REVIEW

マトリックス レザレクションズ

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『マトリックス レザレクションズ』キアヌ・リーブス/キャリー=アン・モス

1作目は1999年の作品で内容を忘れている方も多いのではないでしょうか。私は念のため1作目だけ復習してから今作を観ましたが、1作目のシーンに関わる部分が多いので、せめて1作目だけでもおさらいしてから観ることをオススメします。ただ、観ていくうちに「あれ?結局3作目ってどうやって終わったっけ?」と気になってくるので、可能な方はシリーズ前3作をすべて観てから今作を観るとなお良いと思います、
シリーズ3作目は2003年の作品だし、ネオを演じたキアヌ・リーブスや、トリニティーをキャリー=アン・モスも年を重ねていることもあって、あそこからどうやってお話を続けるのかなというのが皆さん気になるところだと思いますが、なかなか上手に繋げたなという印象です。新しい展開はもちろんありつつ、懐かしい部分も多数あって、今の若い方にも楽しめるし、前3作で虜にされた世代も喜ぶようにできています。私は後者に当たりますが、数日前に1作目を復習したのもあって、改めてこのシリーズの魅力を噛みしめました。そして、1作目を作った当時ウォシャウスキー監督がどこまで計算していたかわかりませんが、伏線にできる要素がふんだんにあったんだなということも実感します。今作は原点回帰と感じる部分も多く、アクションが目立ちつつも、根底にはラブストーリーが欠かせない作品なんだなというのも感じました。
ラストは「そうきたか!」という感じで私は嫌いじゃないですが、もしかしたら観る方によっては好き嫌いが分かれるかもしれません。でも、この映画が一番言いたかったのはきっとそんなところよりももっと深い部分だったのだなとわかるメッセージがエンドロールの終わりあたりで出てくるので、ぜひ最後まで席を立たないように。

デート向き映画判定

今作は特にラブストーリー色が濃く、ロマンチックな展開こそが鍵となっているので、デートで観るのもオススメです。アクションシーンは激しいですが、仮想世界で起こっていることなので、ホラーのようにグロくて怖い描写ではない分、普段アクション映画をあまり観ない方でも誘いやすいと思います。シリーズ前作を一緒に観てから今作に臨むのが良いですが、今作を観てから前作を一緒に振り返るのもありなので、デートの約束も複数回入れやすいですね(笑)。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『マトリックス レザレクションズ』キアヌ・リーブス

シリーズ前3作とも観ている者としては、「そうだった、そうだった」という感覚で観るのですが、本作から観る方にはまた違った楽しみ方ができると思います。それができるのは皆さん若い世代の特権です。小さなキッズにはまだ難しいと思いますが、物語の設定そのものはシンプルなので、小学校高学年以上なら充分楽しめるでしょう。上映時間は148分ですが、展開が速くて内容がギュッと詰まっているのであっという間ですよ。

映画『マトリックス レザレクションズ』キアヌ・リーブス/キャリー=アン・モス

『マトリックス レザレクションズ』
2021年12月17日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

©2021 WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ビール・ストリートの恋人たち』レジーナ・キング レジーナ・キング【ギャラリー/出演作一覧】

1971年1月15日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。

映画『喝采』ジェシカ・ラング 喝采【レビュー】

ブロードウェイで活躍した伝説の俳優マリアン・セルデスをモデルとした本作の主人公は、ジェシカ・ラングが演じています…

映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル YADANG/ヤダン【レビュー】

タイトルについている“ヤダン”とは、「麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して報酬を得る司法取引のブローカー」…

映画『スワイプ:マッチングの法則』リリー・ジェームズ リリー・ジェームズ【ギャラリー/出演作一覧】

1989年4月5日生まれ。イギリス出身。

映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕 架空の犬と嘘をつく猫【レビュー】

家族の絆というより、家族の呪縛を描いているようでいて…

映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン おくびょう鳥が歌うほうへ【レビュー】

世界各国で翻訳され、ベストセラーとなったエイミー・リプトロットの回想録「THE OUTRUN」を原作とした本作は、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイトが監督を務め、若くして数々の名作に出演してきた実力派シアーシャ・ローナンが主演を務めています…

ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈 スキャンダルイブ【レビュー】

昨今、問題が複数取り沙汰されている、芸能界の性加害をテーマにしたドラマということもあり、再現ドラマにすら感じる生々しさがあります…

Netflixシリーズ『イクサガミ』岡田准一 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年12月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年12月】のアクセスランキングを発表!

映画『コート・スティーリング』オースティン・バトラー コート・スティーリング【レビュー】

ダーレン・アロノフスキー監督とオースティン・バトラーがタッグを組んだ本作は…

Netflix映画『10DANCE』竹内涼真/町田啓太 10DANCE【レビュー】

井上佐藤による漫画「10DANCE」を原作とする本作は、鈴木信也(竹内涼真)と杉木信也(町田啓太)という1文字違いの名を持つ正反対の2人の天才ダンサーが主人公…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集
  2. 映画『殺し屋のプロット』マイケル・キートン
  3. 映画学ゼミ2025年12月募集用

REVIEW

  1. 映画『喝采』ジェシカ・ラング
  2. 映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル
  3. 映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕
  4. 映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン
  5. ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈

PRESENT

  1. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  2. 映画『ただ、やるべきことを』チャン・ソンボム/ソ・ソッキュ
  3. 映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ
PAGE TOP