NEWS

オースティン・バトラー、トム・ハンクスら豪華キャスト&スタッフ集結!『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭ワールドプレミア&記者会見

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭 ワールドプレミア&記者会見、オースティン・バトラー、トム・ハンクス、バズ・ラーマン監督、他

世界で最も売れた歌手、エルヴィス・プレスリーの真実の物語を数々の名曲に乗せて、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン監督が映画化した『エルヴィス』が、2022年7月1日より全国公開となります。そしてこのたび、本作が第75回カンヌ国際映画祭のアウトオブコンペ部門に出品され、5月25日(日本時間26日早朝)にワールドプレミアとして世界で初お披露目されました。会場には、主演のオースティン・バトラーをはじめ、トム・ハンクス、バズ・ラーマン監督ら豪華キャスト&スタッフが登場し、レッドカーペット・セレモニーと記者会見が華々しく執り行われました。

映画『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭 ワールドプレミア&記者会見、オースティン・バトラー、バズ・ラーマン監督

レッドカーペット・セレモニーに登場したオースティン・バトラーは黒のタキシード姿、トム・ハンクスは黒のスーツ姿、そしてバズ・ラーマン監督は妻のキャサリン・マーティンがデザインしたというダイヤモンドとルビーがあしらわれた「ELVIS」と刻まれた煌びやかなベルトを装着した姿で登場しました。さらに、エルヴィス・プレスリーの元妻であるリサ・プレスリーが登場すると、会場からは大きな歓声が沸き起こり、一斉にフラッシュが焚かれました。

映画『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭 ワールドプレミア&記者会見、トム・ハンクス

翌日26日(日本時間26日夜)に行われた記者会見には、バズ・ラーマン監督とオースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング、アルトン・メイソンらが出席。若くして謎の死を遂げたエルヴィスの生涯を描く本作についてバズ・ラーマン監督は、「彼は若い時からブラック・ミュージックに親しみ、B・B・キングとの交流も有名だった。ブルース、ソウル、ゴスペルなどさまざまな音楽に浸り、そこからインスピレーションを得て、自分なりの音楽を作り上げた。彼はよく“俺はキング・オブ・ロックンロールじゃない、それに浸って発散しただけだ”と語っていたが、僕は彼こそキングだったと思う。そしてとてもスピリチュアルな人だった。そのパフォーマンスはパンクロッカーの元祖と言えると思う」と語りました。

映画『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭 ワールドプレミア&記者会見、オースティン・バトラー、トム・ハンクス、バズ・ラーマン監督、他

オースティンは役作りについて尋ねられると、「3年間彼に浸り続けた。何度も何度もクリップを見直し、彼の動き、その声、眼差しなどを研究した。そうやって浸り続けたおかげで、鏡を見て自分でもなんだかプレスリーみたいだと思えるようになった(笑)。でも僕にとって大事だったのは、彼のソウルがにじみ出るようにすることだった。3年間彼のレガシーに浸り、人生を生きたことは、本当に心を動かされる経験だった」と話しました。

映画『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭 ワールドプレミア&記者会見、オースティン・バトラー

一方、“悪役”とされるマネージャーを演じたトム・ハンクスは、「僕はプロだからね。お金をもらえればどんな人物にもどんな服装にもなるよ(笑)。僕が演じたトム・パーカーのことはよく知らなかったが、この役を演じることになって、どんな人物だったか知って驚いた。彼は強欲だったけど、プレスリーを最初に見出してスターにした人物だ。もっともプレスリーの音楽に感銘したというより、観客の反応に衝撃を受けたんだ。プレスリーの音楽的な功績を世に残したという点だけは認められるだろう」とコメントしました。

映画『エルヴィス』第75回カンヌ国際映画祭 ワールドプレミア&記者会見、トム・ハンクス

アメリカの映画評論サイトであるロッテントマトで高評価をたたき出し、アカデミー賞受賞監督のギレルモ・デル・トロも自身のSNSで「この映画は、まばゆく、大胆で、感動的だ。オースティン・バトラーは、声、動き、感情など、すべての色合いを見事に表現している。とても気に入った。大好きだ」とコメントを寄せるなど大絶賛の声が続々と集まっている本作。日本での公開がますます待ち遠しいですね。エルヴィス・プレスリーの物語と音楽をぜひ劇場でご堪能ください!

映画『エルヴィス』オースティン・バトラー

『エルヴィス』
2022年7月1日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
© Kazuko WAKAYAMA

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』クリスチャン・コンヴェリー THE MONKEY/ザ・モンキー【レビュー】

怖いはずなのにどこか可笑しい絶妙なバランスの本作は、スティーヴン・キングの短編を原作としています…

映画『戦争と女の顔』ヴィクトリア・ミロシニチェンコ ヴィクトリア・ミロシニチェンコ【ギャラリー/出演作一覧】

1994年5月17日生まれ。ロシア出身。

映画『ファンファーレ!ふたつの音』エマニュエル・クールコル監督インタビュー 『ファンファーレ!ふたつの音』エマニュエル・クールコル監督インタビュー

フランスで3週連続NO.1(仏映画興収/実写映画において)を獲得し、260万人動員の大ヒットを記録した話題作『ファンファーレ!ふたつの音』。今回は本作のエマニュエル・クールコル監督にインタビューさせていただきました。

映画『ひゃくえむ。』 ひゃくえむ。【レビュー】

魚豊著の『チ。 ―地球の運動について―』がすごく好きなので、絶対に本作も…

映画『お嬢と番犬くん』櫻井海音 櫻井海音【ギャラリー/出演作一覧】

2001年4月13日生まれ。東京都出身。

映画『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』ビル・スカルスガルド ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝【レビュー】

実に楽しい!良い意味で「なんじゃこりゃ?」というハチャメチャなノリなのに…

ポッドキャスト:トーキョー女子映画部チャンネルアイキャッチ202509 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】お悩み相談「どうしたらいい出会いがありますか?」他

今回は、正式部員の皆さんからいただいたお悩み相談の中から、下記のお2人のお悩みをピックアップして、マイソンなりにお答えしています。最後にチラッと映画の紹介もしています。

映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ベニチオ・デル・トロ/ミア・スレアプレトン/マイケル・セラ ザ・ザ・コルダのフェニキア計画【レビュー】

REVIEWこれぞウェス・アンダーソン監督作という、何から何までかわいい世界観でありながら…

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

映画『こんな事があった』前田旺志郎/窪塚愛流 こんな事があった【レビュー】

2021年夏の福島を舞台に、主人公の17歳の青年のほか、震災後も苦悩しながら生きる人々の姿を…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 ファストムービー時代の真逆を行こうと覚悟を決めた!大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート前編

『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』などを手掛けた大友啓史監督が<沖縄がアメリカだった時代>を描いた映画『宝島』。今回、当部の部活史上初めて監督ご本人にご参加いただき、映画好きの皆さんと一緒に本作について語っていただきました。

映画『宝島』妻夫木聡/広瀬すず/窪田正孝 沖縄がアメリカ統治下だったことについてどう思う?『宝島』アンケート特集

【大友啓史監督 × 妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太】のタッグにより、混沌とした時代を自由を求めて全力で駆け抜けた若者達の姿を描く『宝島』が9月19日より劇場公開されます。この度トーキョー女子映画部では、『宝島』を応援すべく、正式部員の皆さんに同作にちなんだアンケートを実施しました。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『ふつうの子ども』嶋田鉄太/瑠璃
  2. 映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』マイケル・ファスベンダー
  3. 映画『バーバラと心の巨人』マディソン・ウルフ

REVIEW

  1. 映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』クリスチャン・コンヴェリー
  2. 映画『ひゃくえむ。』
  3. 映画『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』ビル・スカルスガルド
  4. 映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ベニチオ・デル・トロ/ミア・スレアプレトン/マイケル・セラ
  5. 映画『こんな事があった』前田旺志郎/窪塚愛流

PRESENT

  1. 映画『ホーリー・カウ』クレマン・ファヴォー
  2. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
  3. 映画『ミーツ・ザ・ワールド』杉咲花/南琴奈/板垣李光人
PAGE TOP