REVIEW

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

前作では意外にも“可愛い”ところがあるヴェノムの魅力が伝わってくる内容でしたが、今作では一層ヴェノムの愛嬌が際立っています。エディ(トム・ハーディ)との「悪人以外は食べない」という約束を守る条件の下、エディの体に寄生することを許されたヴェノムはすっかり地球生活を楽しんでいて、エディとの日常の様子も観ていて微笑ましいです。そして、今作ではエディとの絆が試されるストーリーという点がミソで、キュンとする場面もあります(笑)。
さらに、ウディ・ハレルソンが演じる死刑囚のクレタス・キャサディとその恋人フランシス(ナオミ・ハリス)のキャラクター設定もユニークで、一筋縄では倒せない敵の登場にハラハラドキドキさせられます。また、今作で登場するヴェノムの同種、カーネイジは輪をかけた見た目の気持ち悪さと獰猛さで、スリリングな展開を盛り上げており、エディとヴェノムのコンビが見せるコミカルな展開とメリハリが効いています。
ルーベン・フライシャーが監督を務めていた前作もコメディとSFとホラーの要素が良い感じで織り交ぜられていて監督の手腕をうかがえましたが、今作では“ロード・オブ・ザ・リング”シリーズのゴラム、『キング・コング』のコングなど、モーション・キャプチャーのキャラクターを演じさせたらピカイチのアンディ・サーキスが監督を務めている点も注目ポイントです。ヴェノムとカーネイジの迫力満点のバトルはぜひ大きなスクリーンでご覧ください。

デート向き映画判定
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』トム・ハーディ/ウディ・ハレルソン

ちょっとグロいシーンもありますがスピーディに描かれているので、相手がよっぽどの怖がり屋ではない限り誘う上で気にするほどでもないと思います。前作を観ていたほうが楽しめる部分もありますが、ストーリーがシンプルなので、今作から観て気に入ったら前作を一緒におさらいするという順番でも良いと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

上映時間は97分と観やすい長さです。テンポ良く物語が展開し、派手なシーンが多いので小学生でも集中力が切れずに観られると思います。ヴェノムのキャラクターがとても魅力的なので、見た目は怖いしちょっと気持ち悪いけれど可愛い=キモカワな場面も存分に楽しめて、皆さんの世代の好みに合うでしょう。友達と観ても楽しいし、大人が楽しめる作品なのでお父さん、お母さんに一緒に行こうとおねだりしてみてください。

映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
2021年12月3日より全国公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト

©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『BOSS/ボス』チョ・ウジン/チョン・ギョンホ/パク・ジファン BOSS/ボス【レビュー】

ボスの座を争う話は数あれど、本作はどうしたらボスにならずに済むかというストーリーで…

映画『進行曲 マーチングボーイズ』ムー・セン(牧森) 進行曲 マーチングボーイズ【レビュー】

台湾屈指の進学校でマーチングバンド部に所属する男子高校生を主人公とした本作は、実話に基づいています…

映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』リズワーン・シェイク 『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』特別試写会 10名様ご招待

映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』特別試写会 10名様ご招待

映画『うるわしの宵の月』道枝駿佑/安斉星来 うるわしの宵の月【レビュー】

なんとも初々しく、キュンキュンさせられて、観ているだけで20歳くらい若返りました(笑)…

映画『ナギダイアリー』石橋静河 石橋静河【ギャラリー/出演作一覧】

1994年7月8日生まれ。東京都出身。

映画『真実と反逆 〜ナチスと闘った若きレジスタンス〜』ユアン・ホロックス 『真実と反逆 〜ナチスと闘った若きレジスタンス〜』【レビュー】

本作は、ナチス政権に言論の力で対抗した少年ヘルムス・ヒューベナーの実話を基にしています…

映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』ノア・センティネオ/アンドリュー・小路 ストリートファイター/ザ・ムービー【レビュー】

原作のゲームに詳しくないとしても一度でもゲームをやったことがある方なら、本作を観れば懐かしさを感じられるでしょう…

映画『シャイロックの子供たち』木南晴夏 木南晴夏【ギャラリー/出演作一覧】

1985年8月9日生まれ。大阪府出身。

映画『クジラに落ちた男』オースティン・エイブラムス クジラに落ちた男【レビュー】

クジラに落ちた男』というタイトルが示す通り、内容はイメージしやすい一方で、クジラの中に閉じ込められている状況でどんなストーリーが展開するのかは想像を超えています…

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!

Season2では、比喩的思考、批判的思考、論理的思考を軸として、「思考力を鍛える映画鑑賞の仕組み」を探求するスタンスで一連の流れを意識して構成しています。 とはいえ、毎回冒頭で前回までの振り返りを簡単にしますので、好きな回だけ単発で参加いただいてもOKです。映画に関する雑談も含めて一緒に楽しみましょう!

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『BOSS/ボス』チョ・ウジン/チョン・ギョンホ/パク・ジファン
  2. 映画『進行曲 マーチングボーイズ』ムー・セン(牧森)
  3. 映画『うるわしの宵の月』道枝駿佑/安斉星来
  4. 映画『真実と反逆 〜ナチスと闘った若きレジスタンス〜』ユアン・ホロックス
  5. 映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』ノア・センティネオ/アンドリュー・小路

PRESENT

  1. 映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』リズワーン・シェイク
  2. 映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ
  3. 映画『君の話』北村匠海/出口夏希
PAGE TOP