REVIEW

ARGYLLE/アーガイル【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ARGYLLE/アーガイル』ヘンリー・カヴィル/デュア・リパ

REVIEW

どんだけ、どんでん返しがあるんだ!ってくらい、カラクリが施されていて、騙されるのが心地よいです!何気なく観ているシーンにはユーモアがあるだけでなく、伏線が複数隠されていて、本作の楽しみ方が掴めてくる頃には、少し先を予想しながら観る楽しさが倍増します。何だかおかしいと感じたら、それにはちゃんと意味があり、伏線回収する毎に新たな謎が出てくる展開に最後まで目が離せません。
マシュー・ヴォーン監督にしか生み出せない美しく独創的なアクションシーンには、これまでに観たことのない演出が複数あり、感動のあまり笑えてきます。スタイリッシュでユーモラスでスパイシーな世界観にはクセになる要素がいっぱい!マシュー・ヴォーン節が炸裂していて、ファンの期待に応えてくれます。
そして、本作の魅力を語る上で豪華キャストの名演も欠かせません。ヘンリー・カヴィルが演じるアーガイルのアイコン的な存在感、ブライス・ダラス・ハワードのキュートさ、サム・ロックウェルの灰汁の強さ、サミュエル・L・ジャクソン、ブライアン・クランストンの貫禄と、各キャストの魅力が活かされています。鑑賞中、アドレナリンがドバーッと出てくるような興奮をぜひ大きなスクリーンで味わってください。

デート向き映画判定

映画『ARGYLLE/アーガイル』ブライス・ダラス・ハワード/サム・ロックウェル

アクション、サスペンス、ラブストーリーと一粒で何粒も美味しい構成になっていて、展開のテンポも良く、演出が華やかなので、普段あまり映画を観に行かない方でも観やすいでしょう。一方、マシュー・ヴォーン監督の“キングスマン”シリーズを彷彿とさせるテンションや、豪華キャストの出演など、映画好きのツボにハマるポイントもたくさんあるので、映画ライトユーザーからヘビーユーザーまで楽しめる点でデートにもピッタリです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ARGYLLE/アーガイル』ヘンリー・カヴィル/デュア・リパ/ジョン・シナ

とってもカッコ良いシーンが満載な上に、猫ちゃんも可愛くて、139分もあっという間です。カラクリが詰め込まれたストーリーなので、先を予測しながら観ると頭の体操にもなります。とてもスタイリッシュな世界観も魅力なので、美術、芸術に興味が出てきた方にもオススメです。

映画『ARGYLLE/アーガイル』ヘンリー・カヴィル/ブライス・ダラス・ハワード/サム・ロックウェル/ブライアン・クランストン/キャサリン・オハラ/デュア・リパ/アリアナ・デボーズ/ジョン・シナ/サミュエル・L・ジャクソン

『ARGYLLE/アーガイル』
2024年3月1日より全国公開
東宝東和
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

© Universal Pictures

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ナイトフラワー』森田望智 森田望智【ギャラリー/出演作一覧】

1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 佐藤さんと佐藤さん【レビュー】

同じ佐藤という苗字のサチ(岸井ゆきの)とタモツ(宮沢氷魚)は、セリフにも出てくるように「結婚しても離婚しても佐藤」です…

映画『楓』福士蒼汰/福原遥 『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大 兄を持ち運べるサイズに【レビュー】

原作は、村井理子が書いたノンフィクションエッセイ「兄の終い」…

映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 3名様プレゼント

映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ 3名様プレゼント

映画『見はらし世代』井川遥 井川遥【ギャラリー/出演作一覧】

1976年6月29日生まれ。東京都出身。

映画『WEAPONS/ウェポンズ』 WEAPONS/ウェポンズ【レビュー】

ある町から突然17人の子どもが同時に行方不明になるところから始まる本作は、“IT/イット”“死霊館”シリーズなど、傑作ホラーを多数世に送り出してきた…

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『ナイトフラワー』北川景子/森田望智 ナイトフラワー【レビュー】

『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督が、“真夜中シリーズ”と銘打つ本作は…

映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン 『Fox Hunt フォックス・ハント』一般試写会 5組10名様ご招待

映画『Fox Hunt フォックス・ハント』一般試写会 5組10名様ご招待

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚
  2. 映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大
  3. 映画『WEAPONS/ウェポンズ』
  4. 映画『ナイトフラワー』北川景子/森田望智
  5. 映画『もういちどみつめる』筒井真理子/髙田万作

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP