この秋、10代に刺さりそうな映画が一気に公開されますので、ここでドドッとご紹介しておきたいと思います。説教じみた意味で観て欲しいわけではなく、自分が10代の時にこの映画に出会っていたら、間違いなく気持ちがすごく動いたであろうという個人的な物差しでチョイスしてみました。
小さいジャケット写真やタイトルの文字リンクをクリックすると、Amazonのデジタル配信もしくはパッケージ販売に飛びますので、ぜひ観てみてください。
エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
2019年9月20日より全国公開
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
心情的な面で、自分が10代の頃とすごくリンクしました。主人公は未来の自分へメッセージを残していましたが、実は私も17歳の時に、未来への自分宛に手紙を書いた覚えがあります(笑)。実家の屋根裏にまだあったら読みたいですが、知らずに処分されちゃってたら悲しいので敢えて探さずです。
いなくなれ、群青
2019年9月6日より全国公開
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人にはいろいろな側面があるので、さまざまなキャラクターにどこか通じる部分を見つけられると思います。私は特に、横浜流星、飯豊まりえが演じたキャラクターに自分を投影して観ました。自分の性格と思考の中にあるジレンマと折り合いをつけられるように導いてくれる映画だと思います。
任俠学園
2019年9月27日より全国公開
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成長の過程で、親以外にどんな大人に出会えるかってすごく大事だと思います。本気で他人に対しても必死になってくれる大人に出会えたら、すごく幸せだし、その後の生き方も変わると思います。
サラブレッド
2019年9月27日より全国公開
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感情的な少女と、感情がない少女。正反対の2人の奇妙な友情は、どこか自虐的です。10代の交友関係って、この年頃にしか成立しない絆があるような気がします。利害的な目論見があっても、大人のそれとは違っていて、お互いを守っているような感じ。だからこそ、結束すると何をしでかすかわからない怖さがあります。
ホームステイ ボクと僕の100日間
2019年10月日より全国公開
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ティーラドン・スパパンピンヨーさん、チャープラン・アーリークンさん、パークプム・ウォンプム監督インタビュー
思春期はいろいろなこと悩み苦しむお年頃。でも、そのモヤモヤがどこからくるのか、突き詰めて突き詰めて、向き合って、乗り越えていくのが、この物語。原作は、森絵都の「カラフル」。
スクールズ・アウト
2019年10月11日より「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019」にて全国上映
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セバスチャン・マルニエ監督インタビュー
社会に、大人に絶望した子ども達の奇行がどんどんエスカレート。怖いからこそ、その怖さの中に飛び込んで、自滅しようとする若者達の複雑な心境がリアル。
デジタル配信、DVD等で観られる作品にも、オススメがいっぱい!
幕が上がる
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ずいぶん遠くに来たけれど、本当はどこでもないどこかにしか行けなくて、結局どこにも行き着かない、でも、自分たちは今ここにいることを許されている…。
志乃ちゃんは自分の名前が言えない
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フツーであること、皆と同じであることに重きを置く人が多い10代。コンプレックスができると必要以上に悩んでしまいます。でも、時にそのコンプレックスが新しい世界に導いてくれるかも…。
レディ・バード
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親につけられた名前を使わず、“レディ・バード”と自称する女子高生の心の中って…。皆、“自分”を見つけられるまではこうなんです。
スウィート17モンスター
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自分の事で精一杯、回りが見えているようで見えていない、自信があるようで実際はない…。不器用さんは共感しまくり。
ウォール・フラワー
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正直に生きたい気持ちと、それに気付かないふりをして生きていくほうが楽だと思ってしまう気持ち。成長するにつれ、わかってくるから辛い。
17歳
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17歳って、とても危なっかしくて美しいお年頃。自虐的に振る舞うのは、無敵、無垢、無知だからかも知れません。
17歳の肖像
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否が応でも、苦い体験をして、人は大人になっていく…。
君の名前で僕を呼んで
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どんな結末でも、恋は人を成長させる。
共犯
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学生は気楽じゃない。皆、毎日必死に生きてるんです。
心が叫びたがってるんだ。
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人に思いを伝えることの尊さ、言葉の持つパワーを実感させられるストーリー。
映画「聲の形」
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イジメられている人、イジメている人、静観してる人、イジメのあるところでは、誰一人幸せな人はいない。
COLORFUL(カラフル)
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「こうでなきゃいけない」なんてない。人の色は一色じゃない。原作は、前述のタイ映画『ホームステイ ボクと僕の100日間』と同じ、森絵都の「カラフル」です。
バッド・ジーニアス 危険な天才たち
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若さゆえに調子に乗り、若さゆえに無謀になる。でも、今ならまだ生き方を選べる。
町田くんの世界
2019年11月6日ブルーレイ&DVD発売、レンタル開始
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「人に優しくする」を徹底するのは難しい!
【Amazon.co.jp限定】町田くんの世界Blu-ray
出会うべき時に出会ったと思える映画ってありますよね。人生のある通過点でヒントや、希望を与えてくれるのが、映画の醍醐味。他にも、『17歳のカルテ』『16歳の合衆国』など若者にフォーカスしたエモーショナルな作品はたくさんあるので、若い皆さんがご自身の心に響く映画と出会えることを願ってます。
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© 河野裕/新潮社 © 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会
©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
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TEXT by Myson