REVIEW

唐人街探偵 東京MISSION

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『唐人街探偵 東京MISSION』ワン・バオチャン/リウ・ハオラン/妻夫木聡

シリーズ3作目となる本作は日本を舞台に描かれ、日本の俳優も多数出演しています。1話完結で描かれているので、前作を観ていなくてついていけない話題というのもなく楽しめます。妻夫木聡は前作から出演しており、流暢な中国語を披露しているので今後も中国作品での活躍が期待されます。また渋谷のスクランブル交差点、東京タワー、浅草など、日本の名所がたくさん登場するのも見どころで、公式サイトによると、カーアクションは一部道路を完全封鎖して撮影されたそうです。最初に登場する空港やJR新宿駅は、実際の場所とは異なる作りに見えましたが、知っている場所と映画のセットの違いなどを観察するのもおもしろいですよ。空港については名古屋市に巨大セットを作って撮影するなど、多額の予算をかけて作られたとのことで、そういったスケールもぜひ味わってください。
そして、主人公は探偵なので推理がどう展開していくのかが1番のおもしろみではありますが、古典的なわかりやすい万国共通な笑いが織り込まれているシーンも大きな魅力となっています。映画のスケールは大きいのに、ギャグが良い意味でしょうもなすぎてそのギャップに一層親近感が湧くのは私だけではないはずです(笑)。中国の人気俳優ワン・バオチャンとリウ・ハオラン、日本からは妻夫木聡、長澤まさみ、染谷将太、浅野忠信などが出演、タイからはトニー・ジャーが加わり、アジアン・パワーを感じさせる内容となっています。トニー・ジャーがもっと暴れるシーンを観たかったというのは正直なところですが、逆に「トニー・ジャーが演じるキャラクターなのに?」という意外な展開もあるので要注目です。上映時間は136分と長めですが、テンポ良く展開していくので、気楽に楽しんでください。

デート向き映画判定
映画『唐人街探偵 東京MISSION』ワン・バオチャン/リウ・ハオラン/妻夫木聡/長澤まさみ

ラブストーリーの要素はほぼなく、「なんでやねん!」と心の中でツッコミを入れながら観るのが楽しい作品なので、デートの雰囲気も和むはずです。観終わった後は、お互いにどこまで推理が当たっていたか話すと自然に会話も弾みますよね。推理ものは内容が難しいものもありますが、これはわかりやすいので構えずに観られます。初デートでもオーケーでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『唐人街探偵 東京MISSION』ワン・バオチャン/リウ・ハオラン

老若男女、万国共通でクスッと笑えるわかりやすいコメディの要素も満載で、キッズやティーンの皆さんも楽しめるでしょう。ただ上映時間が2時間越えなので、キッズは集中力が持つかどうかが微妙です。でも、小学校高学年以上で推理もの好きなら自ずと集中して観られると思います。映画で頭の体操をしてみてください。

映画『唐人街探偵 東京MISSION』ワン・バオチャン/リウ・ハオラン/妻夫木聡/トニー・ジャー/長澤まさみ/染谷将太/鈴木保奈美/奥田瑛二/浅野忠信/シャン・ユーシエン/三浦友和

『唐人街探偵 東京MISSION』
2021年7月9日より全国公開
アスミック・エース
公式サイト

©WANDA MEDIA CO.,LTD. AS ONE PICTURES(BEIJING)CO.,LTD.CHINA FILM CO.,LTD “DETECTIVE CHINATOWN3”

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『YADANG/ヤダン』公開記念来日舞台挨拶:カン・ハヌル、ユ・ヘジン、ファン・ビョングク監督 一緒に仕事をしたい日本人俳優・監督名を告白!『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル、ユ・ヘジン、ファン・ビョングク監督、来日舞台挨拶

『YADANG/ヤダン』が日本劇場公開された初日、主演のカン・ハヌル、本作を含めさまざまな作品でキーパーソンを演じ、名脇役として活躍するユ・ヘジン、ファン・ビョングク監督が揃って来日しました。

映画『SEBASTIANセバスチャン』ルーアリ・モリカ SEBASTIANセバスチャン【レビュー】

キービジュアルに写るルーアリ・モルカの美しさと独特なオーラに目を奪われ、本作に興味が湧いた方は少なくないはず…

映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー 『アウトローズ』ムビチケオンライン券 2組4名様ご招待

映画『アウトローズ』ムビチケオンライン券 2組4名様ご招待

映画『ビール・ストリートの恋人たち』レジーナ・キング レジーナ・キング【ギャラリー/出演作一覧】

1971年1月15日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。

映画『喝采』ジェシカ・ラング 喝采【レビュー】

ブロードウェイで活躍した伝説の俳優マリアン・セルデスをモデルとした本作の主人公は、ジェシカ・ラングが演じています…

映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル YADANG/ヤダン【レビュー】

タイトルについている“ヤダン”とは、「麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して報酬を得る司法取引のブローカー」…

映画『スワイプ:マッチングの法則』リリー・ジェームズ リリー・ジェームズ【ギャラリー/出演作一覧】

1989年4月5日生まれ。イギリス出身。

映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕 架空の犬と嘘をつく猫【レビュー】

家族の絆というより、家族の呪縛を描いているようでいて…

映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン おくびょう鳥が歌うほうへ【レビュー】

世界各国で翻訳され、ベストセラーとなったエイミー・リプトロットの回想録「THE OUTRUN」を原作とした本作は、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイトが監督を務め、若くして数々の名作に出演してきた実力派シアーシャ・ローナンが主演を務めています…

ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈 スキャンダルイブ【レビュー】

昨今、問題が複数取り沙汰されている、芸能界の性加害をテーマにしたドラマということもあり、再現ドラマにすら感じる生々しさがあります…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 昨日よりちょっと賢く生きるための【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集
  2. 映画『殺し屋のプロット』マイケル・キートン
  3. 映画学ゼミ2025年12月募集用

REVIEW

  1. 映画『SEBASTIANセバスチャン』ルーアリ・モリカ
  2. 映画『喝采』ジェシカ・ラング
  3. 映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル
  4. 映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕
  5. 映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. 映画『ただ、やるべきことを』チャン・ソンボム/ソ・ソッキュ
PAGE TOP