲間意識みたいものが生まれ、それこそ作品の魅力だなと思いました。(50代)

皆さんそれぞれ価値観があるようですが、マナーを守った上で、リアクションすることを心掛けている方が多いことがわかりました。最近は、応援上映や、絶叫上映など映画に合わせた楽しみ方ができる上映回もありますし、今後も映画の楽しみ方はもさらに進化していきそうですね!

★リアクションしながら楽しみたい編集部オススメ作品

■『ミッドサマー』
2020年2月21日より全国公開
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ミッドサマー』フローレンス・ピュー/ジャック・レイナー

■『カメラを止めるな!』
ブルーレイ&DVD好評レンタル、発売、デジタル配信中
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

カメラを止めるな!

■『パラノーマル・アクティビティ』
ブルーレイ&DVD好評レンタル、発売、デジタル配信中
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

パラノーマル・アクティビティ(字幕版)

■『アフロ田中』
ブルーレイ&DVD好評レンタル、発売、デジタル配信中
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

アフロ田中

■『斉木楠雄のΨ難』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

斉木楠雄のΨ難

■『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン (字幕版)

■『クロユリ団地』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

クロユリ団地

■『ユリゴコロ』
ブルーレイ&DVD好評レンタル、発売、デジタル配信中
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

ユリゴコロ

■『地獄でなぜ悪い』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

地獄でなぜ悪い

■『なんちゃって家族』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

なんちゃって家族 (字幕版)

■『ヒメアノ~ル』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

ヒメアノ~ル 通常版 [Blu-ray]

■『リンカーン/秘密の書』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

リンカーン/秘密の書 (字幕版)

■『ライト/オフ』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

ライト/オフ(字幕版)

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TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Shamy

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  3. 映画『ブロークン 復讐者の夜』ハ・ジョンウ
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  1. 映画『ホーリー・カウ』クレマン・ファヴォー
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