REVIEW

デッドプール&ウルヴァリン【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ/ヒュー・ジャックマン

REVIEW

まずは最初に一言、本作はめちゃんこおもしろいです(笑)!たくさん言いたいことはありながら、ネタバレになるので言えないことが多過ぎます。だから、早く皆さんに観ていただいて、共有したい。デッドプールは相変わらずのノリ、というかさらに磨きがかかっていて、サヨナラしたはずのウルヴァリンも登場するので、刺激たっぷりのシーンが満載です。アクションシーンは血がたくさん流れますが、痛々しいだけではなく、とてもスタイリッシュ。いろいろなバリエーションがあるなかで、私はオープニングがすごくカッコ良くて好きです。アクロバットがカッコ良いだけではなく、オープニングクレジットの出し方がすごく尖っていてオシャレなんですよね。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ

そして、映画宣伝は情報がかなり抑えられていた点が功を奏して、サプライズ出演のゴールドラッシュです。皆さんのお楽しみのために具体的には書きませんが、関連作を観ているのといないのとではおもしろみが全然違いそうなので、このページの一番下に事前に観ておいて欲しいマーベル系の関連作を載せておきます。20世紀フォックス系でリリースされていたマーベル映画を一通り観ている方はテンション上がりまくりですよ!他にも、2024年7月現在ヒット中の超大作映画が大胆にいじられていたり、本作出演俳優が出演した過去作までいじられまくります。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た時の衝撃と歓びに似た見どころが満載です。きっとマーベルファンならネタバレせずにいてくれるはずですが、なるべく早めに観に行くことをオススメします。エンドロールはエモい構成が施されており、最後にはマーベル映画お約束のおまけシーンもあるので最後まで席を立たないでお楽しみください。

デート向き映画判定

映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ

ロマンチックな要素もちらっとあるし、笑いどころが満載なので、デートで観るのも楽しいです。とはいえ、シリーズ前作を観ていたら、大体ノリはご存じだと思いますが、デッドプールなので下ネタはあります(笑)。ただし、ある程度ジョークが通じる方なら気まずくなるようなことはないでしょう。でも、変なところで笑うと、「ここで笑うんだ」と思われる可能性もあるので心の中で笑いましょう。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『デッドプール&ウルヴァリン』ヒュー・ジャックマン

R-15なので、残念ながら15歳未満の方は観られません。コメディ満載ながら、アクションシーンはかなり刺激が強いので、観られる年齢の方でも、免疫がついていない場合、少々怖いと思うかもしれません。血が出る映画をあまり観たことがない場合は、一応覚悟しておきましょう。関連作を観ておいたほうがより楽しめるので、下記に載せておきます。皆さんの世代では観たことがない作品もあると思うので、これを機に一気に観るのもオススメです。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ/ヒュー・ジャックマン

『デッドプール&ウルヴァリン』
2024年7月24日より全国公開
R-15+
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© 2024 20th Century Studios / © and ™ 2024 MARVEL.

TEXT by Myson

※関連作をネタバレと感じる可能性がある方はこの下は鑑賞後にご覧ください。


関連作:“デッドプール”シリーズ

『デッドプール』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 第81回部活座談会リポート 元妻も現妻も人気女優!モテモテR・レイノルズの魅力を検証
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『デッドプール』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 来日ジャパンスペシャルイベント
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『LOGAN/ローガン』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る
かなり関連が深いので必見。

『X-MEN』1作目(2000)
Amazonプライムビデオで観る
1作目だけでも観ておけば大丈夫です。

『ロキ』
ディズニープラスにて配信中
ドラマ批評
かなり重要なので背景が理解できていればベストです。少なくとも劇中の世界の仕組みがわかる程度にシーズン1だけでも観ておくと良いです。

『ファンタスティック・フォー【超能力ユニット】』(2005)
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る
2005年版の1作目だけでも観ておけばOKです。

この他にも複数のキャラクターや、映画ネタがあります!本編でお楽しみください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』ビル・スカルスガルド ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝【レビュー】

実に楽しい!良い意味で「なんじゃこりゃ?」というハチャメチャなノリなのに…

ポッドキャスト:トーキョー女子映画部チャンネルアイキャッチ202509 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】お悩み相談「どうしたらいい出会いがありますか?」他

今回は、正式部員の皆さんからいただいたお悩み相談の中から、下記のお2人のお悩みをピックアップして、マイソンなりにお答えしています。最後にチラッと映画の紹介もしています。

映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ベニチオ・デル・トロ/ミア・スレアプレトン/マイケル・セラ ザ・ザ・コルダのフェニキア計画【レビュー】

REVIEWこれぞウェス・アンダーソン監督作という、何から何までかわいい世界観でありながら…

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

映画『こんな事があった』前田旺志郎/窪塚愛流 こんな事があった【レビュー】

2021年夏の福島を舞台に、主人公の17歳の青年のほか、震災後も苦悩しながら生きる人々の姿を…

映画『パルテノペ ナポリの宝石』セレステ・ダッラ・ポルタ セレステ・ダッラ・ポルタ【ギャラリー/出演作一覧】

1997年12月24日生まれ。イタリア出身。

映画『ブロークン 復讐者の夜』ハ・ジョンウ ブロークン 復讐者の夜【レビュー】

『工作 黒金星と呼ばれた男』『アシュラ』などを手掛けたサナイピクチャーズが贈る本作は…

映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』西島秀俊/グイ・ルンメイ Dear Stranger/ディア・ストレンジャー【レビュー】

真利子哲也監督(脚本も担当)による西島秀俊主演作という情報のみで、毎度ながら前情報をほぼ入れずに観て、いろいろ良い驚きが…

映画『風のマジム』伊藤沙莉 風のマジム【レビュー】

マジムって何だろうから始まり、すぐに主人公の名前とわかると、次に「じゃあ、風のマジムってどういうことなんだろう?」という具合に…

映画『ベスト・キッド:レジェンズ』ベン・ウォン ベン・ウォン【ギャラリー/出演作一覧】

2000年1月1日生まれ。中国、上海出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 ファストムービー時代の真逆を行こうと覚悟を決めた!大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート前編

『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』などを手掛けた大友啓史監督が<沖縄がアメリカだった時代>を描いた映画『宝島』。今回、当部の部活史上初めて監督ご本人にご参加いただき、映画好きの皆さんと一緒に本作について語っていただきました。

映画『宝島』妻夫木聡/広瀬すず/窪田正孝 沖縄がアメリカ統治下だったことについてどう思う?『宝島』アンケート特集

【大友啓史監督 × 妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太】のタッグにより、混沌とした時代を自由を求めて全力で駆け抜けた若者達の姿を描く『宝島』が9月19日より劇場公開されます。この度トーキョー女子映画部では、『宝島』を応援すべく、正式部員の皆さんに同作にちなんだアンケートを実施しました。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『ふつうの子ども』嶋田鉄太/瑠璃
  2. 映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』マイケル・ファスベンダー
  3. 映画『バーバラと心の巨人』マディソン・ウルフ

REVIEW

  1. 映画『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』ビル・スカルスガルド
  2. 映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ベニチオ・デル・トロ/ミア・スレアプレトン/マイケル・セラ
  3. 映画『こんな事があった』前田旺志郎/窪塚愛流
  4. 映画『ブロークン 復讐者の夜』ハ・ジョンウ
  5. 映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』西島秀俊/グイ・ルンメイ

PRESENT

  1. 映画『ホーリー・カウ』クレマン・ファヴォー
  2. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
  3. 映画『ミーツ・ザ・ワールド』杉咲花/南琴奈/板垣李光人
PAGE TOP