REVIEW

キングダム 大将軍の帰還【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお

REVIEW

シリーズ4作目となる本作では、遂に天下の大将軍、王騎(大沢たかお)が先頭に立ち、趙国と戦います。冒頭から、前作のラストで登場した趙国の総大将、龐煖(吉川晃司)の圧倒的な力が見せつけられ、最初から最後まで息もつかせぬ展開が続きます。そして、王騎と龐煖の因縁が明かされ、それだけでも充分ハラハラドキドキするにもかかわらず、さらに不穏な動きが同時進行する読めない展開が満載です。

映画『キングダム 大将軍の帰還』吉川晃司

また、これまではひっそりと存在感を表していただけのキャラクターが本領発揮!とあるキャラクターの戦闘ぶりは見た目にもスゴ過ぎて、漫画的な描写を見事に実写化しています。そして、前作のラストでは気になる人物がもう1人登場していたのを覚えているでしょうか。その人物も戦の勝敗に大きく影響します。
本シリーズはまずスケールの大きさが魅力で、このスケールだからこそ、視覚的にも戦術がわかりやすく描かれています。接近戦のスピード感と緊張感はもちろん、引きのショットで見る大群同士の戦闘シーンも見応えがあります。

映画『キングダム 大将軍の帰還』小栗旬

ラストはウルウル必見の展開が続き、そこで描かれる大将軍とはなんぞやという哲学に胸が熱くなります。サブタイトルの意味も身に染みるラストになっていて、大きな余韻を残します。映画音楽も気持ちを盛り上げてくれて、超大作感があり、日本のアクション映画の大きな進化を実感します。とにかく観終わった後は充実感でいっぱい!実写映画としては最終章とされていますが、続きが観た過ぎます。MCUのように、ここから逆にドラマになったりしませんかね(笑)。いずれにしても、漫画への呼び水にもなりそうなメディアミックスの成功例にも思えます。映画業界としてもこの最終章が、さらなる景気づけとなってくれると期待しています。

デート向き映画判定

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/清野菜名

本作はシリーズ4作目にあたり、前3作の流れを組む部分が多いです。また群像劇で登場人物が多いだけにすんなりと物語についていくには、2人で一緒に復習しておくと良いでしょう。1作目から観ると、キャラクター達の成長を見守る感覚になり、続編だからこその楽しさが増します。2人ともこの世界観が気に入れば、鑑賞後の会話も盛り上がるでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『キングダム 大将軍の帰還』大沢たかお/吉川晃司

個性豊かな強者が多く登場するので、それぞれの戦いぶりにワクワクできるはず。また、戦闘シーンは迫力やスピード感があるので、やや長めの上映時間146分もあっという間です。王騎のリーダーシップ、信(山﨑賢人)が率いる飛信隊の友情と、胸が熱くなるシーンも満載。どんなに追い込まれても戦い抜く姿勢を崩さない王騎の凛々しい姿は本当に輝いていて、彼に鼓舞される秦の戦士達と同じく力が湧いてくる感覚を味わえます。

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお

『キングダム 大将軍の帰還』
2024年7月12日より全国公開
東宝
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会

TEXT by Myson


関連作:“キングダム”シリーズ

『キングダム』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『キングダム2 遥かなる大地へ』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『キングダム 運命の炎』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年7月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『教皇選挙』レイフ・ファインズ/スタンリー・トゥッチ 映画好きが選んだ2025洋画ベスト

正式部員の皆さんに投票していただいた2025年洋画ベストの結果を発表!2025年の洋画ベストに輝いたのは!?

映画『災 劇場版』中島セナ 中島セナ【ギャラリー/出演作一覧】

2006年2月17日生まれ。東京都出身。

映画『超時空英雄伝エイリアノイド PART1』リュ・ジュンヨル/キム・ウビン/キム・テリ 超時空英雄伝エイリアノイド PART1【レビュー】

『10人の泥棒たち』『暗殺』のチェ・ドンフンが監督を務め、『パラサイト 半地下の家族』のCJ ENMが手掛ける本作は…

映画『クライム 101』クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/バリー・コーガン/ハル・ベリー クライム 101【レビュー】

犯罪小説の巨匠、ドン・ウインズロウが書いた原作小説は、収録された短編集「クライム101」(「壊れた世界の者たちよ」から改題)が2020年10月に出版されると、映画化権を巡って…

映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』 スペルマゲドン 精なる大冒険【レビュー】

思春期の少年のカラダの中で、“スペルマゲドン”の瞬間を待つ精子達の姿を描くという奇想天外なストーリーながら、大作系アニメーションの…

映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽 レンタル・ファミリー【レビュー】

REVIEW『ザ・ホエール』で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーが主…

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ジョシュ・ハッチャーソン ジョシュ・ハッチャーソン【ギャラリー/出演作一覧】

1992年10月12日生まれ。アメリカ出身。

映画『ブゴニア』エマ・ストーン ブゴニア【レビュー】

それぞれに強烈な世界観を持つ作品を作り出してきたヨルゴス・ランティモスとアリ・アスターがタッグを組んだ本作は…

映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス たしかにあった幻【レビュー】

フランス、パリから神戸にやってきたコリー(ヴィッキー・クリープス)を主人公とした本作では、コリーの目線を通して日本人の死生観が…

映画『禍禍女』南沙良 禍禍女【レビュー】

南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、鈴木福といった若手実力派が名を連ね、ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた本作は、監督自身が経験した実際の恋愛を基に作られた…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『教皇選挙』レイフ・ファインズ/スタンリー・トゥッチ 映画好きが選んだ2025洋画ベスト

正式部員の皆さんに投票していただいた2025年洋画ベストの結果を発表!2025年の洋画ベストに輝いたのは!?

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  2. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  3. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集

REVIEW

  1. 映画『超時空英雄伝エイリアノイド PART1』リュ・ジュンヨル/キム・ウビン/キム・テリ
  2. 映画『クライム 101』クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/バリー・コーガン/ハル・ベリー
  3. 映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』
  4. 映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽
  5. 映画『ブゴニア』エマ・ストーン

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP